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買うことも借りることもできる私設図書館「針鼠書房」を船橋にオープンします!

 絵本から小説、郷土資料まで、世代を選ばず誰もが気軽に本を手に取れる街を目指して、店内総ての本が買うことも、借りることもできる私設図書館兼書店「針鼠書房」を船橋につくります。  商店街の一角に作る、BOOKSTORE+Libraryは、買い物しなくても気軽に立ち寄れる地域の交流空間を目指します。

現在の支援総額

560,000

112%

目標金額は500,000円

支援者数

78

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/06/21に募集を開始し、 78人の支援により 560,000円の資金を集め、 2021/07/30に募集を終了しました

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買うことも借りることもできる私設図書館「針鼠書房」を船橋にオープンします!

現在の支援総額

560,000

112%達成

終了

目標金額500,000

支援者数78

このプロジェクトは、2021/06/21に募集を開始し、 78人の支援により 560,000円の資金を集め、 2021/07/30に募集を終了しました

 絵本から小説、郷土資料まで、世代を選ばず誰もが気軽に本を手に取れる街を目指して、店内総ての本が買うことも、借りることもできる私設図書館兼書店「針鼠書房」を船橋につくります。  商店街の一角に作る、BOOKSTORE+Libraryは、買い物しなくても気軽に立ち寄れる地域の交流空間を目指します。

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※今回は文字だらけです。

返礼品に地域力研究所の正会員1年分が入っているので、地域力研究所の紹介をだらだらとしています。


地域力研究所のサイト


 地域力研究所は2018年9月に私の個人事業としてスタートしました。情報ステーションの代表を退任し、心機一転あらたなフィールドで地域活性に取り組もうと思い、空き家再生事業を始めるための冠です。

 なぜ空き家再生かというと、民間図書館を商店街の空き店舗などで作ってきましたが、そもそもの母数として、商業用の建物よりも住宅用の方が桁違いに多いです。ただでさえ高齢化、少子化、そして人口減少が叫ばれ、地方消滅なんて本がベストセラーになる昨今、我々の生活にもっとも身近な人が減ることによる影響は空き家問題ではないかと感じました。

 平成30年の住宅土地統計では、6,242万戸の総住宅数に対し、13.6%の846万戸が空き家になっていると発表されました。直近3か月で誰も住んでいない家がこれだけあるのです。

詳しい数字はこちら

 ただし、空き家を闇雲に減らせば良いというわけではありません。賃貸用や売却用の住宅も空き家ですので、これらが無くなってしまっては、誰も引っ越しができなくなってしまいます。また、別荘などの2次的住宅も入りますので、これらは動いている限り良い空き家といえるかもしれません。

 問題は、総務省統計局がその他と定義する空き家です。主に転勤や入院などで長期間不在という想定をしていますが、相続等で受け継いでしまったものの売ることも使うことも現実的でない建物が増えています。

 前記の通り、人口が減っているのですから、必要とする住宅数も減るはずです。にもかかわらず、皆さんの周りに新築戸建てやマンションがいまだに増えていませんか?先の統計では5年間で179万戸増えたそうです。

 私はそもそものところで総量規制を含む都市計画が必要だと感じますが、作ってしまったものに文句を言ってもしょうがないですし、そこで暮らし始めた人にとっては大切なホームです。そしてそうした需要が大きいことも事実ですので、目の前の問題を解決することと、今後どこを目指すかは分けて考える必要があると思います。

 そこで目先の課題に取り組むべく始めたのが空き家再生事業です。


写真多めで最初に手掛けた物件と事業が分かるサイトです


 根本的な考え方は、人が減って住む場所は要らない。なので住むこと以外に活用し、地域の交流人口を増やそう!という感じです。

 まず最初のハードルは、僕に空き家を預けてくれる人を探すことでした。色々と呼び掛けてみたりはしたものの、そもそも不動産屋でもなければ実績もなく、かつ個人事業ですのでそうそう見つかりません。最終的には昔からの知り合いが、1年ほど前に相続しそのままになっている家を提供してくれました。

 物件が決まり最初の活動は掃除です。無くなってからほぼそのまま、今すぐ普通に生活できるだけ、いやそれ以上のたくさんの荷物が家じゅうを塞いでいます。聞くとお母さんが要介護の状態で暮らしていたらしく、最期自分では片付け等ができなかったようです。

 当時は1件目でしたので、そういうものか程度に見ていましたが、この数年間で見てきた多くの空き家は荷物だらけです。この荷物を片付けなければいけないというのも、空き家が賃貸や売却に回りづらい要因であると感じます。


上と同じリンクですが片付けの様子はこちらから


 最初は古くて暗い家だと感じましたが、片付けを進めるうちに、明るくて風の通る広い和室が出てきました。以降、襖をとって二間をつなげ、広いシェアスペースとして貸し出しをしています。ボードゲームや飲み会、動画撮影などで多くの方にご利用いただけるようになりました。


スペースマーケットなどで貸出し中です


 これから相続などにより、活用されなくなる負動産はたくさん発生すると思われます。最近はコロナの影響ですこし不動産業界も動きが活発化していますが、全般的には人口が減るのだから住む家も必要なくなるはずです。そうした時に、売却や賃貸に出そうとも値段がつかず、片付けるのも面倒だから、そのまま放っておいて税金だけ払い続けるなんて物件が山ほど出ます。

 これはほとんど問題の先送りで、住まなくなれば建物も老朽化しますし、修繕等にも費用はかかり、負担は先送りした分増すばかりです。

 そんな時に、我々が借上げ、清掃から改修まで行って、住居として以外の活用をすることにより、地域が空き家によってスポンジ化するのを抑え、地域の人に喜んでもらえるような施設に変えていきたいと思っています。

 地域力研究所はこうした空き家再生事業など「地域資源を再構築し新たな価値を創造する」ことを目的にスタートしました。当初の屋号は「地域力再構築研究所」でしたが、より活動を広げるために翌年には法人化を検討。漢字ばかりの長い名前は色々な面で不便なので「地域力研究所」に改め、昨年1月に登記が完了して現在の「一般社団法人地域力研究所」となっています。


 設立初年度から新型コロナの影響で多くの活動が制限されましたが、「大宮台ひだまりと本の家」「BOOKPARKちばぎんざ」「千葉市野呂町蔵書基地」と3件の空間を再生してきました。

 現在は、主に船橋・習志野・八千代で空き家を探しながら、空き家再生事業を発展させたいと思っております。

 空き家は放置しておけば負動産ですが、きちんと活かせば、空間資源として新たな価値を生み出します。ぜひご自身やご家族、身の回りの方で空き家をお持ちで持て余している方がいらしたら、お声がけいただけたらと思います。


 そんか活動をしている地域力研究所は、一般社団法人として会員の方からの会費を原資とし、空き家再生事業を行っています。もし興味がある方がいらしたら、今回の返礼品の中に地域力研究所の会員になれるプランがあるので、ご参加ください。

岡直樹

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