譲渡会の会場で全く警戒する様子も無くスヤスヤ眠っていた茶トラの仔猫。
ふくぎの会が管理する地域猫指定区に独りぼっちで現れた子です。
石垣島で仔猫の遺棄といえば基本的に一緒に産まれた兄弟全部まとめて(時には母猫も一緒に)棄てられているので、この子が1匹だけで現れたのは稀な事。
耳の大きさ・形から推定生後2ヶ月くらい。
マリオと名付けられた仔猫は8月1日の譲渡会に参加して、幸運にも里親希望がきました。
「リスザルみたい」とボラさんが言った、大きな丸い目が可愛い子です。
里親さんは以前島猫見守るニャンの会と親交のある方で、安心して送り出せます。
この子は幸運にも保護されて新しい家族に迎えてもらえましたが、成猫の群れの中にいきなり知らない仔猫が連れ込まれるのはとても危険な事。
今年、この子くらいの年頃の仔猫が、未去勢のオス猫に獲物として認識され噛み殺されてしまいました。
仔猫を噛み殺した猫は人懐っこく他の猫とも友好的な穏やかな性格です。
2年ほど前にも去勢済みの地域猫が生後1ヶ月半くらいの仔猫を獲物として認識して襲い掛かり大怪我をさせた事もありました。
仔猫にとって外は捕食者だらけの危険な場所です。
捕食者の多くはカラスですが、親以外の成猫が捕食者となる事もあります。
TNRを進めて不幸な死を迎える仔猫を減らしたいと思います。
プロジェクト残り12日、現在80人の方に御支援頂いております。
8月15日まで続きます。
拡散・支援どうぞよろしくお願いします。
このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2021/08/15 23:59:59までに集まった金額がファンディングされます。