最近は実績が乏しく、高卒もしくは大卒のタイミングでプロになれなくても夢を追い続ける人が増えてきました。(自分もその1人であることは紛れもない事実ですが)そういった選手たちが海外挑戦にあたってクラウドファンディングを立ち上げるのを沢山見てきました。半分共感しつつも、半分理解できないプロジェクトが多かったです。
自分の話に戻りますが、クラウドファンディングの成功だけを考えるならば、(他の人がやっているように)もっとわかりやすいストーリー、キャッチコピーを用意した方が良かったと思います。例えば、高校時代に試合に出ていなかったことや大学は関東リーグでなく都リーグに所属していたことなどです。これらを使って「無名の選手がプロになる」という構図を演出することは容易だし、わかりやすくはあります。
ただそれは自分のやりたいことではありませんでした。
あえて言えば、試合に出てない過去を前面に押し出して、こんな過去を抱えていても人は成功できる的なメッセージを伝えたいとは微塵も思わない。過去の自分が散々もがき苦しんだ末に今の自分があるにも関わらず、過去の自分を弱い、未熟、失敗と定義することはとてもできない。愛すべきだろ。と思います。
じゃあ、自分は何を伝えたいのか。何を伝えられるのか。もっと考えてまた発信します。