ご支援者の方々はじめ、訪れてくださった皆様、こんにちは。
12月に入り、日の入りも早くなったからか、一日が過ぎるのがより早く感じる今日この頃です。クリスマスが近づきワクワクする気持ちと、「早くこの問題を解決に向かわせなければ。やることはたくさんある」という気持ちが入り混じっています。
それでも、今朝は息子の園で、好きな事にそれぞれ自由に取り組んでいる子どもたちの満足げな顔を見て、このまま好きな事を追求して花を咲かせてほしいな、と目を細めた一日のスタートでした。
さて、昨日も、小1の壁(ここでは、保育園・幼稚園と小学校の違いによる子供の精神的な壁をさします)で不登校になり、現在小2の保護者さんと繋がりました。この状態がいつまで続くのか、当事者の子どももお母さんも、共に精神的に限界に達してしまっているとのことです。
親である自分の責任だと強く感じてしまい、「いい母親だったら子どもは登校できる、他のみんなができているから。自分は母親失格、この家からいなくなったほうがいい・・・」と。
不登校の背景は様々で一概には言えませんが、新たな調査では不登校になったきっかけの約8割は学校要因という結果が出ています。不登校は”隠れ(不登校傾向)”も含めて全国100万人以上いると言われており、学校や教育の在り方の問題が大きいのです。その一方で「みんな出来ていることが出来ない自分が悪い」と自己否定してしまうお母さんやお子さんがたくさんいて、精神的に病んでいくという実態があります。
この問題は、精神的な健康や命が関わっており、早急に取り組むべき課題ですが、問題視され始めてから何年くらい経っているのか、有効な解決手段は取られてきたと言えるでしょうか。
事態は、「悪化」しています。
ある環境活動家は、環境問題はずっと前から言われてきたのに、なぜ放置されてここまで危機的な状況になってしまったのか、という質問に対し、「前々からわかっていたはずの問題がほったらかされて大きくなる最大の原因は、「他の誰かがなんとかする」という、なんの根拠もない思い込み、と答えると言います。解決しないのは、他の誰かのせいにしていて自分自身はなにもせずに、ほぼ全員が口だけの状態だから。
このままだと、次の世代の人の「あなたはなぜ、まだ間に合ううちに、なにもしてくれなかったの…?」その真っ直ぐな問いが、あなたに向けられる日が必ず来ますよ、と大人に警告します。
不登校、子どもの精神疾患、自殺の増加、低年齢化。
この問題は、確実に深刻化しています。広がり、深くなり、加速しています。
「あなたはなぜ、まだ間に合ううちに、何もしてくれなかったの・・・?」
子どもたちに聞かれたら、私は「自分にできる事はすべてやった」と、そう言えるような大人でありたいと願います。
今は問題なく登校できている子どもたち。
これから小中高とすすむ未就学の子どもたち。
そして、これから生まれてくる子供たち。
まだ間に合うでしょうか。
この問題について、私では伝える事ができなくても、皆さんなら伝えられる方がいらっしゃると思います。本プロジェクトについて、引き続き応援、そしてご支援拡散のご協力を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(この活動は、目標額に達しなくても、予算に合わせて実行していきます。)