〘 三グラムの命の未来 〙
保健所に拘留されていたミクがお腹に子供たちを宿していながら、期限を迎え移動当日にレスキューしたその日。
病院に連れて行き、妊娠確定としてスキャン映像で映し出されたわずか一センチの命があった。
顔は何ミリだったのか心臓は何ミリだったのだろう
その小さな小さな三グラムの命は三か月後出産を経て四キロに
育ち、ご飯をねだり 元気よく兄弟と喧嘩をし、ミニランを
走り回る元気一杯の仔犬に成長した。
そしてこの度、静岡のSさん宅にトライアル付き譲渡になり
半月のトライアル期間を経て無事、家族として迎え入れられた。
名前は良歩(ライム)
大きな先住犬に唸り勝ちするほどに、親分肌を出す威勢の良さで、相性も何も問題なく、山口の小さな命が 富士山がそびえ大自然豊かな伊豆の子として生涯を送ることに。
コメ粒ほどの顔でも心臓でも、笑い怒り悲しむ尊い命
生きて産んで欲しい、もっと大きくなって産まれようとした
執念の命がここにある。
母犬ミクも頑張った
仔犬たちも頑張った
そして掴んだ命と幸せに私は拍手を贈る。
ライム君
おめでとう!!
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この子たちの尊い命の為に明るい未来のシェルター作りの為に皆様のお力を、お貸しください。
2000の野犬たちを救え!プロジェクト