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買うことも借りることもできる私設図書館「針鼠書房」を船橋にオープンします!

 絵本から小説、郷土資料まで、世代を選ばず誰もが気軽に本を手に取れる街を目指して、店内総ての本が買うことも、借りることもできる私設図書館兼書店「針鼠書房」を船橋につくります。  商店街の一角に作る、BOOKSTORE+Libraryは、買い物しなくても気軽に立ち寄れる地域の交流空間を目指します。

現在の支援総額

560,000

112%

目標金額は500,000円

支援者数

78

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/06/21に募集を開始し、 78人の支援により 560,000円の資金を集め、 2021/07/30に募集を終了しました

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買うことも借りることもできる私設図書館「針鼠書房」を船橋にオープンします!

現在の支援総額

560,000

112%達成

終了

目標金額500,000

支援者数78

このプロジェクトは、2021/06/21に募集を開始し、 78人の支援により 560,000円の資金を集め、 2021/07/30に募集を終了しました

 絵本から小説、郷土資料まで、世代を選ばず誰もが気軽に本を手に取れる街を目指して、店内総ての本が買うことも、借りることもできる私設図書館兼書店「針鼠書房」を船橋につくります。  商店街の一角に作る、BOOKSTORE+Libraryは、買い物しなくても気軽に立ち寄れる地域の交流空間を目指します。

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残り4日となりました。

連日たくさんの方に支援頂き、本当にありがとうございます。


昨日に引き続き、針鼠書房の理念的な話を・・・


 今回のプロジェクト紹介本文の冒頭に、【今までにない新しい書店「針鼠書房」をはじめます】 と書いているのですが、これは本当に新しいのでしょうか?古い本を売っているお店は世の中にたくさんあります。新しい本を売っているお店もたくさんあります。両方売っているお店もそれなりにあります。

 では無料で本を貸している本屋さんはあるのでしょうか?もしかしたらあるかもしれませんが、少なくとも僕は知りません。その点では新しいかもしれませんが、書店も図書館も皆さんが昔から知っているサービスです。目新しさはありません。それが一応「新しい書店」と言えるのは、旧来の仕組みを組み合わせて新しい価値を生み出そうとしているからです。

 僕の今までの取り組みの多くは、すでにあるものの組み合わせで新しい価値を創り出しています。例えば民間図書館は、読み終わった本を集め、ちょっとしたスペースを活用し、ボランティアの皆さんに時間を提供してもらった組み合わせで、公立図書館と比較すれば破格の費用で小さな図書館をたくさん作っている訳です。

 僕は情報ステーションでも観光協会でも、この地域資源を活かすをテーマに活動しています。そして空き家再生の地域力研究所のテーマは「再構築」です。文字通り、活用されていない資源を組み立て直す事をメインテーマとしています。



日本を再構築したい!

 江戸幕府成立前後より増え始めた我が国の人口は、江戸後期には一定水準で安定するものの、明治維新から爆発的に増えはじめ、2度の大戦を経てその勢いは留まることなく膨張してきました。

 食糧事情の改善と公衆衛生の向上により、生活環境が良くなったことが根底にありますが、戦国時代の終焉により戦死者が出なくなった事、明治政府の富国強兵により政策的にひと世帯当たりの人数が増やされた事、そしてまた終戦により戦死者が出なくなった事など、大きな戦いの中で我が国の人口は増え続けてきました。

 この間、平野部のみならず中山間地域においても農地を広げ、これに伴い住宅・村・まちを広げてきましたが、各まちにおいては生活に必要な物を揃え、道路・鉄道などの交通インフラ、電気・上下水道・ガス等の生活インフラ、学校・公民館等の教育施設、そして住宅、商業施設、また神社仏閣などの建物が全国に整備されてきました。

 しかし、西暦2000年を過ぎいよいよ人口のピークを迎え、ここから急激な減少局面へと突き進みます。

 人口爆発に合わせて整備したまちや建物や設備は、ピーク時から半分になろうとしている人口の中で、使う者も支える者も刻々と居なくなっています。

 足りないものを整備する時代から、余るものを整理する時代へ、戦いの中で大きな強さを求める時代から、個々の資源を活かすことのできるしなやかな時代へと我々はこの国を再構築しなければならないと感じています。


一.新たに物を製造するのではなく、すでにあるものを活かし、新たな価値を創造する社会へ。

一.効率を重視した画一的なものではなく、そこにある資源を活かした、特色あるものを創造する社会へ。

一.短期的な利益ではなく、持続可能な発展をめざす社会へ。

一.利益を奪い合う対立関係ではなく、価値を高めあう競争関係を築くことができる社会へ。


そんな、新しい社会にむけた取り組みの一つとして、針鼠書房を作ります。


ポストコロナ時代の社会再構築


 去年と今年で、世界は大きく変わりました。社会の変化が前倒しになっただけと見る人もいますし、ほとぼりが冷めたら元に戻るという人もいます。これからの社会がどうなるのかは分かりませんが、きっとまた同様のパンデミックは遅かれ早かれ起こるでしょうし、元通りの社会にはなりません。未だ我々は渦中にいて、目の前にはまだまだたくさんの問題が残っています。

 目の前の課題に集中しなければならない時ではありますが、かと言って今までの社会問題が解決したわけではありません。依然として横たわったまま我々の行き先を塞いでいます。

 全世界では人口が増え続け、地球規模の課題は人口爆発です。他方、我々の暮らす日本は人口減少があらゆる課題の根底にあります。人口が増えている時代の大量生産大量消費から、人口が減る時代のすでにある資源を活かし新たな価値を創造する社会への変化が必要ではないでしょうか?


本が、人が、色々なものが集まる書店。

購入して所有することも、借りて共有することも選択できる書店。

地域の資源が集まり、交じり、組み立て直して、創造し、共有できる空間。


そんな場所にしていけたらと思っています。

岡直樹


※CFからクーポンが配られていますのでよかったらお使いください。


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