子どもたちがずっと着席してコンサートを聞くにはやっぱり時間的限界がありますよね。
だって、大人だってつまらないと外に出たくなるし、寝てしまいたくなりますもの。
今回、このコンサートでは、そんな事態にならないように聴覚だけではなく視覚的にも楽しめる企画を盛り込む事にしました!
作曲家の三浦真理さんってご存知ですか?
日本を代表する作曲家で、とても温かい曲を作曲する方なんです。
今回、三浦真理さんの作品の《パガニーニへのオマージュ》という作品を演奏します。
元々サックスのための曲ではなかったので、三浦真理さんにお願いをしてサックス四重奏+ピアノの編成に編曲していただきました。
そのとき!
なんと、三浦真理さんから
『子どもたちがたくさん来るなら、視覚的にも楽しめるように映像とナレーションを加えるのはどお?』
と、ご提案いただいたんです♪
とても嬉しいご提案でした。
早速、今、映像とナレーションが作成されています。
子どもたちの感受性はとっても豊かです。
例え、知らない曲だったとしても、ナレーションと映像があれば、その記憶は何年経っても頭の片隅に『子どもの頃の思い出』として残るでしょう。
〜そう言えば・・・昔パガニーニって聞いたことある気がする。あのコンサート、よく分からなかったけど映像がとにかく綺麗で引き込まれて行ったのを覚えてるんだよね。あれからパガニーニって聞くと、必ずしも子供の頃を思い出すんだよ。〜
なんて、ふと記憶が蘇ったりして、それと同時に、その時の会場の雰囲気や照明の明るさや香も思い出して、あの時帰り道に家族でご飯食べて帰ったんだよね、なんて記憶も蘇ったりします。
そんな遠い未来につながるように、今のコンサートを作り上げていきたいと思っています(^^)
長文お読みいただきありがとうございました。