2021/06/07 11:50

約1週間の沖縄修行が終わりました!

Yume wo katare okinawaのダン店主のもとへ今回は

①高温多湿地域(期間)での製麺

②週2日連休で定休日を設ける場合のスープ・食材の管理方法

を主に勉強しに行ってきました。


上記2つについては企業秘密が多いので詳細は割愛。

滞在期間中は同店2階のシェアハウス「アオイエ」に泊めてもらっていたのですが、

そこにはユメカタ沖縄メンバーはもちろん、ダン店主の友人知人(まとめてマイメンって言ってた)リュックにウクレレ1本さして旅してる人など

20歳前後の本当に多種多様な住人たちが住んでいました。

みんな普段は仕事に行ったり学校に行ったりしてるんですが、

ユメカタの夜営業が終わる頃になるとどこからともなくリビングに集まってきて酒盛りが始まります。

やっぱり泡盛は出てきました。

(あんまり好きじゃなかったからいつも通りにハイボール濃いめにつくって飲んでた)


1まわり以上歳が離れてたけどみんなの輪に入れてもらって飲みながらみんなと話をしました。

色んな住人がいて皆それぞれ明確な夢と希望を持った若者だったからなんかびっくりしちゃって。

自分が20代の頃こんなに人前で胸張って語れる夢なんてなかったかも?って。


・ユメカタ沖縄の次期代表として頑張りたい

・アパレルブランドを立ち上げたい

・シーシャを極めたい

・ジャグアタトゥーを広めたい

・幼児教育と離乳食の会社を経営してる

・私は環境大臣賞とったんだぞ

・6月中に3キロ痩せたい

・琉球大学の外周を100周する

・歴史を刻め松山の女スパイ


などなど、

本当に多種多様の夢を語りまくる空間でした。

そしてそれは1階のユメカタ店舗での営業中でも同じで、スタッフお客さん問わずみんなが夢を語り続けるのが普通になっていました。


デカ盛りのラーメンを完食後、カウンターに置いてあるベル(通称夢鈴)を鳴らすと夢を語りたいですというのが合図になっていて、

店内にいる人みんなでその人の夢を聞き、聞いた後は全員で「グッジョブ!」と夢を応援してあげるアクションをする。

そんな空間でした。


夢を語る若者っていいな。

(でも自分が夢を語るのはなんか恥ずかしいな)

と思っていたところでダン店主が

「シュウさんもどんどん夢語っていきましょうよ!」と背中を押してくれたこともあり、

その後も何日間か夢を語り続ける若者たちを見続けていたら恥ずかしさはどこかに消え、最終日には自ら進んで夢を語っていました。


人前で夢を語った後にはもう実行するしかなくなるし、俄然やる気もやれる気も湧いてくるいいサイクルが自然と出来上がっていました。

修行最終日には僕のオリジナルメニューである冷製白胡麻坦々麺の限定営業もさせてもらい、ありがたいことに開店前から長蛇の列、閉店まで1度も途切れることなくお客さんが来てくれたのはもちろん嬉しかったですし、

「ご飯おかわり!」

「コールはシュウさんのオススメにしておいてよ」

「ダンさんの限定じゃないから来るか迷ったけど来てよかったおいしい!」

「坦々麺もおいしいけどラーメンが好きですって店名のシュウさんのお店のラーメンも食べに行かないとな」

1人で300gを3杯食べてくれた人もいた。

「俺の夢は大阪に行ってシュウさんのお店でラーメンを食べることです!」

「俺も絶対に食べに行きます!」

「俺はオープン日に手伝いに行きます!」


ほんの数日しか沖縄にいなかったよくわかんないやつが作った1杯に対してこれだけ感想くれてこんなに応援されるなんて思ってもみなかったからめちゃくちゃ嬉しかったし絶対いい店作ってお迎えしよう!と更に強く思うようになりました。

今回の沖縄修行では技術的なことはもちろんですが、メンタル的な部分と空間作り雰囲気作りにおいてここに来なければ得ることができなかったものをたくさん得て帰ってくることができました。

これから物件の決定や内装打ち合わせなどで忙しくなる予定です。

でもラーメン作りは定期的にどこかでやれたらいいなあと思いながらオープンに向けて走っていきます。

沖縄で出会った人たちみんな本当にありがとう!