2008年の北口図書館開設に続き、習志野台に民間図書館第4号となる「きたなら1号公園前図書館」を開設します。民間図書館を始めてガンガン行こうぜでやってた中での最初のピークでしょうか・・・
北口図書館もすぐに一杯となり調子に乗って4号店
2008年9月に船橋北口図書館をオープンした翌月、船橋市習志野台2丁目に早くも次の物件を確保します。まぁはなから北口のスペースだけでは蔵書を総て開架する事は難しかったですし、半分を事務所にしたことでバックヤードもなく、当時の記憶も曖昧ですが勢いでポンポンって作ってしまったんでしょうね。
このきたなら1号公園前図書館は、図書館としての運営期間はそう長くはなかったものの、現在も使用しているバーコード式蔵書管理システムの開発や、その後袖ケ浦に設置する書庫の原型など、民間図書館を増やすための礎を築いたとこは間違いありません。
それでは、北口同様当時の写真をババっと公開!
いま見てもどうやってここまで作ったのかが思い出せないぐらいイケイケですね。若さと勢いがなければこの一年でここまで出来なかったでしょうし、ここができていなければその後もありませんから、当時の無理も今となっては良い思い出かと。
2009/2/11の図書館オープン後は、地元の方がボランティアに参加してくれてブログも書いていただいたようです。当時の記事がググったら出てきました。
2009年後半は図書館振興財団から助成を受けます
図書館は4館まで増えたものの、ブックカバーを主とする広告収入には限りがありますし、システムの開発や図書館の拡張についても中々思うようには進みません。
当時、中核となっていたメンバーも離脱し(2度目?)運営が停滞し始めた頃に、公益財団法人図書館振興財団の民間図書館設立助成事業への応募が採択されました。
さて、この辺りから最初の駅前図書館開設以来、勢いだけでやってきたほころびが出始めてみたり、その都度誰かが助けてくれたりと激動のアップダウンが続きます。今思えばよく潰れずにここまで続いたなぁと心底思いますが、一方でこの途を通ってきたから現在があり、これが無ければ全く違う形になっていただろうなと思うと、なんだかんだ良い道を選んできたと感じます。
2004年に設立し、2009年までの5年間で4か所だった図書館が、このあと10年で100か所以上になっていきます。また一呼吸おいたら続きを書きますのでしばしお待ちを。
岡直樹