こんにちは!ご覧くださり、ありがとうございます!
多くの方のご支援をいただき、みなさまに支えられてプログラムができることに感謝です。
先日、こんなニュースがありました。
「ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、国連が掲げる世界の持続可能な開発目標「SDGs」が、あらゆる貧困の解消を掲げているにもかかわらず、日本の子どもの貧困率が先進国の中でも高い水準にあることについて、「日本のおよそ16%の子どもが深刻な貧困状態にある。SDGsの下で、とりわけ豊かな社会において子どもが飢えや格差に苦しむことがあってはならない」と懸念を示しました。」
(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171214/k10011258011000.html)
さて、私は公立小学校で教員をしています。今回のテーマである
「私たちの生きづらさ 社会的承認と貧困」
について、社会の縮図とも言われる学校では様々な課題が見えてきます。
書写の授業。Aさんは書道セットが購入できませんでした。
貸し出し用の書道セットはあるものの、「購入する」ことが前提で、忘れた子のためのものです。
連絡帳に書いても、何週間経っても、Aさんは持ってこられません(当然です)。
そうして周りの子どもは、「Aはよくものを忘れる子だ」と思い込んでいきます。
水泳の授業では、毎朝健康管理カードを書いてもらわなければなりません。
外国籍の母子家庭であるBさんは、お母さんの仕事の都合で、毎朝、お母さんに会わずに登校するそうです。
そのため、健康管理カードの記入ができず、プールに入ることがほとんどできませんでした。
この二人のようなことが、毎日のように、ひっそりと、起こっています。
このような出来事ひとつひとつが、彼らの自己肯定感を下げていってしまうことはないでしょうか。
私たちが気づけていない困難が、私たちが苦しませている状況が、私たちが気づけていない私自身の困難がきっとまだまだあることだろうと思っています。
日韓の若者がそれぞれの想いや経験を交流させ、学ぶことで、この自分たちを含む苦しい社会をほんの少しでも前向きにすることができればと思っています。
そのために、残り1週間、ぜひみなさんのさらなるご支援お願いします!