『長男の夏休みの宿題は終わったが、母の宿題は終わっていなかった編』
こんにちは。応援団メンバーの野崎安澄です。
今日は私がなぜ応援団メンバーになったのか、その物語を少し書かせていただきます。
今年の長男の夏休みの宿題、人権作文。彼は自分で『東日本大震災の人権』について書くと決めました。
「え?じゃあママの友達で被災した人たちにインタビューしてみる?」と提案したところ、やってみたい、とのことで、彼はインタビューをし、『東日本大震災の人権』について無事に書き終えました。
彼の作文の締めは
「人間は一人では生きていけない。震災のような大変な事が起きたら、より助け合わないといけないと思いました」
でした。
そんな中、彼がインタビューした仙台の大切な友人、この福島ラーニングジャーニーのプロジェクトメンバーである彼女が、こんな投稿をしていました。
”福島ラーニングジャーニーへの参加者がなかなか集まらなくて・・・”と福島の友人に言ったら
「もうみんな忘れちゃったのかな?」
と言った、と。
もちろん覚えています。
あの日、まだ4歳だった長男をバス停まで迎えに行ったあと、
ママ友たちと家に集まって、
みんなで食い入るようにテレビを見ていたこと。
その映像にただただ圧倒されて、
みんなで痛みを共有したこと。
福島の原発が水蒸気爆発を起こしたとき、
もう終わった・・・と絶望しかけた日の事。
「人間は一人では生きていけない。震災のような大変な事が起きたら、より助け合わないといけないと思いました」
やばーーーーい!
母ちゃんの宿題、まだ、終わっていなかったんや・・・。
この『福島ラーニングジャーニー』には、
インタビューをさせてもらった大切な友人たちがたくさん関わっています。
被災地を訪ね、そこから学ぶ旅。
長男がインタビューを通じて学んだように、
人間は一人では生きていけない。
誰かが忘れられたリしない、置き去りにされたりしない、
みんなが繋がっているんだと実感できる世界を作るという宿題が、まだ終わていませんでした。
よっしゃ、宿題やっちゃろ!
そんな想いで、福島ラーニングジャーニーに参加する桑原康平(サウル)と川崎倫(りんちゃん)と、
『福島ラーニングジャーニー応援団!』クラウドファンディングを始めました。
福島に、プロジェクトメンバーに、みんなの支援を通じて、エネルギーを届けてください。
忘れてないよ!と伝えるために、私の(もしかしたら大人たち全員の)宿題を終わらせるために。
クラウドファンディングへの直接のご協力、
もしくは「いいね」「シェア」だけでもかまいません。
どうぞよろしくお願いします。