●はじめに
こんにちは、プロジェクトリーダーの中村です。
現在、100人を超える皆さまにご支援をいただき100万円に近づいています。ありがとうございます!
残り10日ほどになり、目標金額にはまだまだではありますが、皆さまの応援、ご支援に応えられるように「八女のいいとこまもり隊」一同、力を合わせてがんばります!
●町家との出会い
町家の出会いは5月。もうこのプロジェクトが始まる直前。今でも伝統工芸と職人が残る八女福島の白壁の町並みの中でお店を開業したい!そんな想いで空き物件を探していました。別の空き家で話を進めていたものの、オーナーさんがご病気で入院され、話が進まず、その物件を諦め、別の空き家を探していました。そこで相談したのが、この地域事情に詳しい木下さんでした。
そして國武さんの町家を紹介してくださいました。すぐに都合をつけてくださり、町家で國武さんとお会いしました。
このプロジェクト内容を説明し、天然素材インテリアショップをつくることで、竹林をはじめとする里山保全や空き家問題を含めた町並み保全にも貢献していきたい!という想いをお伝えしました。
國武さんは、ボクの想いに共感してくださり、自分自身も地域の為になることをやっていきたい想いがあり、そういうことなら、協力したい!とおっしゃっていただきました。
この家が好きで、なんとか綺麗に残していきたい!と26年間空き家だったものの、定期的に換気やお掃除をされ、綺麗にされています。
國武さんの想いにも応えられるように、この町家を綺麗に活用していきます。
●町家の歴史
この町家は築153年。明治元年の建物です。八女福島の町家を眺めてみると、住んでいた町人の職種によって建物が違うのがわかります。この町家は「職人型」です。伝統工芸「八女すだれ」を製造する立場とすればピッタリな建物と言えます。
もともとは「箱屋」さんだったそうです。この町の伝統工芸品である提灯や仏壇を梱包する為の木箱をつくる職人をやっていたそうです。
いまではダンボールなどの梱包材が主流となっており、もう随分と昔に「箱屋」の仕事は辞めてしまったそうです。
押し入れを見せてもらうと当時の歴史がわかる物がありました。壁紙代わりに当時の貼り紙や駅の時刻表が貼ってあります。
箪笥なども歴史を物語る立派なものばかりで、見るだけで感動してしまいます。
こちらは店舗の方でも大事に使わせていただきます。店舗ができたら、ぜひ皆さんにも、建物と一緒にこちらも見ていただきたいです!
●最後に
現在、学生たちはクラウドファンディングのご支援のお願いに地域を廻っております。地域の方々にプロジェクトの説明に廻り、温かいお言葉やアドバイスなどをいただき、日々成長しています。本当にありがとうございます!残り10日ほどですが、最後までがんばりますので、引き続き応援よろしくお願いします!
八女のいいとこまもり隊一同