動物保護施設「ねこのす」です。
今日までご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。
m(_ _)m
クラウドファンディング終了まで(28日で終了です)残り時間が少なくなってまいりましたが、最後に私たちの想いを伝えさせていただければ幸いです。
日本のペット産業が、ドイツのように変われば殺処分が無くなります。
ドイツでは、ペットをペットショップで買うという習慣がありません。
ドイツでは、ペットを飼いたい人は「 動物保護施設からもらう(里親) 」という文化が根付いておりますので、日本のように余ったペットや売れ残り、飼いきれなくなったペットが殺処分されてしまうということがほとんどありません。
ドイツでは動物保護施設という存在が、ペットショップに変わり、ペット産業内で圧倒的シェアを持っています。
つまりペットショップが無いため「 ペットを売って稼ぐ 」という競争それ自体が起こらず、売れ残り問題や、密輸問題も無いのです。
私たち(ねこのす)が目指す未来は、まさにこのドイツ方式を日本に広める事なのです。
しかし日本では1兆6000億円とも言われるペット産業は、ドイツとは真逆に、ペットショップが中心になって産業が構造化されています。
ペットショップを中心に、獣医、ペットフード業界が密接に利益相関して巨大産業となっており、本来、動物の命を守るはずの獣医もペットショップと連携しているうちに、いつの間にかペット産業の大量殺処分に間接的に加担してしまっているという、いびつな産業構造になっているのです。
日本の殺処分は減っているようで、実は減っていません。
行政の発表する殺処分数は年々、減っているように見えますが、それは法改正によって行政の保健所(動物愛護センター等)が、ペットショップやブリーダーの売れ残りの持ち込み拒否ができるようになったため、数字の上では大きく減っただけなのです。
しかしペット産業は毎年、大きくなっています。
つまり、今日も見えないところで闇に葬られている動物は増え続けているということなのです。
私たちはこの現実を目の当たりにして、「何かを変えなければならない」と思うようになりました。
それが「ねこのす」創業につながりました。
私たちが目指す未来は、日本のペット産業をドイツのように変えていくことなのです。
ただし私たちは、ペットをすでに飼っていらっしゃる方を非難するつもりはありません。
実は私たちも最初はそうでしたが、ほとんどの方は「 知らなかっただけ 」なのです。
ペットを飼いたくてもペットショップ以外、思いつかなかっただけなのです。
したがいまして私たちは、動物保護施設「ねこのす」の活動を通して、日本の隠されたペット問題を広め、一人でも多くの方へドイツ方式を広めていきたいと思っています。
ドイツ方式が広まれば、ペットを飼う方法は「里親制度もあったんだと」という事に気がついていただけて選択肢も増えていきます。
少しずつでも多くの人が日本の殺処分問題に気づき、少しずつでも意識が変わっていただければ、日本から不幸な動物はいなくなります。
クラウドファンディング終了まで残り時間わずかとなりましたが、今日までご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。
それでは、最後まで何卒、よろしくお願いいたします。
m(_ _) m
動物保護施設 ねこのす 一同
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