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トランシルヴァニアから伝統刺繍を広めたい!

ルーマニア、トランシルヴァニア在住の伝統手芸研究家が、トランシルヴァニア各地に伝わる伝統手芸を広めることを目的としたプロジェクト。プロジェクトが成立後、この7月に現地のおばあさんたちから手仕事のレクチャーをしてもらえるワークショップを企画いたします。

現在の支援総額

358,500

358%

目標金額は100,000円

支援者数

84

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/05/28に募集を開始し、 84人の支援により 358,500円の資金を集め、 2021/07/18に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

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現在の支援総額

358,500

358%達成

終了

目標金額100,000

支援者数84

このプロジェクトは、2021/05/28に募集を開始し、 84人の支援により 358,500円の資金を集め、 2021/07/18に募集を終了しました

ルーマニア、トランシルヴァニア在住の伝統手芸研究家が、トランシルヴァニア各地に伝わる伝統手芸を広めることを目的としたプロジェクト。プロジェクトが成立後、この7月に現地のおばあさんたちから手仕事のレクチャーをしてもらえるワークショップを企画いたします。

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ご無沙汰しております。2月に募集を開始してから、慌ただしく準備がはじまり、3月ももうすぐ終わり、募集締め切りまで1、2週間となりました。今回は、高齢のおばあさんたちに代わって、自分で見本づくりをはじめました。スモッキング刺繍は、2年前のワークショップで使用したコットンワッフル生地を使用し、バッグに仕立てることにしました。すっかりやり方を忘れていた私は、全部の列をぐし縫いしてプリーツをよせたので大変時間がかかりましたが、プリーツを寄せるだけで、形がそのまま決まってくるので、改めてスモッキング刺繍の実用性を感じることができました。いい具合に家にあった、ルーマニア産の織テープを当ててみると、雰囲気もぴたりと決まります。白黒の甘くなくシャープな色使いのテープに合わせて、刺繍糸も黒としました。今回は19列あるので、刺繍のボリュームも増しますが、模様が見えてくる10列ごろから格段に楽しくなること間違いなしです。イーラーショシュは、これまでに4回ワークショップでお伝えしてきましたが、今回は初心に戻り、下地方のおばあさんたちといっしょに行います。見本も初心者でもできて、何か新しいものをと考えているとき、我が家の刺繍の小物入れ(ウォールポケット)が目につきました。トランシルヴァニアでも古くから、ブラシ入れ、櫛入れなどが作られてきて、花模様や文字を刺繍することもあります。本当は文字を入れたかったのですが、今回はワンポイントのバラと花びんからチューリップ、すずらんが伸びるモチーフをペトリ村のアンナおばあさんに依頼して描いてもらいました。小さなタペストリーですが、春の香りがいっぱいに漂うデザイン、縁編みのレースが愛らしいものに仕上がりました。前回に引き続き、ウドヴァルヘイ地方の刺繍も企画しました。というのは、まだ現地でもあまり知られていない刺繍で、植物だけでなく、動物モチーフも豊かで図案が変化にあふれていること、前回はアウトラインステッチを使いましたが、今回はチェーンステッチを使った技法を試してみたかったからです。さらに、単色の多いトランシルヴァニアでは珍しい、赤と青の二色使いの図案を選びました。トランシルヴァニア北部、マロシュ県の北部では民俗衣装や編みクロスステッチの刺繍として見られる配色です。ヴィルマさんに見本制作をお願いしましたが、図案が思ったより複雑で時間がかかるとのことから、急きょ別の図案で見本を作り始めることになりました。青いチェーンステッチで輪郭を刺繍し、それからウドヴァルヘイ地方特有のステッチで赤く空間を埋めていきます。完成してみると、赤と青のメリハリが美しく鮮やかな刺繍のテーブルクロスとなりました。第一回目のヴァグダラーショシュ(ドロンワーク刺繍)は、講師のチッラさんに素敵な見本を作っていただいたのですが、思ったように人数が集まらず、不開講とさせていただくことに決定いたしました。参加者の方々にもいち早くメールでお知らせしましたが、ある方に、昔トランシルヴァニアを旅され、カロタセグの村でドロンワーク刺繡をする女性から作品を買い求め、さらに作りかけの作品や糸、針を譲ってもらい、お礼に手作りの品をプレゼントされたというエピソードを伺いました。日本でもハータンガー刺繡など習われても、別の技法があって、結局その品を完成させることができなかったそうです。これまで深く知らずにいたカロタセグのドロンワーク技法だっただけに、私自身も残念です。第5回「トランシルヴァニアから伝統刺繡を広めたい!」ワークショップ2週間前にいったん募集を打ち切りとします。資金の関係上、25名様のお申し込みで開催となります。現在のお申し込み数2日目19名さま、3日目23名さま、4日目10名さまとなっております。→どれも参加費は2500円です。→現地の村へ私とカメラマン2名が赴き、 現地の職人おばあさんといっしょに生放送でワークショップを開催します。→高画質で映像をお送りしますので、当日参加できなくてもかまいません。 何度でも繰り返し、ご覧いただけます。●第2日 カロタセグのイーラーショシュ4月14日(日)午後8時~10時 ●第3日 バルツァシャーグのスモッキング刺繍ラーンツォラーシュ4月20日(土)午後8時~10時 ●第4日 ウドヴァルヘイ地方の刺繍4月23日(日)午後8時~10時 お申し込みはこちらまで、もしくはメールでもお受付しております。tanizakiseiko@gmail.comどうぞよろしくお願いいたします。谷崎 聖子


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第4回「トランシルヴァニアから伝統刺繡を広めたい!」、2日目シク村のアウトライン刺繍の締め切りが今週の日曜日と近づいています。材料もすべて日本へ発送済みで、実家の父親がキットの準備に取りかかっています。私も図案を描いたり、刺繍の見本づくりなど、準備を続けております。他の日にちも、あと数名さまで決定となります。4月のオンラインワークショップが開催できますように、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。どの回も参加費2500円です。4月15日(土)午後8時~10時カロタセグのイーラーショシュ 31名(開催決定)4月16日(日)午後8時~10時シク村のアウトライン刺繍  20名(残り4名さまで決定)4月22日(土)午後8時~10時 21名(残り5名さまで決定)バルツァシャーグのクロスステッチ4月23日(日)午後8時~10時第4日 ウドヴァルヘイの刺繍 16名(残り8名さまで決定)お申し込みはこちらから。FOLK ART Transylvania(フォークアート・トランシルヴァニア)instagramも日々更新中です。


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フォークロアの宝庫であるトランシルヴァニア地方。現地では手仕事の担い手が高齢化し、その存続が危ぶまれています。このコロナ危機の中、お年寄りのおばあさんたちは 人々との交流の機会も失われている現状ですが、現地のおばあさんたちを元気にしつつ、 私たちも手仕事のメッセージを受け取り、お互いを活気づけるプロジェクト。今回はカロタセグ地方、シク村、バルツァシャーグ地方、 ウドヴァルヘイ地方へと出かけます。現地に15年在住の伝統手芸研究家が皆さまと トランシルヴァニアのおばあさんたちとの 橋渡しをして、皆さまに手仕事の素晴らしさをお伝えます。こちらの企画も、今回で第4回を迎えることになります。プロジェクトが成立しましたら、4月に現地のおばあさんたちから 手仕事のレクチャーをしてもらえるワークショップを企画いたします。お忙しい方でもご参加いただけるよう、日にちもいくつかお選びいただけます。日本にいながらにして、まるでトランシルヴァニアの村々を旅するようなそんな体験をしていただけます。またワークショップの後にワークショップを編集した映像を、お送りさせていただきます。たくさんの方々のご応募をお待ちしております。講習費 2時間2500円 (ご希望の方には、簡易キットとして材料をお届けします。)第1日 カロタセグのイーラーショシュ4月15日(土)午後8時~10時 (現地時間午後2時~4時)トランシルヴァニア西部、カロタセグに伝わる伝統刺繍イーラーショシュ。その魅力は、赤や黒、青、白による単色のステッチと、太いコードのようなラインを生かしたヴァリエーション豊かな図案にあります。イーラーショシュの本場と呼べる上地方の村から、イーラーショシュの研究で知られるシンコー・カタリンさんをお迎えします。今回制作するのは、結婚式に使うロングクロスの伝統図案。昔ながらの手織布を使い、型を使って実際に図案を描くやり方と、一本の線にそって刺繍していく伝統的なイーラーショシュのステッチをお教えいたします。第2日 シク村のアウトライン刺繍4月16日(日)午後8時~10時 (現地時間午後2時~4時)トランシルヴァニア西部、山のふもとにひっそりとたたずむシク村。ハンガリーでは言わずとも知れたフォークロアの宝庫。アコーディオンプリーツの袖がふくらむシャツやブラウス、黒と赤を基調をするシックな衣装は人々の手によって大切に受け継がれています。この村に伝わる古い刺繍、アウトライン刺しゅう。普通は輪郭をえがくアウトラインステッチで、面をびっしりと密に埋めていく刺しゅうです。今回は村で一番の刺繍職人ジュジおばあさんをお招きして、職人芸と呼ぶにふさわしい刺繍の技を見せていただきます。制作するのは、モミの枝、またはロウソクと呼ばれる伝統図案です。アウトライン刺繍の醍醐味である、ステッチの流れにより、空白が浮き上がる部分に焦点を当てて、アウトラインで面の埋め方、線の描き方、網目のようなクロスのステッチをご紹介いたします。第3日 バルツァシャーグのクロスステッチ4月22日(土)午後8時~10時 (現地時間午後2時~4時)バルツァシャーグは、トランシルヴァニア地方の東の果て、中世から交易の拠点として栄えたブラショフの近くにあります。ここでは古くからルーマニア人、ハンガリー人、ドイツ系ザクセン人が共存し、互いに影響しあって、独特の文化が生まれました。衣装職人でいらっしゃるグドゥリ・アンナおばあさんは、20世紀はじめで途絶えた伝統衣装の制作を1から始め、民俗衣装を村に根付かせた方です。伝統の絵付け家具で彩られた美しい部屋が、ワークショップの舞台となります。今回制作するのは、カーネーションの伝統図案をあしらった巾着です。昔、冬の伝統行事で子供たちがお金を入れて持ち歩くのに使っていたものです。クロスステッチ用布にパステルオレンジ色で刺繍をしていきます。第4日 ウドヴァルヘイの刺繍4月23日(日)午後8時~10時 (現地時間午後2時~4時)カルパチア山脈の国境を守る兵士であったセーケイ人の末裔が暮らす、セーケイ地方。その中でも、ウドヴァルヘイ地方はハンガリー人が多く暮らす地域として知られています。1970年代に出版された「ウドヴァルヘイ地方の刺繍」の著者、ゲルゲイ・ギゼッラさんのお弟子でおられるトードル・ヴィルマさんをお迎えします。ウドヴァルヘイ地方の刺繍は、チェーンステッチだけと、アウトライン刺繍に様々な技法を合わせたものとがありますが、今回は後者のほうをお教えいたします。制作するのは、鳥の図案の円形パースです。輪郭の刺し方、空間の埋め方、ななめ格子と、格子の埋め方をお教えいたします。またヴィルマさんに、ウドヴァルヘイ地方の衣装なども見せていただきます。*参加者の方々にはZOOMミーティングをダウンロードしていただき、それを通じてワークショップを行います。(1回につき100名まで参加可能)ワークショップ数日前に一度テストをいたします。*資金の関係上、1つのWSにつき24名以上集まった時点で決行とさせていただきます。最低募集人数24名さまが集まった時点でこちらからご入金先のメールをお送りさせていただきます。それで、お申し込み完了となります。*材料込みか、ご自身で用意される場合は材料なしをお選びください。材料の発送は3月半ばごろを予定しております。*図案はあらかじめメールにてお送りいたしますので、講習日までに布に写してください。*ご事情により、当日にワークショップに参加することができなかった方には、ご返金の代わりに、当ショップでのみ使うことのできるクーポン券を配布させていただきますため、ワークショップ前日までにメールにてご連絡くださいませ。(こちらをお選びになった際には、映像はお送りできませんのでご了承くださいませ。)谷崎 聖子(たにざき せいこ)伝統刺繍研究家、民俗衣装コレクター。大阪外国語大学ハンガリー語科卒業後、ハンガリー政府奨学生として2002~2004年までハンガリーのブダペスト大学フォークロア学科在籍。2008年にルーマニア、トランシルヴァニアに移住。現地の伝統刺繍ならびに民俗衣装を収集し、伝統刺繍の担い手を訪ね、研究をしている。2012年から定期的に日本、台湾で展示会、刺繍のワークショップを主催している。トランシルヴァニアの村に暮らす女性たちの手仕事を支援すべく、展示会などで刺繍の作品を販売している。クチュリエのイーラーショシュ、ビーズ刺繍、アウトライン刺繍など、手芸キットの開発にも携わっている。現地で手芸ツアーの企画、案内人としても活動中。2021年より現地のおばあさんたちと一緒に本場の刺繍の楽しさを伝える、「トランシルヴァニアから伝統刺繍を広めたい!」と題したオンラインワークショップを企画している。HP 「森の彼方-Transylvaniaへの扉」著書 文化出版局 「トランシルヴァニアの伝統刺繍イーラーショシュ」   誠文堂新光社 「カロタセグのきらめく伝統刺繍 受け継がれる、ハンガリー民族のきらびやかな手仕事」


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第二回「トランシルヴァニアから伝統手芸を広めたい!」(Onlineワークショップproject)募集締め切りまで残り一週間となりました!4月9、10はカロタセグ、セーク16、17はセーケイ地方、バルツァシャーグとトランシルヴァニア各地へ出張し、現地の先生方と一緒にワークショップをお届けします。もう一度、トランシルヴァニアへ手仕事の旅に出かけませんか?ご都合のつく方はどうぞよろしくお願い致します。私たちが今できること、手仕事をしながら平和に祈りを込めましょう。お申し込みはこちらから。第二回「トランシルヴァニアから伝統手芸を広めたい!」 Foto; Ferencz Ancsa