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買うことも借りることもできる私設図書館「針鼠書房」を船橋にオープンします!

 絵本から小説、郷土資料まで、世代を選ばず誰もが気軽に本を手に取れる街を目指して、店内総ての本が買うことも、借りることもできる私設図書館兼書店「針鼠書房」を船橋につくります。  商店街の一角に作る、BOOKSTORE+Libraryは、買い物しなくても気軽に立ち寄れる地域の交流空間を目指します。

現在の支援総額

560,000

112%

目標金額は500,000円

支援者数

78

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/06/21に募集を開始し、 78人の支援により 560,000円の資金を集め、 2021/07/30に募集を終了しました

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買うことも借りることもできる私設図書館「針鼠書房」を船橋にオープンします!

現在の支援総額

560,000

112%達成

終了

目標金額500,000

支援者数78

このプロジェクトは、2021/06/21に募集を開始し、 78人の支援により 560,000円の資金を集め、 2021/07/30に募集を終了しました

 絵本から小説、郷土資料まで、世代を選ばず誰もが気軽に本を手に取れる街を目指して、店内総ての本が買うことも、借りることもできる私設図書館兼書店「針鼠書房」を船橋につくります。  商店街の一角に作る、BOOKSTORE+Libraryは、買い物しなくても気軽に立ち寄れる地域の交流空間を目指します。

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 いよいよ残り2日です。現在までに50名以上の方からご支援頂きました。本当にありがとうございます。

 今日時点の本棚ですが、オープン時には9割以上変わっている予定です。僕のセレクトが並びますのでお楽しみに!


 ここ2回ほどは、抽象的理念的な話ばかりだったので、最後に具体的にやりたい事を5つほど。


1.人が集まる場所を作りたい!

 本を買うだけだったら、アマゾンは便利だし、船橋の駅前にはときわ書房があるし、津田沼に行けば丸善もあって、何も僕が今さら本を売る必要は無いんです。だったらなぜ本屋をやるのかというと、人が集まる場所を作りたいんです。

 いま本棚の中に夜のカフェエラスを飾ってますけど、こういうカフェだったり、船橋だったら飲み屋さんだったり、人が集まる場所はたくさんあるんですけど、お茶や食事をしなくてもちょっと過ごせる、時間つぶせるような、近くまで来たしちょっと寄ってみるかって感じの、ふらっと寄れるところが良いんですよね。

 ちなみに、僕は書店か電気屋が、買い物もしないのについつい寄っちゃうところなんですけど、そんなイメージでしょうか。まぁ高速電脳みたいなイメージですが、伝わるかなぁ?


2.気軽に本を手に取って欲しい!

 本を買って読む人って、きっと年間でそれなりに買ってると思うんです。図書館で借りて読む人も相当読むと思うんですよね。じゃあそれ以外の人はどうかって、本を読む習慣もなければ、きっかけもないと思うんですよね。

 最初に図書館を作ったとき、ほんと駅の目の前で、乗り換えの人を中心に毎日目の前をたくさんの人が通って行くんです。そこでたくさんの人が本を借りてってくれたんですけど、工事で一時地下にいた時、同じビルでも下まで来てくれる人って1~2割ぐらいだったんですよね。

 つまり、気軽に手に取れる環境や、出会うきっかっけをちゃんと作るだけで、もっと皆さん本を読む機会が増えると思うんです。

 個人的には大きな書店大好きですよ。津田沼丸善愛用してますし、日本橋に行っても丸の内に行っても舞浜に行っても丸善寄りますし。代官山も函館も良かったし、名古屋行ったら三省堂寄るし、やっぱり大きな書店はとても良い! でも大きな本屋さんはそうそうできないし、小さな書店も減っているし、本を買える場所はコンビニでも何でもあるけど、本を選べる場所はどんどん減ってる。

 日用品や食品で言えば、大きなスーパーはやっぱり楽しいけど、近所のコンビニは便利で、ついつい使っちゃう。図書館や本屋さんも一緒で、大きいところは大きい良さが、小さいところは小さい良さがあって、小さいからこそたくさん作ることができて、たくさん出来てくるとそこにはまた別の価値が生まれてくると思うんですよね。

 なので、大型書店があり、町の本屋さんがある中でも、僕は小さなBOOKSTOREを作りたい。


3.本のある生活を広げたい!

 今回のプロジェクトの概要文ですが、「絵本から小説、郷土資料まで、世代を選ばず誰もが気軽に本を手に取れる街を目指して、店内総ての本が買うことも、借りることもできる私設図書館兼書店「針鼠書房」を船橋につくります。  商店街の一角に作る、BOOKSTORE+Libraryは、買い物しなくても気軽に立ち寄れる地域の交流空間を目指します。」なんて書いてまして、ここに総て集約されているんですけれども、

 いままでのNPOの活動って+Libraryだったんですよね。駅ビルに図書館を作り、パン屋さんにも図書館をプラスして、今も保育園やマンション、老人ホームなど色々な施設にライブラリーをプラスしてきたんです。そして、図書館を世の中にひとつずつ足していく活動はこれからもNPOで続けます。

 今回の僕が個人で取り組むのは前半のBOOKSTOREの部分です。色々重複しますけど、図書館は図書館の良さがあって、書店には書店の良さがある。かぶる部分もあれば、重ならない部分もある中で、図書館はこれからもNPOで地道に続けますので、僕は小さなBOOKSTOREで皆さんに本を届けられたらいいなと思っています。


4.蔵書票を作りたい!

 最初の頃の活動報告で蔵書票について書きました。今よりもずっとずっと本が貴重だった時代に、この本は自分の大切なものだと表すために、デザインにもこだわりたくさんの蔵書票が生まれました。蔵書票そのものもアートですが、小さな紙片には本を大切に思う気持ちが込められていると感じます。

 僕自身、毎年何百冊も本を買い、じっくり読んだり、ちょっと読んだまま放置されたりまちまちですが、気軽に手に入るが故の大量生産大量消費になりがちで、読んだこと忘れて同じ本買ったりするわけです。

 これから針鼠書房が扱う本は、新刊書籍も古本もごちゃ混ぜで並びますが、ここで購入した証であり記念となる蔵書票を皆さんに活用してもらいたいと思います。デザインも増やし、蔵書票だけでも楽しんでもらえるような、もっと本を大切に思ってもらえるような仕組みを作っていけたらと思い描いています。


5.ゆっくり過ごせる和室にしたい!

 現地を見に来てくれた方には、ちょこちょこお話ししているのですが、店舗の全体的なイメージは東求堂です。室町から続く日本の象徴的、基準とも言える空間を目指します。

 今回の場所は、狭くて急な階段を上らないといけない上に、靴を脱いで上がるような使い方をしてきたので、今回もそれを踏襲します。靴脱いで上がらなければならない時点で、一般小売店舗としては相当にハードルが高いのですが、その分ゆっくり過ごしてもらえるような空間づくりを構想した時に、僕のイメージは同仁斎でした。

 かと言って、全面畳敷きにするつもりもなければ、違い棚なんて本を並べづらい棚を作るつもりもないんですけど、今回は和のイメージです。

 この1年ぐらいは、コロナの事もあり、外と中の境界が曖昧になる方向を向いていたんですよね。室内に芝を張ってテントを組んで屋内公園を作ったり、庭に畑を作り縁側を通して家の中と外を曖昧にしたり。換気とか、外に出ちゃダメとか、そういう時節的な面では良い試みだったと思うんですが、今回はちゃんと隔離して、独立した空間にしたいなと。


 さて、そんな感じで、8月末のオープンに向けて本格的に準備を進めます!


岡直樹

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