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尾道デニム初めての挑戦!プロジェクト用オリジナルデニムを自分たちの手で作りたい!

尾道の街を舞台に、働く人々がデニムを実際に穿き込むことで、一本一本にストーリーと個性を刻んだユーズドデニムを育てる世界初の取り組み「尾道デニムプロジェクト」。 プロジェクトの立ち上げから5年の節目に、これまでの経験を活かして「プロジェクト用オリジナルデニム」を自分たちの手で作りたい。

現在の支援総額

1,559,000

155%

目標金額は1,000,000円

支援者数

74

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/10/17に募集を開始し、 74人の支援により 1,559,000円の資金を集め、 2017/12/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,559,000

155%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数74

このプロジェクトは、2017/10/17に募集を開始し、 74人の支援により 1,559,000円の資金を集め、 2017/12/30に募集を終了しました

尾道の街を舞台に、働く人々がデニムを実際に穿き込むことで、一本一本にストーリーと個性を刻んだユーズドデニムを育てる世界初の取り組み「尾道デニムプロジェクト」。 プロジェクトの立ち上げから5年の節目に、これまでの経験を活かして「プロジェクト用オリジナルデニム」を自分たちの手で作りたい。

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今日はデニムで最も重要な要素である「デニム生地」の詳細をご報告いたします。

開発スタートから8ヶ月以上かかりましたが、「よし、コレだ!」と納得できる生地の完成がいよいよ見えてきました。まだサンプル段階ですので本番の生地はお見せできませんが、できるだけ詳しくご紹介させていただきます。

まずオンス(生地の重さ)ですが、14.5オンス程になります。縦糸、横糸共にしっかりした番手の糸を使用しており、もちろんCOTTON 100%になります。

縦糸は茶綿をリング状に撚り込み、色落ちした時にヴィンテージデニムの綺麗なブルーを表現できるようにロープ染色手法で最適な色合いに染め上げています。黒っぽさよりは、インディゴ本来のブルーを表現した色合いです。

穿き込んでいった時に美しいコントラストが現れるよう、しっかり芯白に染まることも大切にした要素です。下の写真は芯白に染まった縦糸のイメージです。

 

そして、最もこだわったのは実は横糸です。デニムを裏返した時に出てくる白っぽい糸がそれで、肌に直接触れるのも横糸になります。尾道デニムプロジェクトのオリジナルデニムの横糸は、リサイクル糸を紡いだオープンエンド糸を使用します。

デニム工場で綿花から糸を成形する時にどうしても出てしまう綿は、通常では使用用途もなく焼却処分されているそうです。その綿をリサイクルしてもう一度糸へ成形し横糸へ使うことにしました。ただし、リサイクル糸100%では強度が若干落ちるため、最適な混率で使用します。

こうして手間を掛けたリサイクルコットンを使うことで、独特な粗野感がありビンテージライクな風合いになるというメリットもあります。ただ単にエコなだけでなく、デニムそのものの風合いにも効果があるのです。

尾道デニムプロジェクトオリジナルのセルビッジデニムは、こうして作られるこだわりの縦糸と横糸をシャトル織機で丁寧に織り上げていって完成します。

もうひとつ、セルビッジもいわゆる赤耳的なものではなくオリジナルの耳を作っていきます。これについては、本番の生地が完成した時にご紹介させていただきたいと思います。

少しうんちく臭くなってしまい恐縮ですが、素材へのこだわりを感じていただければ幸いです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

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