引き続き応援メッセージを披露させてください。一昨年の講演会に奄美までお越しくださいました奥地圭子さんです。大変、大変お忙しい時間の合間を縫って届けてくださいました!お忙しいのにむしろこちらを気遣ってくださるように、やり取りの中でもいつも温かい言葉をかけてくださいます。 初めてお会いした時に奄美とのご縁があったことをお聞きして非常に驚いたとともに、ぜひともこのご縁を奄美で花開かせたいと思ったことを覚えています。その願いが叶い、またこのように応援していただけること、私もとてもうれしく思っています。
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登校拒否不登校を考える全国ネットワーク代表
東京シューレ学園理事長 奥地圭子
フリースクール「マイン」の設立、まもなく、とのこと、おめでとうござい ます。
そしてクラウドファンディングのゴール達成、おめでとうございます。たくさんの方が応援くださっていることがわかりうれしいです。
学校外に居場所が必要だと気が付き、職を辞し、36年前、東京シューレを設立。小さな雑居ビルの一室でしたが、居場所があることで、子どもたちは短期に 元気になりました。自分の存在を受け止められ、やりたいことが応援され、未来への希望を持っていいとわかり、不安が安心に代わり、自分の力が発揮できるようになります。
そして、それぞれの進路を模索し、自立への歩みをつくっていきます。不登校が増えている現在、もっとフリースクールが全国に増えていってほしいと思っていたところ、林さんより、奄美で一歩を踏み出す、というお知らせをいただきました。
私には特別の感慨があります。というのは、まだまだ日本中が不登校の理解がなく、当事者が苦しい思いをしていた30年前、奄美大島に来たことがあります。そして数年前、一歩の会を林さんたちが始められ、また、講演に来させていただいたとき、島では初の不登校という看板を掲げての集会に、たくさんの方が参加され支援しようという温かい会だったことを覚えています。
今、親の会だけでなく、フリースクールの一歩が始まる、この30年の変化を感動を持って見つめています。やはり先立つものは必要で、ネクストゴー ルへの協力をぜひ、よろしくお願いします。この灯が消えないように、奄美の素敵な自然の中で、のびのび育つ笑顔の子どもたちを想像しながら、東京から応援しています。