引き続き応援メッセージをご披露させてください。福島のフリースクール寺子屋方丈舎の代表でもあります江川さんです。講座ではいつもパワフルに参加者の思いを後押ししたり、考えるきっかけをくれたり、とても力強いファシリをされていました。江川さんのとある言葉で目が覚めたような気持になったこともあります。とてもお気持ちのある素敵な代表です。いつか奄美にお呼びして講演していただきたいと思っています!
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奄美も福島もつながっています
フリースクール全国ネットワーク代表理事 江川和弥
林 花穂(はやし かすい)さんとは、フリースクール全国ネットワーク主催のスタッフ養成講座で、はじめてお会いしました。現在は、オンラインフリースクールの親の会でも、ファシリテーターを務めていただいています。
私は人口10万人の会津若松市で20年以上フリースクールを運営しています。
林さんは、子どもの不登校の経験から、たくさんの学びを手に入れていて、自分の失敗や苦しさも含めて正直にお話ししていただいたことを覚えています。学ぶということは、自分の内面が見えるようになる事です。フリースクールは、大人が子どもに気づかされ、子どもが大人を気づかせるような学びも行うことが可能です。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響は、多くの人に不安という波を与えています。不登校の子どもや家族は、この心の波をコロナ以前から毎日経験をしています。むしろ、おもてに出る機会が減ったことや、みなさんがマスクをしていることは、顔を隠すことに慣れた不登校の子どもにとっては、心の安定にさえつながっています。
誰もが安心できる場。これはフリースクールの目標とするところです。全国のフリースクールの仲間80団体が、奄美に新しいフリースクールができることを応援しています。これからも、子どもの可能性を探る学びを研究したいと考えています。子どもの学びに関心がある皆さんも奄美の不登校の子ども、保護者の皆さんを応援してください。みなさんのお気持ちが、豊かな自然環境、手仕事を通じた暮らしとともに成長できる学び舎を、また一つ増やしてゆきます。
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