先日紹介した山江村歴史民俗資料館に保管されている水害で被災した仏像・神像の中に、「小松さん」という可愛らしい仏像がありました。
実はこれ、大柿毘沙門堂に隣接する五輪塔群の正面にある平重盛の供養塔に祀られていた石像坐像なんです。
↑球磨工業高校伝統建築専攻科ブログより
供養塔にはかつて石の壁や屋根で囲まれた覆屋がありました。4年前には地元にの球磨工業高校の伝統建築専攻科の学生さんの手によって修復されましたが、今回の水害で流失してしまいました。
特徴的な壁と屋根の石は、水害後にバラバラになっていましたが、地元の皆さんが見つけてこられ、供養塔の傍にまとめて置かれています。
↑球磨工業高校伝統建築専攻科ブログより
実は、修復前のこの建物も五輪塔群とセットで「夏目友人帳」に登場しており、ファンの皆様には馴染み深い建物だと思います。
↑球磨工業高校伝統建築専攻科ブログより
毘沙門堂を修復後には、再び球磨工業高校の伝統建築専攻科にお願いして、こちらも再建したいと考えています。そのためには木材の材料費を負担する必要がありますので、ぜひ目標額を達成して周辺の一体的な整備まで実現させて、聖地としての価値がさらに高めたいと思っています。
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