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「紙の」雑誌を新しくつくり、ゆっくり考える場を取り戻したい。(宇野常寛責任編集)

現在の支援総額

7,579,881

505%

目標金額は1,500,000円

支援者数

1,129

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/07/12に募集を開始し、 1,129人の支援により 7,579,881円の資金を集め、 2021/08/20に募集を終了しました

「紙の」雑誌を新しくつくり、ゆっくり考える場を取り戻したい。(宇野常寛責任編集)

現在の支援総額

7,579,881

505%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数1,129

このプロジェクトは、2021/07/12に募集を開始し、 1,129人の支援により 7,579,881円の資金を集め、 2021/08/20に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

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※現在、『モノノメ 創刊号』の第1次販売を行っています。

本誌のこぼれ話を47,000字にもわたり、たっぷり解説した編集長 宇野常寛による書き下ろし「『モノノメ 創刊号』が100倍おもしろくなる全ページ解説集」つきの特別版も本誌のみの通常版に加えて販売中です。
(詳しくはPLANETS公式オンラインストアをご覧ください)


※目標金額400%達成で「宇野常寛が『モノノメ #2』の構想のすべてを語るトークショー(仮)」を開催します!
詳しくは活動報告をご覧ください


1. いまあえて「紙の」雑誌を新創刊します

いまのインターネットは「速すぎる」。速すぎる情報の消費速度に抗って、少し立ち止まって、ゆっくりと情報を咀嚼して消化できるインターネットの使い方を考えてみたい。いま必要なのは、もっと「遅い」インターネットだ──。

こうしてはじまった「遅いインターネット」計画。この1年、私たちはあたらしいウェブマガジンの運営と、タイムラインの潮目に流されない豊かな「発信」のちからを養うワークショップを継続してきました。

そして、2021年。この運動の次のステップとしてあたらしい「紙の」雑誌を創刊します。うまくいけば、定期刊行にしたいと考えています。(4ヶ月〜半年に1回の頻度を考えています。)

タイトルは「モノノメ」にしました。
由来は春の季語の「物の芽」で、いろいろな植物の芽の総称です。そしてそこに「ものの目」という意味も込めました。僕たちはいま、人の目のネットワークの中に閉じ込められているところがあるので、別の目で世界を観てみたい。そんな思いを込めています。

コンセプトは「検索では届かない」。タイムラインの潮目を一切無視した、ほんとうの意味でのインディペンデント・マガジンを目指します。
SNSで既にシェアされている話題にどう反応するとたくさん座布団がもらえるかばかり考えている人は呼ばない。
誰かが設定した問いに大喜利的に応える今日の言論状況とは真逆に、自分たちが問いを立てること、そして「……ではない」ではなく「……である」という言葉で語ることをルールに紙の雑誌を再起動します。

セールス的に問題がなければ(もしくは十分に広告が取れれば)Amazonには置かない。大手書店チェーンにも(たぶん)置かない。インターネットの直接販売と、このコンセプトを理解してくれる施設でのみ販売します。初版は絞って5000部くらい。基本的には増刷しない。そしてこの5000部をほんとうに届けたい人5000人にしっかりと届ける。ただ売って終わりにしない。そのあと読者と一緒に考え続ける。そんな雑誌を新創刊します。



2.『モノノメ 創刊号』はこんな雑誌になります

[巻頭ルポ]2021年の東北道

あの震災から10年、そろそろもう次のステージへと考えたくなるタイミングだからこそ、もう一度しっかりとあの土地たちを歩いてみたい。そう考えた僕(宇野)は、復興にかかわる二人の知人を訪ねて仙台へ、石巻へ、そして気仙沼へと足を伸ばしました。そこで出会ったうつくしい風景と、グロテスクなものたちについて、文章にまとめました。


【特集】「都市」を再設定する(仮)

創刊号の特集は「都市」を選びました。僕たちが生きている間に都市について起こるたくさんの変化──メガシティへの人口集中化、気候変動により高まる災害リスク、そしてコロナ禍が後押しするデジタルトランスフォーメーション──など、人類がずっと使い続けてきた「都市」という環境が、いま大きな転換を迎えつつあります。
国内外で進行しているその不可避的な変化の中で、僕たちはどんなふうに空間の豊かさや多様性を活かした暮らし方を取り戻していけるのかを考えていきます。

[座談会]「都市」を再設定する──復興、防災、地方創生|饗庭伸×安宅和人×菊池昌枝×渡邉康太郎

[解説]「都市」を再設定するためのキーワード集|ぽむ企画

[論考]松田法子 湧出東京──生きのびる土地

[エッセイ]推しが山いっぱいに増えてくれたら死ぬ──生き物たちと共に里山を作る|東千茅

[特別企画]虫の眼、鳥の眼、猫の眼──人間外から都市を読む|柳瀬博一 (監修)

[対談]〈もの〉がうごめく都市をめぐって|酒井康史×田中浩也 

[妄想企画]「飲まない東京」プロジェクト2021

インタビュー:「飲むこと」はもっと拡張できる──ノンアルコール・ドリンクを探訪する|古谷知華

鼎談:大人のあそび場は「飲まない」ほうが楽しい|磯辺陽介×田中元子×藤井明香

飲まない東京カフェ計画(仮)



[特別座談会]オルタナティブ・オリンピック・プロジェクト再考──TOKYO2021はどうあるべきだったか|門脇耕三×宇野常寛×乙武洋匡×岡島礼奈

コロナ禍がなければ、2020年に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピック。
PLANETSでは、2015年に、進行する東京大会の「対案」を「オルタナティブ・オリンピック・プロジェクト」として発表しました。

開会式や競技中継の方法、パラリンピックとの融合の可能性、都市開発、文化施策など、今回の東京オリパラについて、「こんな企画ができたら面白いのでは?」というさまざまな提案を行ってきました。

当時、一緒に提案を考えてくれたチームメンバーの乙武洋匡さんと門脇耕三さん、そして宇宙を舞台としたエンターテインメントの可能性を追求する岡島礼奈さんを迎えて、当時の提案を再検討しながら、改めて今回の五輪で本当は何をなすべきだったのかを再考します。


【寄稿】

[論考]福嶋亮大 世界文学の制作 序:小説における並行処理

文芸評論家の福嶋亮大さんによる、小説と文学の現代的な可能性を改めて考え直していく本格評論。その序論として「心」と「言葉」が交錯する場としての小説の表現特性を原理的に検討します。


[論考]鞍田崇 「ムジナの庭」をめぐって──ケアと民藝の間で(仮)

生活や就労に障害のある人々が心身のバランスを取り戻していく過程を支援するケア施設「ムジナの庭」。その取り組みへのコミットから得られた身体と環境をめぐる洞察と、近年注目される「民藝」に通底する点について、哲学者・鞍田崇さんが綴ります。


[論考]井庭崇 創造社会における創造の美:クリストファー・アレグザンダーと柳宗悦を手がかりとして

建築や芸術作品の制作から日常生活まで、さまざまな創造や行為に通底する普遍的な規則を抽出するパターン・ランゲージ研究の第一人者・井庭崇さんが、日本独自の生活工芸運動「民藝」の思想との関係性に迫ります。


[エッセイ]最上和子 身体というフロンティア(仮)

舞踏家の最上和子さんが、自らの身体との対話から得た発見をあえて言語に置き換えていく身体論エッセイ。外側への表現ではなく、内側に潜るスリリングな「読む舞踏」です。


[創作]浅生鴨「穴」

作家・浅生鴨さんによる書き下ろし小説を掲載します。


[寄稿]猪子寿之『「祈り」展』のこと

チームラボ代表・猪子寿之さんによる寄稿。世界がコロナ禍で閉ざされる中、チームラボは、高野山三宝院で収録した「祈り」の声を「書」にしたアート作品を創りました。その創作に込めた思いを猪子さんが語ります。


[フォトエッセイ]高山都 (タイトル未定)

誰かと競うためでも、記録や健康のためでもなく、ただ純粋に生きることとして「走る」。モデル・タレントの高山都さんが、ランニング体験から見える風景を語ります。


【連載】

丸若裕俊×沖本ゆか もののものがたり 第一回 九谷焼の箸置き/朝日焼の湯吞

骨董の域に到達しそうな工芸品からジャンクな日用品まで、丸若裕俊さん(EN TEA代表)と沖本ゆかさんのコンビで、古今東西の「もの」の魅力を語り尽くす対談連載です。


おいしいものにはわけがある  #1 「たかまつ」の弁当

古今東西、「おいしいもの」にはさまざまなエピソードが絶えません。この連載では、PLANETS編集部が「おいしいもの」の裏側をこっそりご紹介します。


ひとりあそびの(おとなの)教科書 #1「ウニモグ」のラジコン

宇野常寛と編集部がハマった、とっておきの「あそび」を紹介するフォトエッセイ。初回はドイツの多目的作業用車両「ウニモグ」のラジコンを走らせてみました。


絵本の話はながくなる #1 川上弘美

毎回ひとり、「このひと」というひとを選んで、好きな絵本についてたっぷり話してもらう連載をはじめました。初回に登場するのは作家の川上弘美さん。選んだのはオランダの作家ハリエット・ヴァン・レークの『レナレナ』と、スウェーデンの作家ヨックム・ノードストリュームの「セーラーとペッカ」シリーズから第一作の『セーラーとペッカ、町へいく』です。



3. みなさまへのリターンについて

支援いただいた皆さんには、一般発売よりも早く本誌をお届けするほか、編集長 宇野常寛による書き下ろし解説ペーパー「『モノノメ』が100倍おもしろくなる全ページ解説集」と「遅いインターネット&モノノメ」ステッカーもお送りします。


さらに、支援いただいた額に応じてさまざまなリターンをご用意しています。

・ここだけでしか手に入らない新書一冊分の冊子「宇野常寛対談集」をお届けします(特別対談集つきコースから)

建築家・作家・アーティストの坂口恭平さん、アル株式会社代表取締役の古川健介さん、現代仏教僧の松本紹圭さんと宇野常寛による対談3本と、宇野による前号を素材にした編集ノウハウ解説テキスト『PLANETS vol.10が100倍おもしくなる全ページ解説集』が収録された本クラウドファンディング限定のスペシャルな冊子です。


・好きなPLANETS刊行書籍をもう一冊お届けします(好きな本をもう1冊コースのみ)

落合陽一『魔法の世紀』や猪子寿之×宇野常寛『人類を前に進めたい』、『PLANETS vol.10』など、これまでPLANETSが刊行した書籍を1冊お届けします。

〈対象書籍〉
テレビドラマクロニクル 1990→2020、人工知能が「生命」になるとき、男と遊び、人類を前に進めたい、現代アニメ「超」講義、ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景、PLANETS vol.10、デジタルネイチャー、カーデザインは未来を描く、ドラがたり、魔法の世紀、PLANETS vol.8、いもT(白・黒、※書籍ではなくTシャツですが、選択いただけます。色とサイズ(M,L)を備考欄にご記入ください。)
各書籍の詳しい情報はこちら


・本誌へのクレジット(10,000円コースから)

支援いただいた方のお名前を『モノノメ vol.1』へクレジットさせていただきます。

※クレジットをご希望の方は必ず備考欄に記載したい名前をご記入ください。
※不適切な文言を記載された場合、掲載を見送る場合がございます。
※写真はイメージです。


・特別講義「雑誌の学校(仮)」へ参加できます(30,000円コースから)

本クラウドファンディング支援者限定の特別講義「雑誌の学校(仮)」を受講いただけます。本講座は『モノノメ』を題材に、宇野常寛が信頼するプロフェッショナルとともにお届けする、あたらしいオンライン勉強会です。

〈カリキュラム(予定)〉
第1回 企画編集編
第2回 デザイン・造本編
第3回  コミュニティと持続化編

※開講時期についてはクラウドファンディング期間終了後、メールにてご案内します。
※ライブ配信に加えアーカイブ配信も予定しているため、リアルタイム参加できなくても受講いただけます。


・PLANETS CLUBへの4ヶ月参加チケット(コミュニティ新規参加コースのみ)

PLANETSが運営する読者コミュニティ「PLANETS CLUB」へ2021年9月から12月までの4ヶ月間参加できる権利です。PLANETS CLUBでは、はじめとするプロジェクトの公開会議や、個人の発信するノウハウを共有する講座「PLANETS School」を受講できます。詳しくはこちら。

※本リターンはこれまで1度もPLANETS CLUBに参加したことがない方が対象です。


・PLANETS主催のイベントフリーパス1年分(イベント年パスコースのみ)

毎週開催している「遅いインターネット会議」をはじめとする、PLANETS主催イベントに2021年9月から1年間、自由にオンラインとオフラインでご参加いただけます。

〈2020年にお招きしたゲスト(一部)〉
安宅和人 / 古川健介 / 乙武洋匡 / 石川善樹 / 明石ガクト / 宮田裕章 / 石岡良治 / 福嶋亮大 / 暦本純一 / 稲見昌彦 / 吉藤オリィ / 藤えりか / 矢島里佳

※2021年下半期以降もさまざまなイベントを実施予定です。今後のスケジュールはこちらからご確認ください。


・宇野常寛へオンラインで質問・相談できる権利(100,000円 or 300,000円コース)

PLANETS編集長の宇野常寛が本誌にまつわることはもちろん、仕事での悩みから恋愛相談までオンラインで幅広くお答えします。

※100,000円コースの場合は45分、300,000円コースの場合は90分となります。
※ミーティングは2021年度実施のもののみとなります。
※クラウドファンディング終了後にメールで日程を調整します。
※ご希望の日時に必ずしも添えない可能性があります。ご了承ください。


・宇野常寛による講演会開催権(500,000円コースのみ)

PLANETS編集長の宇野常寛があなたのお店や企業にてオンライン/オフラインで講演を行います。

テーマ例)
SNS社会と「速すぎる」インターネットにどう向き合うか
2020年以降の都市におけるワーク&ライフスタイル
2020年代のエンターテイメントの形を考える

※必ず下記の注意事項を確認の上、ご支援をお願いいたします。支援をした時点で、注意事項に同意いただいたとしてみなします。

・交通費や宿泊費等、実費は別途請求させていただきます。
・講演は国内で2021年度実施のものに限らせていただきます。
・高額なセミナー、特定の団体への講演はお断りします。
・新型コロナウイルスの感染状況によっては会場へ伺えない可能性もございます
・ご希望の日時に必ずしも添えない可能性があります。ご了承ください。
・拘束時間は打ち合わせ等含めて、3時間以内でお願いします
・クラウドファンディング終了後、こちらからメールにて詳細をご案内させていただきます。


※クラウドファンディングでご支援いただいた資金は、手数料を差し引いた分の全額を本誌の制作費にあてさせていただきます。

※本誌の刊行は9月上旬を予定しております。



4.最後に編集長 宇野常寛より

紙の雑誌を、それも定期刊行すること。それは僕の長年の野望の一つでした。紙の雑誌という数ヶ月に一度の大花火と、日々の暮らしと並走するウェブマガジン。このふたつを往復することで、タイムラインの潮目に流されない「発信」のベースをつくりたい。そう考えています。この創刊が成功して、次号以降安定して販売できるようになれば、編集部は拡充し、もっともっと作りたい本をつくることができるし、仕掛けたい運動(たとえば「飲まない東京」など)や開きたい講座も手掛けることができる。そんなことを考えています。もちろん、皮算用です。現実はそれほどうまくいかないかもしれない。しかしそれを皮算用から形にするために、僕たちは情熱を持って全力で向かっています。タイムラインの話題にどう反応すれば賢く見えるかだけを考えている「論壇」や「ジャーナリズム」にできないことを、僕たちはどれほど村八分にされても、自分たちのペースでしっかり実現していきます。応援、よろしくお願いします。


▼宇野常寛プロフィール

評論家。1978年生。批評誌〈PLANETS〉編集長。著書に『遅いインターネット』(幻冬舎)、『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『母性のディストピア』(集英社)。共著に石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)、『静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話』(河出書房新社)など。立教大学兼任講師。



5. PLANETSについて

評論家・宇野常寛が主宰する企画ユニットです。雑誌、書籍の出版を中心に、メールマガジン、インターネット生放送、トークイベントの開催など様々な活動を行っています。詳しくはこちら。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


本プロジェクトに関するお問い合わせはこちらからお願いします。

https://slowinternet.jp/contact/

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • こんばんは。PLANETS編集部です。雑誌『モノノメ』創刊にあたっては、皆さまから多くのご支援をいただき、重ねてありがとうございました。『モノノメ』では、今春の刊行を目指している次号についても、制作のためのクラウドファンディングを実施することに致しました。第2号となる『モノノメ #2』では、「身体」に関する特集を中心に、「観光しない京都」「ムジナの庭」「水曜日は働かない」「47都道府県再編計画」などの企画や、映画『ドライブ・マイ・カー』についての濱口監督・佐渡島さんとの座談会、創刊号から引き続きの連載など、盛りだくさんでお届けします。ご興味を持ってくださった方は、ぜひ引き続きのご支援をいただけますと編集部一同幸いです。どうぞよろしくお願い致します。▼目次・プロジェクト詳細はこちらhttps://camp-fire.jp/projects/view/547773編集長・宇野常寛より改めて問います。いまの報道は、批評は、おもしろいでしょうか? それは果たして、考える場として機能しているでしょうか?  僕にはそうは思えません。いま、情報ネットワークにあふれかえるほとんどの言葉は、ある問題があったときにその問題を解くための知恵を出すこともなければ、問題そのものの問い直すこともありません。ほとんどの言葉は既に「世間(僕が一番嫌いな言葉です)」で話題になっている問題に、どう答えるとある層を動員(課金)させることができるかという大喜利的なゲームのプレイになってしまっています。そして、そこには何も建設的なものは存在しません。だから僕たちは2020年に「遅いインターネット」という運動をはじめました。これはプラットフォームの提供する「速度」に抗って、SNSの相互評価ゲームの外側で時にはゆっくり事物を考えることを提案する運動です。そしてその延長に2021年の秋、僕たちは新しい雑誌「モノノメ」を創刊しました。コンセプトは「検索では届かない」。タイムラインの潮目を読むことに背を向けて、地に足のついた仕事をしている人だけに参加してもらう。失敗した人々に石を投げて読者を接待するような誌面や、既に支配的な話題を後追いして換金するような誌面にはしない。「遅いインターネット」計画から続く、アテンションエコノミーに抗いゆっくり思考する場をつくる。そのために、インターネットでの直接販売と、主旨を理解してくれる施設でのみ取り扱うことにして、初版5,000部をほんとうに届けたい人5,000人にしっかりと届ける。ただ売って終わりにせず、そのあとは読者と一緒に考え続ける……そんな雑誌を目指しました。創刊に向けたクラウドファンディングでは、1,129名もの皆様に支援をいただき、目標の500%を超える金額を集めることができました。この場を借りて改めて、お礼を言わせてください。そして、このプロジェクトで大事なのは「続けること」です。新しい方法を試行錯誤しながら、こうやっていけばインディペンデントな、長いものに巻かれない「発信」を一定のクオリティを保ちながら続けていける……そんな成功例を小さくてもいいから、長く続くかたちで遺したい。僕はそう考えています。いま制作中の第2号も、創刊号に引けを取らない、いや、それ以上の情熱を注ぎ込んでいます。必ず、納得の行くものに、期待に応えられるものに仕上げます。ご支援を、よろしくお願いします。『モノノメ #2』はこんな雑誌になります[紀行文]観光しない京都2022世界有数の観光都市である「京都」。でも、20代のころに7年間この街に暮らして、そしていまでも仕事でよく訪れる僕(宇野)はこう思います。「〈観光しない〉ほうが京都は楽しい」と。他の街からやってきて、そこに暮らした人間の目から見た京都という街の日常の魅力を、暮らすような旅の提案としてまとめました。【特集】「身体」の現在(仮)[座談会]身体論の現在──ケアと拡張身体のあいだで|牛場潤一×緒方壽人×笠原俊一×田中みゆき近代的な五体満足主義から多様な身体の擁護へ──現代の身体はケアの現場を通じて、あるいは工学的な身体拡張を通じて、その多様性を確保しようとしています。そして、この多様に変化し得る身体を基準に社会を眺めたときに突き当たる問題たちについて、それぞれの現場から知恵を持ち寄って考えてみました。[鼎談]思想としての義肢──OTOTAKE PROJECTの豊かな副産物について|遠藤謙×落合陽一×乙武洋匡「乙武洋匡を歩かせたい」──落合陽一、遠藤謙などが結集してはじまった「OTOTAKE PROJECT」は、単に一人の「五体不満足」な人間を歩かせるという実験を超えて、その過程でたくさんの知見を産み落としています。工学的なアプローチではじめてケアできる「固有の障害」の発見、介助する/されるという関係性が産み落とす「二人で一つの疑似身体」のような体験、そして「かわいい」という基準で身体を見ることの豊かさ……。これは「歩く」という体験の再発見を通した、三人のクリエイターの創発の回顧録です。[論考]藤井修平|マインドフルネスの身体技法はいかに受容されてきたか──仏教と心理学の関わりの歴史から考える(仮)[論考]藤嶋陽子|凡庸な服は、いかに捉え得るか? ––私的な身体技法をめぐる試論的考察[インタビュー]上妻世海|制作する身体をめぐって──確率から運へ(仮)[対談]「もうひとつの眼」と「もうひとつの身体」はどう出会ったか(仮)|飯田将茂×最上和子[座談会]消極的な人よ、身体を解放せよ──いや、そもそも身体なんていらない?(仮)|消極性研究会[特別企画]47都道府県再編計画──日本列島(再)改造試論|井上岳一×宇野常寛×田口友子「いま、暮らしているこの街は○○県にあるのだけれど、実は職場も買い物に行く街も隣の県にある」「同じ県だけれど山脈を挟んだ沿岸部は別の国だと思っている」とか、そういうことって意外とありませんか? そんな素朴な疑問から「モノノメ」は「47都道府県再編計画」を提案します。市町村よりも大きくて、国よりも小さい。都道府県という「中くらいの」ものをより生活の実情や歴史や文化に即したものにしてみよう……そんなシミュレーションを通じて、この国の「地方」をもっと豊かな空間にしていく提案を試みます。[ルポルタージュ]「ムジナの庭」では何が起きているのか東京・小金井にある就労支援施設「ムジナの庭」。ここでは植物に触れること、手仕事をすること、人と触れ合い感情を表現することをつなげた心身のケアのプログラムが実践されています。このユニークな試みが行われる場所に編集部が実際に足を運び、一緒に手を動かしながら、主宰の鞍田愛希子さんと、パートナーの哲学者・鞍田崇さんにじっくり話をうかがいました。【妄想企画】水曜日は働かない(仮)「水曜日は働かない」──突然ですが、僕(宇野)は世界にそう提案したいと考えています。週の真ん中、水曜日が休みになると1年365日がすべて休日に隣接する……!  この宇宙の真実に人類はもっと気づくべきだ。そう考えた僕はあらゆる手段を用いて、「水曜日は働かない」ことのメリットを訴えることにしました。そこに見えてきたのは、週休3日制導入の潮流とそのハードル、コロナ禍以降のリモートワークのメリットとデメリット、この国の「余暇」の文化の意外な弱点……。たくさんの課題を乗り越えて、「水曜日は働かない」世界の実現を模索します。[マニフェスト]「水曜日は働かない」という提案(仮)|宇野常寛[座談会]「水曜日は働かない」という提案をめぐって(仮)|芦埜佑亮×高坂友理恵×辻音里[コラム]「水曜日を働かない」ための働き方改革(仮)|坂本崇博[特別鼎談]「劇映画的な身体」をめぐって──『ドライブ・マイ・カー』から考える(仮)|宇野常寛×佐渡島庸平×濱口竜介「宇野さん、濱口と話してみない?」──佐渡島庸平の一通のメールから、この鼎談は生まれました。いま、世界に大きな衝撃を与えようとしている映画『ドライブ・マイ・カー』を素材に、現代の情報環境と劇映画の射程距離、言葉と身体、村上春樹とチェーホフ、ショットの内と外、演技の「文体」の問題……。1本の映画から汲み出せる思考を、とことん搾り取った議論です。[論考]苫野一徳|自由意志と愛(仮)[エッセイ]吉田尚記|現役アナウンサーがその目で見た #TOKYO2020【連載】福嶋亮大|世界文学の制作 第二章:指し示すこと、物語ること丸若裕俊×沖本ゆか もののものがたり #2|自在 猿山と唐津焼の器(仮)おいしいものにはわけがある #2|「ジャンボ」のお好み焼き絵本のはなしはながくなる #2|近藤那央ひとりあそびの(おとなの)教科書 #2|東映レトロソフビコレクション──石ノ森章太郎と戦後サブカルチャー的身体[フォトエッセイ]走るひとたち|上田唯人、高山都、宇野常寛※目次は現在制作中であり、変動の可能性があります。新しい記事が決まり次第、追加でご報告します。『モノノメ #2』クラファンの詳細はこちらから。 もっと見る
  • こんばんは、PLANETS編集部です。2021年も残すところわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか? 本日は『モノノメ 創刊号』にご支援いただいた皆さまへ、お礼とご報告です。まずは本クラウドファンディングにご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。この時代に新しい雑誌を、しかも特殊な流通経路を使って世に送り出すことには、編集部としても一つの挑戦でした。皆さまのおかげで無事刊行に至り、本誌と、本誌に乗せた熱い思いを多くの方に届けることができました。この場をお借りして、編集部一同御礼を申し上げます。まだまだ「芽」が出たての小さな雑誌ですが、読者の方の心にさまざまな種を撒き、いずれは多くの方にあたらしい「世界の見え方」を提供しつづける大木ようなメディアに成長していきたいと考えています。ぜひ今後もご支援のほど、よろしくお願いします!続いて、『モノノメ』に関するご報告です。今年の11月に、Facebookグループ『モノノメがたり』がオープンしました!有志の方を中心に、無料の読者コミュニティ『モノノメがたり』が発足しました! 『モノノメ』の感想を語りたい方や、本書をきっかけになにかアクションを起こしたい方は、こちらからぜひお気軽にご参加ください。『モノノメ #2』の制作進行中です!PLANETS編集部では現在、2022年春の刊行に向けて『モノノメ #2』を制作中です。大特集のテーマは「身体」。さまざまな角度から人間の「身体」に迫る記事を掲載予定です。その他、創刊号からの連載「もののものがたり」「おいしいものにはわけがある」「ひとりあそびの教科書」や、今号ならではのユニークな企画も掲載予定です。こちらもぜひご期待ください!2022年が、皆さまにとって良い1年となりますように。そして、今後も『モノノメ』を応援いただけますと幸いです。良いお年を! もっと見る
  • 【特別公開】ノンアルコールから考えるあたらしい都市生活のかたち|播磨直希×鯉渕正行

    2021/12/23 21:12
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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