海洋プラスチック問題だけじゃない。奈良公園の鹿も。
本日は2019年MUZOSAがまだ完成する前の開発段階の時、2019.07.12に知ったCNNニュースを紹介します。個人的にも衝撃でした。MUZOSAで「レジ袋ゼロ」に向けて、手ぶらエコスタイルを当たり前にすると決意した一つの記事。
メディアのプラスチック製レジ袋問題では、海洋プラスチック問題として取り上げられることが多いです。WWFサイト『海洋プラスチック問題について』でもまとまっています。トップ画像もそのサイトに掲載されているケニア・ワタミュビーチに打ち寄せられたプラスチックゴミの写真です。
当時、世界共通問題で多くの記事を読んでいましたが、自分ごととして何かしなくてはいけないと行動にまで繋がっていませんでした。私の生活圏や活動の領域で、海が身近になくあまり関わりがない暮らしだったせいだったかもしれません。
しかし、CNNニュースでは、奈良公園の鹿の胃袋が取り上げられていました。
『奈良公園の鹿9頭、ビニール袋食べて死ぬ 園内に大量のプラスチックごみ(CNN)』
死亡した鹿の胃(第一胃)からでてきたビニール袋の塊です。重さは3.2キロです。
修学旅行で可愛いと言いながらエサを与えたことがある奈良公園の鹿が、ビニール袋で死んでしまっていました。今までレジ袋が風でどこかに飛ばされてしまっても、特に気にしていなかった。その悪意のない無責任な行動が、鹿たちを苦しめていた事実を重く受け止めました。
MUZOSA & NYLON ULTRALIGHT BAGを開発している段階だったので、どうにかしてでも完成させたいとその時に強く決意しました。
「MUZOSA ACTION」として「レジ袋ゼロの実現」を掲げています。
日々の生活でエコバッグを当たり前に使うだけで、一人年間約350枚のレジ袋が不要となります。MUZOSAを使って生活するだけで、無造作エコが継続できます。悪意のない無責任な行動も無くなります。
CNNニュースを読んだ時の感情を忘れないように奈良公園の鹿がモチーフとなり、レジ袋ゼロ実現の「MUZOSA ACTION」アイコンになっています。
MUZOSAをいま約4,000人が使用してくれています。年間約1,400,000枚のレジ袋が不要となります。概算ではありますが、レジ袋を約140万枚削減できることは少なくない数字だと思います。
今お使いの財布・キーケース・カードケースなどを、MUZOSAに変え、今までと同じ生活をするだけで、レジ袋不要なスタイルが継続できます。少しづつですが脱プラスチックにも繋がり、未来につながるシンプルスタイルになっていると思います。
本日も多くの応援とご支援ありがとうございます!!
残り9日となりましたが、まだまだこれからです。
もっともっと多くの人に無造作エコスタイルを体感してもらいたいです。
引き続き、応援ご支援をどうぞ宜しくお願い致します!
MUZOSA企画開発
UNLOCK TOKYO合同会社 代表 續大輔