THANK YOU!「おいしい惑星」クラウドファンディングでは応援いただきありがとうございました!デザインの擬態という決してメジャーではないテーマに、皆さんの力をお借りして出版・展示をお助けいただいたことを大変嬉しく思っています。改めて感謝申し上げます。お助けいただいて最終的には¥125,800となり達成いたしました。皆様に応援いただいた分を、「おいしい惑星」の出版費用や、東京・大阪での出版記念展の費用として使用させていただきます。※東京では終了しましたが、大阪では10/14-24の期間、オソブランコさんで「おいしい惑星 2nd story」を開催予定です。大阪での展示は改めてこちらでもお知らせいたします。これより、リターン制作・発送の準備に取り掛かります。今週〜来週の到着予定で手配をしています。クリックポストでの発送となるため、ポストをご確認ください。(リソグラフポスターの方は定形外郵便でお送りします)*リターンでトートバッグを選択いただいた方へトートバッグ制作に少々時間がかかるため、もうしばらくお待ちいただくことになります。(アートブックだけ先に送るというのも可能ですので、ご希望の方はご連絡ください)
Gitaiシリーズの新刊「おいしい惑星」のクラウドファンディングがついに100%達成しました!小瀬古文庫の活動を支えてくださり、大変感謝申し上げます。期限の7月18日まで残り2週間弱となり、ラストスパートをこれから迎えます。引き続き、応援どうぞよろしくお願いします!https://camp-fire.jp/projects/view/435543また、7月11日まで、下北沢BOOKSHOP TRAVELLERにて出版記念展を行っています。もしご都合付きましたらお越しくださいませ。────────────────────────────────── 「GOOD MORNING PLANETS」期間:7月5日(月)〜11日(日)12:00-19:00(定休日:水曜・木曜)在廊日:金・土・日イベントページhttps://fb.me/e/1gPR4AuDG場所:BOOKSHOP TRAVELLERhttps://wakkyhr.wixsite.com/bookshoptraveller東京都世田谷区北沢2丁目30−11BALLOND’ESSAI ART GALLERY 3F 奥
Gitai の新刊「#02 おいしい惑星」の出版記念展、タイトルとヴィジュアルが決まりました!タイトルは「GOOD MORNING PLANETS」朝食を彩るたまごとハムから着想して、展示の名前を決めました。卵焼きを作るプロセスを漫画のコマ割りのようなヴィジュアルで、時間の流れを表現しています。展示会場では、新刊アートブックをはじめ、高精細ジークレープリントで再現された各アートワークが揃います。お近くに立ち寄られた際には、ぜひどうぞお越しください!Webでのお知らせページhttps://gitaipress.com/2021/exhibition202107/──────────────────────────────────「GOOD MORNING PLANETS」期間:7月5日(月)〜11日(日)(7/7-8は休み)12:00-19:00(在廊:土日)場所:BOOKSHOP TRAVELLERhttps://wakkyhr.wixsite.com/bookshoptraveller東京都 世田谷区 北沢2丁目30−11BALLOND’ESSAI ART GALLERY 3F 奥Facebook イベントページhttps://www.facebook.com/events/2971029526473337──────────────────────────────────
今回の「おいしい惑星」の題材「玉子」は、私が子供の時からずっと好きなモチーフでもあります。幼少期の好きが、どのように小瀬古文庫「gitai」に至ったのか?自分でも俯瞰して見たいなと思い、ざっくりな経歴を作りました。現在の擬態と関係ありそうなところも書き加えたりしています。もしよかったらご覧ください。カバー画像は擬態とは関係なく昨年作った、玉子寿司のリソグラフポスター。黄色は人を元気にする力がある!と思って作りました。幼少期(1985-)埼玉の吉川・越谷で過ごし、幼稚園で神奈川・厚木へ。電車大好き(推しは京浜東北線)。駅名で漢字を覚えたり、落書き帳には架空の道路地図を殴り書きしたり(そこはなぜか車)。この時の偏愛が、小瀬古文庫での地図シリーズに活きている、気がする。好きな寿司ネタは玉子。10皿中5皿は玉子。「おいしい惑星」で登場する地球と月の玉子寿司小学校(1992-)地図帳を読みあさっていたので、日本地図と路線図道路地図はこの時にインプットされている。友達と漫画描いたりしてた。スライムやぷよぷよみたいな三角や丸の形が好きだったと思う。人間キャラは形が複雑なのであまり興味持たなかった。自分の顔のトレースを地図化した作品、小瀬古諸島(2014)中学校(1998-)中学校が荒れていたので、あまり学校は楽しくなかった。パソコンを買い与えられて、ゲームしたりインターネットしたり、ビートルズの好きな曲をPCで取り込んでCDに焼いたりして遊んでた。高校(2001-)ライブドアが無料インターネットをやりだして、Webにのめり込む。ホームページ作ったりした。勉強がしんどくなって(笑)美大に行く!と美術への道を決める。ちなみにアコースティックギター、合唱、美術と、芸術系の部活を色々とやってました。コーディングやWordpressの設定も自分で行う、小瀬古文庫のWebサイト(https://gitaipress.com 浪人(2004-)しかしデッサンが下手だったので、現役合格できず。ひたすら描いて描いて描きまくる一年でした。大学(2005-)美術大学に入るもいきなりボールルームダンスにはまり、4年間をついやす。企画が好きだったので、デザインよりも商品企画寄りになっていく。あとは暇さえあれば日本各地を旅していた。小平・立川で一人暮らしを始め、自由を謳歌する。武蔵野美術大(CC 表示-継承 4.0:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:MusashinoArtUniversity.jpg)ブランク期間(2009-)商品企画職は一般大学の優秀な人たちと競合して、なんで美大いったんだろ、ってなった(やっぱり手を動かしたかった)。スタバでバイトしたけれど、向いてなさすぎて辛かった。大学院(2010-)海外からの留学生が優秀すぎて、必死こいて勉強したり、作品を作った2年間。ここあたりで擬態のコンセプトが生まれたりしている。台湾の大学とワークショップをしたことをきっかけに、海外・特にアジアを旅したりするようになった。広告とかよりは、出版の方が好きだったかな。大学院での修了制作「Sunset in Letters」。この作品を通して先生や友人に色々と助けてもらいながら、今につながるエッセンスを学んだEXAPIECOでデザイナーになる(2012-)デザインを仕事となって始まった時期。紆余曲折、飲んで人に相談したり、自分のやりたいことを考えた時期でもある。自分たちが発行する美しい村新聞の取材に同行したりデザインして、出版という運動は後の小瀬古文庫でも行われるようになりました。そして結婚して中国を往復したり、いろいろ旅したり。一瞬横浜に住んで、三鷹に引越し。小瀬古文庫(2016-)アートブックフェアの存在を知り、ビビっときたので、初作品「肉する擬態地図」を制作し、東京アートブックフェアに出展。国内外の面白い出展者やお客さんの熱気に触発され、以後アートブックを発行するようになる。そして、海外のアートブックフェアに出展するようになる。最初は別に擬態でアートブックを出し続けるつもりはなかったのだけど、結果的にそうなったので、「gitai」という名前でマガジン化した。その後活動の場所を湘南・藤沢に独立し、自身の中で出版を拡張しながら活動し続けています。TOKYO ART BOOK FAIR 2016意外と長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました!
こんにちは、小瀬古文庫です。小瀬古文庫の発表形態は出版ですが、出版社のように書籍販売で食べている訳ではありません。小瀬古文庫の出版物と、市場に流通している本の違いを比較してみると、ざっくりとd下のようになります。出版社・オフセット印刷(大量生産)・沢山印刷することで、原価が安くなる・取次、書店のネットワークがある・読むもの小瀬古文庫・オンデマンド印刷(少量生産)・原価が高い・ネットワークは直取引のみ・眺めるもの書籍販売での収入は限られるため、それで食べていくには未熟ではあるのですが、その代わり新たな可能性も秘めています。既存の出版では書籍制作・販売のスキームは決まっていますが、個人出版では本を作者次第で様々な扱うことができます。言い換えれば、自由に出版の定義を拡張することが可能です。例えば、昨年のハムの天文学展ではアートブックをベースに、キャンバスプリント、ポスター、リソグラフ 、立体作品、アクリル絵具による平面作品、地球儀といった様々な作品を作りました。昨年のハムの天文学展の展示風景(2020, ART Lab OMM/PLANT)すると、本棚が持ち主の思考を代弁するように、作品のもつコンセプトを代弁する存在になります。書籍をコンセプトに作品を作ることを「Publishing Based Creation (パブリッシング・ベースド・クリエイション)」と呼ぶことにしました。Publishing Based Creation では源流となるアートブック制作から中流下流となるメディアミックス展開とエコシステムの形成を試みています。小瀬古文庫は文字ではなくヴィジュアルで見せるため、国内だけでなく海外にも販路を持つことができます。このコンセプトに基づいて今回のおいしい惑星でも新たな拡張の方法とエコシステムの形成を試みます。PBCという方法はデザインをバックグラウンドに持つ人が、自身の表現でエコシステムを形成するためのツールになるかもしれません。クラウドファンディングによって、Publishing Based Creationの可能性を模索するためにも、応援いただければ幸いです。