かまどでご飯を炊いて味わうことだけではなく、「昔の暮らしが体験できる」ことも、中村舎が果たしたい大切な役割です。
いなべ市に限らず、地域で昔からある技術や知恵は高齢化により、徐々に失われています。
失われつつある技術や知恵を紡いでいくための取り組みの一つが、okudo中村舎で開催している「季節の食仕事」や「藁草履体験」などのイベントです。
「季節の食仕事」は、地元のおばあちゃんに来ていただき、季節ごとにその地域で食べる郷土料理を教えてもらうイベントです。
「藁草履体験」では藁をない、藁草履を作っていく過程を体験できます。
いなべ市では藁草履を履いたことがある人はいても、編める人は少なく、師匠を見つけ出すのも簡単ではありません。
しかし、藁草履を編めるよう師匠に弟子入りし、練習を重ねた結果、藁草履も上手に編めるようになりました。
okudo中村舎ではこれ以外にも昔の暮らしを体験できるさまざまなイベントを開催しています。いなべ市内のサマースクールの一環として「かまど体験&おむすびつくり」「蔵探検」も実施しました。
有名シェフを読んでの食事会や、外国人の方をお迎えしての日本文化体験なども行い、2021年9月には三重テレビでも特集されました。
okudo中村舎クラウドファンディングのリターンとして、「かまど体験」や「藁草履体験」をはじめ、昔の暮らしを体験できるさまざまなイベントもご用意させていただいております。
気になる方はぜひ体験してみてください。
(文:城裕介)