トランシルヴァニアから伝統刺繍を広めたい!

ルーマニア、トランシルヴァニア在住の伝統手芸研究家が、トランシルヴァニア各地に伝わる伝統手芸を広めることを目的としたプロジェクト。プロジェクトが成立後、この7月に現地のおばあさんたちから手仕事のレクチャーをしてもらえるワークショップを企画いたします。

現在の支援総額

358,500

358%

目標金額は100,000円

支援者数

84

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/05/28に募集を開始し、 84人の支援により 358,500円の資金を集め、 2021/07/18に募集を終了しました

トランシルヴァニアから伝統刺繍を広めたい!

現在の支援総額

358,500

358%達成

終了

目標金額100,000

支援者数84

このプロジェクトは、2021/05/28に募集を開始し、 84人の支援により 358,500円の資金を集め、 2021/07/18に募集を終了しました

ルーマニア、トランシルヴァニア在住の伝統手芸研究家が、トランシルヴァニア各地に伝わる伝統手芸を広めることを目的としたプロジェクト。プロジェクトが成立後、この7月に現地のおばあさんたちから手仕事のレクチャーをしてもらえるワークショップを企画いたします。

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イーラーショシュ の付いた活動報告

フォークロアの宝庫であるトランシルヴァニア地方。現地では手仕事の担い手が高齢化し、その存続が危ぶまれています。このコロナ危機の中、お年寄りのおばあさんたちは 人々との交流の機会も失われている現状ですが、現地のおばあさんたちを元気にしつつ、 私たちも手仕事のメッセージを受け取り、お互いを活気づけるプロジェクト。今回はカロタセグ地方、シク村、バルツァシャーグ地方、 ウドヴァルヘイ地方へと出かけます。現地に15年在住の伝統手芸研究家が皆さまと トランシルヴァニアのおばあさんたちとの 橋渡しをして、皆さまに手仕事の素晴らしさをお伝えます。こちらの企画も、今回で第4回を迎えることになります。プロジェクトが成立しましたら、4月に現地のおばあさんたちから 手仕事のレクチャーをしてもらえるワークショップを企画いたします。お忙しい方でもご参加いただけるよう、日にちもいくつかお選びいただけます。日本にいながらにして、まるでトランシルヴァニアの村々を旅するようなそんな体験をしていただけます。またワークショップの後にワークショップを編集した映像を、お送りさせていただきます。たくさんの方々のご応募をお待ちしております。講習費 2時間2500円 (ご希望の方には、簡易キットとして材料をお届けします。)第1日 カロタセグのイーラーショシュ4月15日(土)午後8時~10時 (現地時間午後2時~4時)トランシルヴァニア西部、カロタセグに伝わる伝統刺繍イーラーショシュ。その魅力は、赤や黒、青、白による単色のステッチと、太いコードのようなラインを生かしたヴァリエーション豊かな図案にあります。イーラーショシュの本場と呼べる上地方の村から、イーラーショシュの研究で知られるシンコー・カタリンさんをお迎えします。今回制作するのは、結婚式に使うロングクロスの伝統図案。昔ながらの手織布を使い、型を使って実際に図案を描くやり方と、一本の線にそって刺繍していく伝統的なイーラーショシュのステッチをお教えいたします。第2日 シク村のアウトライン刺繍4月16日(日)午後8時~10時 (現地時間午後2時~4時)トランシルヴァニア西部、山のふもとにひっそりとたたずむシク村。ハンガリーでは言わずとも知れたフォークロアの宝庫。アコーディオンプリーツの袖がふくらむシャツやブラウス、黒と赤を基調をするシックな衣装は人々の手によって大切に受け継がれています。この村に伝わる古い刺繍、アウトライン刺しゅう。普通は輪郭をえがくアウトラインステッチで、面をびっしりと密に埋めていく刺しゅうです。今回は村で一番の刺繍職人ジュジおばあさんをお招きして、職人芸と呼ぶにふさわしい刺繍の技を見せていただきます。制作するのは、モミの枝、またはロウソクと呼ばれる伝統図案です。アウトライン刺繍の醍醐味である、ステッチの流れにより、空白が浮き上がる部分に焦点を当てて、アウトラインで面の埋め方、線の描き方、網目のようなクロスのステッチをご紹介いたします。第3日 バルツァシャーグのクロスステッチ4月22日(土)午後8時~10時 (現地時間午後2時~4時)バルツァシャーグは、トランシルヴァニア地方の東の果て、中世から交易の拠点として栄えたブラショフの近くにあります。ここでは古くからルーマニア人、ハンガリー人、ドイツ系ザクセン人が共存し、互いに影響しあって、独特の文化が生まれました。衣装職人でいらっしゃるグドゥリ・アンナおばあさんは、20世紀はじめで途絶えた伝統衣装の制作を1から始め、民俗衣装を村に根付かせた方です。伝統の絵付け家具で彩られた美しい部屋が、ワークショップの舞台となります。今回制作するのは、カーネーションの伝統図案をあしらった巾着です。昔、冬の伝統行事で子供たちがお金を入れて持ち歩くのに使っていたものです。クロスステッチ用布にパステルオレンジ色で刺繍をしていきます。第4日 ウドヴァルヘイの刺繍4月23日(日)午後8時~10時 (現地時間午後2時~4時)カルパチア山脈の国境を守る兵士であったセーケイ人の末裔が暮らす、セーケイ地方。その中でも、ウドヴァルヘイ地方はハンガリー人が多く暮らす地域として知られています。1970年代に出版された「ウドヴァルヘイ地方の刺繍」の著者、ゲルゲイ・ギゼッラさんのお弟子でおられるトードル・ヴィルマさんをお迎えします。ウドヴァルヘイ地方の刺繍は、チェーンステッチだけと、アウトライン刺繍に様々な技法を合わせたものとがありますが、今回は後者のほうをお教えいたします。制作するのは、鳥の図案の円形パースです。輪郭の刺し方、空間の埋め方、ななめ格子と、格子の埋め方をお教えいたします。またヴィルマさんに、ウドヴァルヘイ地方の衣装なども見せていただきます。*参加者の方々にはZOOMミーティングをダウンロードしていただき、それを通じてワークショップを行います。(1回につき100名まで参加可能)ワークショップ数日前に一度テストをいたします。*資金の関係上、1つのWSにつき24名以上集まった時点で決行とさせていただきます。最低募集人数24名さまが集まった時点でこちらからご入金先のメールをお送りさせていただきます。それで、お申し込み完了となります。*材料込みか、ご自身で用意される場合は材料なしをお選びください。材料の発送は3月半ばごろを予定しております。*図案はあらかじめメールにてお送りいたしますので、講習日までに布に写してください。*ご事情により、当日にワークショップに参加することができなかった方には、ご返金の代わりに、当ショップでのみ使うことのできるクーポン券を配布させていただきますため、ワークショップ前日までにメールにてご連絡くださいませ。(こちらをお選びになった際には、映像はお送りできませんのでご了承くださいませ。)谷崎 聖子(たにざき せいこ)伝統刺繍研究家、民俗衣装コレクター。大阪外国語大学ハンガリー語科卒業後、ハンガリー政府奨学生として2002~2004年までハンガリーのブダペスト大学フォークロア学科在籍。2008年にルーマニア、トランシルヴァニアに移住。現地の伝統刺繍ならびに民俗衣装を収集し、伝統刺繍の担い手を訪ね、研究をしている。2012年から定期的に日本、台湾で展示会、刺繍のワークショップを主催している。トランシルヴァニアの村に暮らす女性たちの手仕事を支援すべく、展示会などで刺繍の作品を販売している。クチュリエのイーラーショシュ、ビーズ刺繍、アウトライン刺繍など、手芸キットの開発にも携わっている。現地で手芸ツアーの企画、案内人としても活動中。2021年より現地のおばあさんたちと一緒に本場の刺繍の楽しさを伝える、「トランシルヴァニアから伝統刺繍を広めたい!」と題したオンラインワークショップを企画している。HP 「森の彼方-Transylvaniaへの扉」著書 文化出版局 「トランシルヴァニアの伝統刺繍イーラーショシュ」   誠文堂新光社 「カロタセグのきらめく伝統刺繍 受け継がれる、ハンガリー民族のきらびやかな手仕事」


ご無沙汰しております。10月は20日からうめだでの催事イベント、クチュリエキットの刺繍の見本の締め切りなどをかかえておりました。お知らせが遅くなりまして、大変申し訳ございません。9月終わりにカロタセグ地方へ急ぎ足で出かけ、アンナおばあさんに注文した刺繍のクロスを受け取りました。小さめのプレートサイズの刺繍のミニクロス。お色は赤、白、青とございます。黒はおばあさんの目が見にくかったようでできず、ご希望のお色に沿えなかった部分もあるかもしれませんが、ちいさなモチーフが愛らしいクロスは、それぞれにデザインが異なり、おばあさんの工夫のほどがお分かりいただけると思います。赤は、心を明るく灯のようにともす色。冬の長いトランシルヴァニアでは、インテリアに好まれる色です。砂糖菓子のように繊細な白。イーラーショシュとしては、20世紀に入ってから、貴族の好みにあわせて取り入れられた色です。ブルーは、年配の人が好む色として使われます。かつてカロタセグでは濃紺が好まれていました。心を落ち着けてくれる色です。20cm型プレートにすっぽりと入る大きさです。どうかお気に入っていただけますように・・。カロタセグのおばあさんの代わりに、ご支援いただいた方に心から感謝申し上げます。万が一、ご注文されても届いていないという方がいらっしゃいましたら、ご連絡くださいませ。


このたび初めての試みとなりました、「トランシルヴァニアの伝統刺繍を伝えたい!」Onlineワークショップの企画でしたが、4日間を無事終えることができました。皆さまからは、たくさんのご感想、ご意見をいただき、アンケートにもたくさんの方にご回答をいただきありがとうございました。皆様からのあふれるほどの思いを伺い、半ば夢のような4日間が今また鮮明によみがえり、今また改めてこの企画をしてよかったと心から思うことができました。次へと進む大きな一歩を踏み出すことができ、時に失敗もありましたが、温かい目で見守ってくださり、ご支援という形で後押しをしてくださった皆様方には心からお礼を申し上げます。反省点も含めまして、次回へと活かしていきたいと思います。(特にイーラーショシュが難しかったようで、初心者、中級者と分ければよかったと思いました。)ご感想の一部をこちらでご紹介させていただきます。>画面越しで、あちらのお部屋の様子などが見れて、お花などのモチーフの刺繍やビーズが生活の中いたるところにあるその空間を感じられて、おばあちゃまのまなざしやお言葉や手元を見ることができて、聖子さんが柔らかく伝えてくださって、幸せな時間はあっという間でした。>素晴らしい伝統技術を今もその手で刺せる方がいらっしゃることはとても嬉しいこと。しかも今回は画面越しに生放送!贅沢で愛おしく、気持ちの温まる優しい時間を過ごしました。>私がハンガリーに興味を持ったきっかけが、大学時代に民族舞踊サークルでトランシルヴァニアの曲を習ったことでした。なので、トランシルヴァニアの刺繍や文化、村の雰囲気などが身近に感じられて、ずっとワクワクが止まりませんでした!笑> 4日間参加させて頂きましたが、どの回も夢中になって取り組むことが出来ました。写真では見たことがあっても、実際に現地の方々が作業をするところをリアルタイムで見る、また直接質問ができる機会はあまりないので、貴重な体験をさせて頂きました。中にはどんどん進んでしまうおばあちゃんもいらっしゃいましたが、それが逆に現地らしい、アットホームな雰囲気を醸し出していて気持ちが和みました。>私は刺繍は見るのは大好きなのですが、作品作りを趣味にしているわけではなく、トランシルバニアの文化に触れたくて参加しました。ハンガリー語の響きも大好きで、おばあちゃんと谷崎さんが話をされる響きにわくわくしました。Zoomをとおしてこんなふうにまたトランシルバニアに触れることができるなんて、コロナ前には思いもしませんでした。参加者みんなのコメントや質問、要望にこたえていくのは大変だと思いますが、双方向でやりとりできて、本当におばあちゃんちに行かせてもらったような思いがしました。>全体的に大満足でした! 技術のところは初めて習うのでやはりわかりづらい部分はありますが、そこはオンラインなので初めからそこまで期待はしていなく、どういう刺繍なのか、雰囲気、技術の触りがわかったので私は満足でした!(特に会話や雰囲気は100点以上だったと思います)次回は初期設定金額が高くなっても、糸と図案キットと基本の刺繍について説明書きをあらかじめ送ってもらるシステムの方が良いかなと思いました。 >刺し方自体をレクチャーしていただくよりも、ちょっとしたアイデアやコツ(糸の継ぎ方は新鮮でした!あと、レースのやり方も、谷崎さんの御本で確認しながら作業できたのでよかったです。)とか、作り手の方の今までの作品や、得意とされる図案、図案の組み合わせ方やその意味など、長年の経験があってこそのお話を聞きたいです。おばあちゃん達の熟練の手元を見るだけでも刺激になりました。>人の役に立ち、手芸への情熱や揺るぎのない自信に溢れたおばあさん達にどうぞお礼の気持ちをお伝えくださいませ。>エルジさんの、自分で体得するもの、という言葉が、長年続けてこられた方だからこその言葉で重みがありました。心から納得しました!衣装をどんどん見せていただけたこともうれしかったです。また別の機会に、プリーツの作り方なども含めて、ゆっくり拝見できるオンラインイベントがあったらいいなぁと思いました。>エルジお母さんのお話ししてる時の優しい表情は心穏やかな気持ちになり、エルジさんの刺繍をさすリズミカルな音は心地良さを感じました。谷崎さんと、エルジさん親子の3人がお喋りしながら刺繍をしてる姿がホントに楽しそうで印象的でした。日本にいながら、遠く離れてるシク村に繋がっているなんとも不思議な貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。 >今回、クラウドファンディングで寄付という形でワークショップへ参加させていただきましたが、逆にこちらが学び、得たものがありすぎてどうお礼を申し上げて良いか分かりません。加えて動画まで送っていただけるなんて2,000円が安すぎるように感じました。楽しかった4日間に思いを馳せながら、残りの刺繍を楽しみたいと思います。> 私自身が、“正解のあるもの”がなかなか苦手で、他の人より上手にこなすことが出来ないのですが、カロタセグの刺繍は”人伝えだから正解がない”というお話しに感動しましたし、だからこそ、私でも楽しくて毎日やっちゃうのだろうな、と腹に落ちました。益々、イーラーショシュが好きになりました。> 以前開催されましたトランシルバニアへのツアー旅行へ行きたかったのですが、都合が合わずに参加できませんでした。なので今回zoomにて体験できまして、とても嬉しく思いました。村のおばあちゃん達にまたすぐに会いたいですし、次のワークショップが待ち遠しいです。> とにかく、なにしろ、ワークショップは楽しかったです!この身動き取れない時期に、こんな形で擬似旅行ができたことも、嬉しかったです。おばあちゃんと谷崎さんの信頼関係の温かさや、手仕事を愛する谷崎さんの並々ならぬ情熱も伝わってきました。またその活動がおばあさんたちを輝かせていることに、感激しました。元気で、また次のワークショップでぜひみなさん講師をしてくださることを願っています。>刺繍については初心者なのでついていくのがやっとで手元の刺繍はほぼ出来ずにずっと見ておりました(笑)ある程度の経験者さまなら大丈夫だと思いますが、私やまだ経験の浅いかたには少々難しかったようにも思えます。約2時間という中でのワークショップなのでなかなか全てをこなせるまで、とはいきませんが刺繍のスキルだけでなく普段のおばあちゃんたちの暮らしや雰囲気を画面を通してですが体感出来たように思います。>貴重な体験をさせて頂きました^ ^ただ、正直初めてでは分かりにくいく、技法についてはやはり本を買ってやってみようと思います。ただ、知ることが無かったはずの、現地の雰囲気、元気なおばーちゃん 達のうるさいほどの会話が楽しく、どんな感じで刺繍をしてるのかなどを見れて、貴重な体験が出来たと思います^ ^>初めてzoomのワークショップに参加しました。ハンガリーと繋がっていると思うと心躍る気分です。おばあちゃん達の生の音声が聞くことができ、イーラーショシュのイントネーションも知ることが出来ました。今回の図案は色々な刺繍手技が混ざっていて良かったと思います。出来れば刺繍を刺す手元のズームアップが欲しいですあと、もう少しゆっくりとしたスピードでの手技を見せていただけたら嬉しいです。おばあちゃん達は慣れておられるのでサクサクっと刺されるのですね。>ただ、テクニックを伝授することが大事ではなく、ルーマニアの文化のセンス、伝統、生活に根ざした刺繍であることを、発信していただけてうれしいです。日本でも、刺しこ刺繍とか、アイヌの方の刺繍とか、生活に根ざした刺繍があります。それは、元来、祈りとか生活の必需品だったわけですから、綺麗な出来上がりの画一的な作品にはない重みがあるものです。これからも、このような企画をなさって、人間の原点に戻る時間、きっかけを頂くと忙しい現代社会に暮らす私どもには、嬉しいプレゼントです。>そして、両日共にお元気なおばあさん達、解説なさる聖子先生の声をかき消すようにそれぞれ大きな声で話されたり、日本のベテラン職人さんのようにばかやろう、見て覚えろ!的な感じもあり、すごく楽しかったです!そういう意味でも、手元を拝見することは何より参考になりました。>先日の4日間のワークショップは、本当に素晴らしい体験でした。おばあちゃんたちの手の動きや、糸を大切に使う方法も知ることが出来て、今真似しながら刺しています。実際のかわいいお部屋やお庭からの中継というのも最高の企画だと思いました。谷崎さんは移動移動で大変だったと思いますが、コロナ感染拡大が止まらない地域に住んでいてどこにも行けない身としては、一緒に旅行できている気分でうれしかったです。>トランシルヴァニアの雰囲気を出すのに工夫してくださったと思いますし、谷崎さんの文化や生活に対する思いが知れてトランシルヴァニアが身近に感じるようになりました。今回のワークショップでは、じっくりみて制作はゆうっくりしようと思っています。4日間、支えてくださり本当にありがとうございました!またお目にかかれますのを楽しみにしております。 谷崎 聖子




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