ご無沙汰しております。10月は20日からうめだでの催事イベント、クチュリエキットの刺繍の見本の締め切りなどをかかえておりました。お知らせが遅くなりまして、大変申し訳ございません。9月終わりにカロタセグ地方へ急ぎ足で出かけ、アンナおばあさんに注文した刺繍のクロスを受け取りました。小さめのプレートサイズの刺繍のミニクロス。お色は赤、白、青とございます。黒はおばあさんの目が見にくかったようでできず、ご希望のお色に沿えなかった部分もあるかもしれませんが、ちいさなモチーフが愛らしいクロスは、それぞれにデザインが異なり、おばあさんの工夫のほどがお分かりいただけると思います。赤は、心を明るく灯のようにともす色。冬の長いトランシルヴァニアでは、インテリアに好まれる色です。砂糖菓子のように繊細な白。イーラーショシュとしては、20世紀に入ってから、貴族の好みにあわせて取り入れられた色です。ブルーは、年配の人が好む色として使われます。かつてカロタセグでは濃紺が好まれていました。心を落ち着けてくれる色です。20cm型プレートにすっぽりと入る大きさです。どうかお気に入っていただけますように・・。カロタセグのおばあさんの代わりに、ご支援いただいた方に心から感謝申し上げます。万が一、ご注文されても届いていないという方がいらっしゃいましたら、ご連絡くださいませ。