アイヌ文化を伝承する浦川太八さんの企画展開催日まで残り20日!展示品の整理と写真撮影の準備が進んでいます!
今日は、企画展に展示する浦川太八制作のマキリ(小刀)をご紹介。今回の企画展のために、個人の方が所有されているものを特別にお借りすることが出来た1本です。
これぞ、浦川太八の彫りだ!といわんばかりの存在感が伝わってきますね。
この1本は、太八さん曰く実際に山で使っていたものだそうです!太八さんの作るものは、実際に山に入って使えるかどうかが大切なポイントなんです。鹿や熊の解体や鮭を捌くとき、さらには木彫りをする時など、あらゆる場面で活躍する必須の道具であるため、素材は丈夫なイタヤカエデを使用しているんです。
美しいウロコ彫りにうっとりしますね!
根付には、太八さんがハントした熊の爪がついていますね。
もちろんこの素晴らしい1本は、会場に展示いたしますし、図録写真集にも掲載いたします!
この他にも、80歳を迎える太八さんの今を記録した作品を多数収録した図録は、本当に必見です!企画展へのご支援よろしくお願いいたします!