はじめに・ご挨拶
はじめまして、恵良農園を主催している恵良裕一郎です。
私は2012年の3月に佐賀市富士町にある山間部の集落に移住して、翌2013年4月に恵良農園を開園しました。
冷涼な気候ときれいな水や空気を活用して農薬や化学肥料に頼らずに、ピーマン・ナス・ミニトマト・キュウリ・ズッキーニなどの夏野菜を中心に年間で30種類以上の野菜を栽培しています。
「農業から農ある暮らしへ」というテーマを掲げてオンラインや地域での活動にも取り組んでいます。
このプロジェクトで実現したいこと
農業体験とキャンプを融合させて、身体を動かしながら山の空気を肌で感じてもらうために、上質のテントやキャンプ道具を用意して、農園を訪れてくれた方が快適にプチ移住体験を楽しめるような環境を整えたいと思っています。
クラウドファンディングを選択したのは、農園の活動をたくさんの人に知ってもらい、この機会に手間暇かけて丁寧に作った野菜を一度食べてみて欲しかったからです。
プロジェクトをやろうと思った理由
過疎化・高齢化が進む山間部の集落では、集落機能を維持するためにも意欲ある移住者が求められていますが、山の生活を旅行気分ではなく実際の生活として体験できる仕組みはなかなか見当たりません。
現時点で移住はハードルが高いと感じている方にも、山での「農ある暮らし」を体感してもらい、将来の選択肢が広がるような経験を提供するのが目的です。
また都会で暮らす人にとっては非日常である山の生活を、純粋に楽しんでもらいたいと思っています。
農園の近くにはダム湖もあり、景色を楽しみながらウォーキングやジョギングで気持ちの良い汗を流すこともできます。
これまでの活動
恵良農園では、すでにオンラインの活動を通じて、農業体験を受け入れてます。
ただ、日帰りでの農業体験は実施しているものの、公共の交通機関がない不便な土地なので、せっかく時間をかけて来園してもらうなら農業体験と併せてキャンプを楽しんでいただき、長期滞在も可能にしたいという想いがあります。
農業体験参加者の声(福岡市在住の島袋さん)
はじめまして!福岡市内に住んでいる大学4年生です。
恵良さんの農園で月に1回ほど農業体験をさせていただいております。
普段は土に触れるどころか、運動もしてません…
ですが、恵良さんは畑の作り方や肥料の種類、腰に負担が掛からない姿勢まで!!
多くのことを教えてくれるので、楽しみながら作業をしています。
作業をした後、そのまま車で福岡市内に戻るとなると少し大変です…
宿泊や、キャンプができる設備があるといいなと私も思っています。
キャンプが出来れば、農業体験とあわせてより楽しみが増えると思います!
是非、応援よろしくお願いいたします。
資金の使い道
キャンプに必要な道具をそろえるために使います。
まずはテントですが、居住性と耐寒性を重視した高品質のものを選びます。
ローチェア、コット(簡易ベッド)、寝具はファミリーでのご利用を想定して少なくとも3セットは揃える予定です。もちろん、農作業の疲れを癒すために快適にくつろげることを優先して選定します。
キャンプの大きな楽しみでもあるバーベキュー。楽しんで食事ができるように、火を囲めるテーブルや食器類を用意します。
※キャンプのセットは、維持管理費や運営費用を得るために、1日8000円~10000円程度で貸し出す予定です。
リターンについて
恵良農園の野菜セットや、農業体験、キャンプセットの貸し出しを用意しています。
野菜セットは、栽培期間中に農薬も化学肥料も使用してませんので、安心して食べていただくことができるし、味にも自信があります。
また、「農ある暮らし」の活動を一緒に考えてもらえる方には、オンラインミーティングへの参加を検討していただけると幸いです。
※キャンプの際のお風呂やトイレは、農園の施設をご使用いただけます。また、お風呂については車で10分ほどのところにある古湯温泉の日帰り浴(有料)を利用することも可能です。
実施スケジュール
7月後半からキャンプの受入れと野菜セットの発送を開始します。
オンラインミーティングは8月から第4金曜日を基本に最低でも月1回は開催します。
最後に
「農ある暮らし」を実践するために、これからも野菜を作るだけではなく、自然豊かな山での新しい生活様式を提案していきます。
応援、よろしくお願いします。
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
事業者について
〇事業者の所在地
佐賀市富士町関屋3362番地
恵良農園 代表 恵良裕一郎
https://goo.gl/maps/PJ1AkcaxsR5Vryjp7
最新の活動報告
もっと見るリターンの夏野菜セット、発送を開始します
2021/07/08 00:21こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
皆様のおかげで、プロジェクトが成立しました!
2021/07/04 17:53皆様の温かいご支援、そして応援のおかげで、プロジェクトを達成することができました。皆様にいただいたご支援を最大限に活かすことが、私にとってもチャンスだと思っています。「農ある暮らし」を実現し、「農」に楽しみながら接することができる「場」を作ることが、今後の課題になるのですが、その挑戦に取り組む機会を与えられたことには感謝の気持ちしかありません!本当にありがとうございました。これから、活動報告もあげさせていただきますが、ぜひ恵良農園に農業体験をしながらキャンプしにきてください。皆様のご意見を参考にしながら、何度でも足を運びたくなるような農園を作っていきます! もっと見る
先行農業体験 ジャガイモの収穫
2021/06/28 14:166月26日、気持ちいい青空が広がる山の畑で、ジャガイモの収穫体験をおこないました。今回、恵良農園を訪ねてくれたのは、Twitterで知り合ったフォロワーさんとそのご家族で、お付き合いを始めてから1年以上になります。ここではGさんと呼ぶことにしますね。Twitterを始めた当初、その目的はブログや野菜販売の宣伝になればと簡単に考えていたのですが、Twitterをきっかけにたくさんの方が恵良農園を訪れてくるようになり、SNSの力には驚かされることが多いです。ちょうど1年くらい前のエピソードですが、私が作業中の不注意で左足の親指を複雑骨折してしまい、農作業の繁忙期で困っていたところ、福岡に住んでいるGさん(↑写真左はじ)が一時間ほどかけて頻繁に足を運んでくれて、思うように動けない私を手伝ってくれました。ケガをしてしまったことは不幸だったかもしれませんが、このような経験ができて、私は心から幸せを感じることができました。「人間万事塞翁が馬」とは、まさにこのことだと思いましたよ。Gさんは私より10才ほど年下なのですが、人と人との繋がりにおいて学ばせていただくことが多く、その人格には尊敬の念を抱いています。今回の農業体験では、ピーマンと茄子の収穫が本格化しようというのに、まだまだ掘ってないものがたくさん残っているジャガイモの収穫を手伝ってもらいました。不慣れな作業で最初は 苦戦していたGさんでしたが、慣れてくるとエンジン付きの機械のように掘り進み、そこから転がり出てくるジャガイモを奥さんと子供たちが広い集めてくれました。子供たちは大きなジャガイモが出てくると宝ものを掘り当てたかのように喜んでくれて、日々の作業の中で忘れかけてしまっている「農」に触れることの楽しさを思いださせてくれました。作業のあとは、うちに移動してお茶を飲みながらしばしの談笑。飼っているニワトリと触れ合ったり、ピーマンを生でカジってもらったりしながら楽しい時間を過ごすことができました。欲を言えば、今回のプロジェクトが達成できたら用意する予定のキャンプセットがすでにあれば、宿泊してもらい、もっとゆっくりとした時間を過ごすことができたのですが…それは今後のお楽しみですね。こういう活動を通じて、山の生活の豊かさや「農」と接することの楽しさをたくさんの人に伝えていくことが、私のライフワークだと信じています。 もっと見る
コメント
もっと見る