(株)文化財マネージメントの阿部麻衣子です。
9月1日(土)から開催される「山形ビエンナーレ2018」で、《最上川(本合海)》関連展示をおこないます。
山形ビエンナーレの展示のひとつとして、「山のような100ものがたり」と題し東北芸術工科大学敷地内を会場に、山形にまつわる100点以上もの作品が展示されます。
その中の企画展「現代山形考」で、これまでの修復過程をパネルで紹介します。
作品の実物は現在、芸工大・文化財保存修復研究センターで修復中のため展示できませんが、取り外した額も展示します。
また、明治44年(1911)の山寺油絵展覧会にされ出展された高橋源吉作品の中から、《とら》《山寺全景》《立谷川 対面石》の3点も展示します。
当時の展示の様子を体感できる貴重な機会になります。
さらに、源吉の父であり日本洋画の礎を築いた高橋由一の作品も展示されます。
会期中の9月22日(土)には、《最上川(本合海)》をはじめとした高橋源吉作品を調査・研究している大場詩野子(油彩画修復家)さんのギャラリートークも開催されます。
この機会にぜひご覧くださいませ。
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山形ビエンナーレ2018
https://biennale.tuad.ac.jp/
山のような100ものがたり「現代山形考」
https://biennale.tuad.ac.jp/100story
会場:東北芸術工科大学本館7階ギャラリー THE TOP
日時:2018年9月1日(土)~24日(月・祝)
※期間中の金・土・日・祝日のみ開催
入場料:無料
主催:東北芸術工科大学