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発達障がい者が生産可能・デザイン多様・自然蒸発の16倍「飛び出すペーパー加湿器」

この商品は、ペーパー加湿器です。 特長は、発達障がい者が部品の段階から商品になるまで組み立てられることです。 目標は、このプロジェクトにおける販売実績を足掛かりに、息子と息子同様の障がい者仲間に、彼らが作った商品が、バザーではなく、店舗で販売されている様子を見せられるところまで漕ぎ着くことです。

現在の支援総額

104,000

13%

目標金額は750,000円

支援者数

26

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/10/14に募集を開始し、 2017/11/29に募集を終了しました

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発達障がい者が生産可能・デザイン多様・自然蒸発の16倍「飛び出すペーパー加湿器」

現在の支援総額

104,000

13%達成

終了

目標金額750,000

支援者数26

このプロジェクトは、2017/10/14に募集を開始し、 2017/11/29に募集を終了しました

この商品は、ペーパー加湿器です。 特長は、発達障がい者が部品の段階から商品になるまで組み立てられることです。 目標は、このプロジェクトにおける販売実績を足掛かりに、息子と息子同様の障がい者仲間に、彼らが作った商品が、バザーではなく、店舗で販売されている様子を見せられるところまで漕ぎ着くことです。

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さらに断られる」で判明した課題「組み立ての更なる簡易化」を行うにしても、もはや画期的な進捗は望めない。


あくまで息子の場合だが、当初は1つ組み立てるために2時間以上かかっていたところを、30分まで縮めた設計なのだ。
差し込みの形状や長さ、組み立てる時に指を入れる場所など、とにかく少しでも「難」を感じるポイントを洗い出しては微妙な修正を繰り返す、まるでスプーンで雪原をラッセルするような作業を続けていた。

 


同時に、相変わらず「店頭」へのアクセス手段はまるで持ち合わせていなかった。

そろそろ一人では手詰まり感もあり、「進め方」について友人に相談したところ、会話の最中に、マスコミに相談してみれば、何かうまい手を持っているかもしれないという言葉が出た

うん。

私はマスコミ業界のことは紙や布より知らないど素人だが、そのせいだろう、確かに何かうまい手をご存知そうな感じがする。

人を探す先と言えば相変わらずバーしか知らぬ私は、いつもとは別の店に行った。

前に、そこで飲んでいた人の中に、マスコミの人らしき人がおられたような気がする。

マスターに事情を話すと、自分のバンド仲間がそうだと言い、いきなり、その翌日にご紹介いただけることになった。バーのマスターとは誠に異能だ。

 


テレビ番組の企画・制作をなさっているその方は、確かにうまい手を持っていた。

このプロジェクトの問題の一つは、私が卸業者でも雑貨の営業でもなく、特に何かの実績を持つわけでもない、どこの馬の骨とも知れぬただのおっさんであることだ。つまり信用がない。


何の実績も肩書も経験も持たぬおっさんが、いきなり紙細工を手に店先に表れて、これを置いてほしいのですが…と言ったとして、そんな怪しい話をどれだけ聞いてもらえることか。それが理由で、私は、ただ店先に行くだけのことができないのだ。

 

 

その打開策がクラウド・ファンディングだと言う。

 


いや、しかし、私は店頭で売りたい。
モニター上で売れても、息子たちにはわからないと言うと、考え方が違うと言う。

クラウド・ファンディングを、知名度と実績を得るために使うのだと言う。

ここで言う実績とは、「売れたこと」と「量産できること」だ。

店舗にとって量産できることは重要なポイントで、ただの個人のおっさんがそこで信頼を得たいなら、実際にやってみせれば良い。とは言え、個人でやっているのだから量産は資金面が大問題だ。そこでクラウド・ファンディングだ。
(彼が言うに)この夢は風変りだ。だからちゃんと伝われば支援が見込める。
そして支援された=それらがちゃんと売れたのなら、それは店舗にとって仕入れるかどうかの判断材料になるだろう。

 

私は、このアイデアに飛びついた。

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