水もない、電気もない、もちろんガスもトイレもない
そんな場所に野犬保護施設を起ち上げることの困難は
想像を絶した。
経費、時間、体力、気持ち
この四つの一つが欠けても、容赦なく登った階段から引きずり落ちて行く。
そして設計依頼、建築申請依頼
この二つにまつわる縛りに落胆をし、天を仰ぎながらも
ようやく五合目あたりに、ワンニャンランドは到着しました。
行政が一番、神経をとがらせる 近隣住民さんとの折り合いは
八合目あたりに来て、2000の野犬たちを救え!プロジェクトは
一歩づつ着々と進展しています。
野犬の絶対数が多い山口県でいて、センターの拘留犬も
大半が野犬であり、その保護そのものの大変さまで留意と体験をしながら、その個体と土地に合った姿勢と環境が不可欠であるという学習も同時進行で進んでおります。
こうあるべきだ、あるいはこうすべきだと言う
観念さえも一匹、一匹の性格や過去のトラウマ度の違いを
網羅しながら、医療行為や譲渡適切の判断を査定する難しさも
あります。
全ては、不幸のままに終わって行く野犬の生き場を提供することが原点であることを忘れず、皆さんの熱く暖かい協力に
支えられながら
これからも頑張って行きたいと思います。
全ては、明日のために。
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この子たちの一日、一日の命の為に明るい未来のシェルター作りの為に皆様のお力を、お貸しください。
2000の野犬たちを救え!プロジェクト