皆様の温かいご支援、そして応援のおかげで、プロジェクトを達成することができました。皆様にいただいたご支援を最大限に活かすことが、私にとってもチャンスだと思っています。「農ある暮らし」を実現し、「農」に楽しみながら接することができる「場」を作ることが、今後の課題になるのですが、その挑戦に取り組む機会を与えられたことには感謝の気持ちしかありません!本当にありがとうございました。これから、活動報告もあげさせていただきますが、ぜひ恵良農園に農業体験をしながらキャンプしにきてください。皆様のご意見を参考にしながら、何度でも足を運びたくなるような農園を作っていきます!
6月26日、気持ちいい青空が広がる山の畑で、ジャガイモの収穫体験をおこないました。今回、恵良農園を訪ねてくれたのは、Twitterで知り合ったフォロワーさんとそのご家族で、お付き合いを始めてから1年以上になります。ここではGさんと呼ぶことにしますね。Twitterを始めた当初、その目的はブログや野菜販売の宣伝になればと簡単に考えていたのですが、Twitterをきっかけにたくさんの方が恵良農園を訪れてくるようになり、SNSの力には驚かされることが多いです。ちょうど1年くらい前のエピソードですが、私が作業中の不注意で左足の親指を複雑骨折してしまい、農作業の繁忙期で困っていたところ、福岡に住んでいるGさん(↑写真左はじ)が一時間ほどかけて頻繁に足を運んでくれて、思うように動けない私を手伝ってくれました。ケガをしてしまったことは不幸だったかもしれませんが、このような経験ができて、私は心から幸せを感じることができました。「人間万事塞翁が馬」とは、まさにこのことだと思いましたよ。Gさんは私より10才ほど年下なのですが、人と人との繋がりにおいて学ばせていただくことが多く、その人格には尊敬の念を抱いています。今回の農業体験では、ピーマンと茄子の収穫が本格化しようというのに、まだまだ掘ってないものがたくさん残っているジャガイモの収穫を手伝ってもらいました。不慣れな作業で最初は 苦戦していたGさんでしたが、慣れてくるとエンジン付きの機械のように掘り進み、そこから転がり出てくるジャガイモを奥さんと子供たちが広い集めてくれました。子供たちは大きなジャガイモが出てくると宝ものを掘り当てたかのように喜んでくれて、日々の作業の中で忘れかけてしまっている「農」に触れることの楽しさを思いださせてくれました。作業のあとは、うちに移動してお茶を飲みながらしばしの談笑。飼っているニワトリと触れ合ったり、ピーマンを生でカジってもらったりしながら楽しい時間を過ごすことができました。欲を言えば、今回のプロジェクトが達成できたら用意する予定のキャンプセットがすでにあれば、宿泊してもらい、もっとゆっくりとした時間を過ごすことができたのですが…それは今後のお楽しみですね。こういう活動を通じて、山の生活の豊かさや「農」と接することの楽しさをたくさんの人に伝えていくことが、私のライフワークだと信じています。