このたびは、当組合の活動にご理解・ご賛同をいただき、ご寄付という形で格別のご厚志をいただきましたこと、組合員一同深く感謝を申し上げます。ご報告が遅れてしまいましたが9月30日でクラウドファンディングが終了し、最終支援額742,000円が集まりましたことをここに報告させて頂きます。支援者の皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!サイト上でもご報告したとおり、簗の設置以降2度の洪水により甚大な被害を受け、意気消沈しかけたところでしたが、皆様の励ましのお言葉や有志の方のご協力により何とか復旧をすることができ、イベント事業の方も子どもたちのふるさと学習も兼ねた簗漁体験イベントを開催することができました。また近隣の学校にも私たちの簗の取り組みに興味をもって頂けたことも今年の大きな収穫でした。簗漁での収獲の方は、天候と水位等に左右されるため思うような収獲とはなりませんでしたが、来年にむけての課題も見えてきましたし、新たなアイデアも出てきているところです。まだまだこれから観光ヤナの実現のためには長い道のりではありますが、大切な一歩を踏み出すことができたのではないかと思います。10月1日には島根のNHKで当組合の簗の取り組みが紹介されました。9月26日に行った地元の子供たちを対象とした簗体験の映像です。水に触れ、魚に触れ、それを食べる。生きることの基本を肌で感じてもらうと、子供たちの顔は笑みで溢れます。自分たちの子供時代がそうであったように体でしか理解できないことがあるように思うのです。”簗”という伝統を通してそんな体験ができる機会を、そして島根県唯一の簗を後世に残すための「江の川観光簗」の実現を目指して、組合員一同力を合わせて頑張ってまいりますので、今後とも応援いただきますようお願い申し上げ、このたびのご寄付に対するお礼とさせていただきます。温かいご支援をありがとうございました。令和3年10月吉日大和伝統漁業簗保存組合 組合長 中 原 美 明 ほか 組合員一同
昨日は隣町、邑南町の口羽小学校の3,4年生が簗の学習に来られました。私の拙い説明ではありましたが鮎の生態から簗の歴史まで、一生懸命に耳を傾けてくれました。そのあとは実際に簗に向かい、長くつをはいて水に足を浸したり鮎を疑似的につかまえるなどして遊んでもらいました。水に触れたり鮎に触れたりするたびに子供たちの顔がキラキラと輝くようで、なんとも嬉しい光景です。クラウドファンディングもいよいよ残すところあと2日となりました。ここまで46名!702,000 円 のご支援を頂いております。ご支援くださったみなさま、本当にありがとうございます。後2日とわずかな期間を残すのみですが、引き続き応援よろしくお願い致します。(大和伝統漁法簗保存組合 栗原)
大和伝統漁業簗保存組合では、コロナ禍の中ではありますが町内での感染者が現在いないこともあって、春からの計画どおり小中学生とそのご家族を対象にふるさと教育もかねて、昨日9月26日に簗漁体験イベントを行いました。受付で手指消毒、体温計測を行い、マスク着用で体験スタート。まずは学習から。と言うことで、栗原副組合長から、簗のことや鮎のことを学びました。それから、3~4人ずつ生け簀に入って、鮎のつかみ取り。次に2班に分かれて、簗漁の疑似体験を行いました。最後は、おまちかねの食事。鮎の塩焼きと鮎飯をおいしくいただきました。 この様子は本日の山陰中央新報に掲載される予定で、10月1日(金)には、16:10からのNHKのしまねっとNEWS610の中で放映される予定です。クラウドファンディングの期間は終わってしまいますが、ぜひ皆様に見て頂ければと願っています。簗漁継続のためのクラウドファンディング、いよいよ残り3日となりました。はじめての挑戦で手探りの多いことではありますが、目の前で喜んでくれる子供たち、大人たちの姿が私たちのモチベーションです。”簗”を中心とした関りが今後も広がっていきますよう、応援よろしくお願い致します。(大和伝統漁法簗保存組合:高橋)
台風、大雨の影響で剝がされてしまっていた竹の簾を新たに整備しなおしました!今年は観光ヤナには至りませんが、9月26日には地元の小中学生を対象にふるさと体験学習として簗漁体験イベントを行う予定で、27日にも隣町の口羽小学校の3.4年生が簗漁の見学に来られます。この美しい風景とともに次世代に残せるよう、私たちも引き続き努力していきたいと思っております。水がキラキラと輝いて作業中も心地よいひとときでありました。9月1日に開始したクラウドファンディング。募集終了まで、残り9日となりました。皆様のご協力、よろしくお願い致します。 (大和伝統漁業簗保存組合員:栗原)
山陰中央新報に続きましてNHK、読売新聞の取材を受けました。NHKは月頭にも取材に来られ、今回、そして今月26日に行われる地元の子供たちを対象とした簗体験の取材にも来られます。こちらの簗体験は春に行われた鮎の放流イベントの続きで、その時に放たれた鮎たちの大きくなった姿を簗で確認しようというものです。なので放送日はクラウドファンディングの期間中ではないのですが、たくさんの方に取り組みを知っていただければ”やな観光”が実現した時に興味をもって遊びに来てくれる方が増えるのではないかと胸を躍らせています。(栗原)【近況報告】8月に続き9月初旬の広島県側の大雨で江の川が増水し、簗(やな)が大きな被害を受けました。なので昨日は朝から組合員総出で、竹の伐採から、簗床に敷く「簀」づくり、簗のゴミ拾い、鋼管の修復、両サイドの竹柵の修復などの作業を一日かけて行いました。何事もなければ、この日は「みさとみちくさ日より」という美郷町観光協会のプログラムで簗漁体験を行う予定でした。参加を予定しておられた皆さまには、たいへん申し訳なく、残念に思っています。ぜひ来年またご参加いただければ嬉しく思います。この簗漁をこれからも伝承していくことができるよう、ふるさと教育や観光事業に力をいれていくこととしています。そのためにも皆さまの応援が必要です。9月1日に開始したクラウドファンディング。募集終了まで、残り18日となりました。皆様のご協力、よろしくお願い致します。 (大和伝統漁業簗保存組合員:高橋)