2017/10/08 09:05

ロメオパラディッソのペイです。
旗揚げ公演から参加して早くも四年が経ちました。


自分は岩手県出身で、大学進学を機に福島市へ来ました。
大学時代はダンスと仲間に恵まれ、先輩の勧誘をきっかけに就職活動を一旦ストップして卒業してからも福島に居残りました。

なぜ福島に残ったのか…大学で活動していた20年以上の歴史を持つサークルのD.foolという団体でたくさんのことを学びその団体を育てたのは福島という土地だったから。そのお世話になった土地に恩返しがしたいというのが一番の理由でした。

そこで今のロメオに出会いました。
何も分からない手探りから始まった旗揚げ公演

手応えを少し感じた2回目公演「八犬伝」

そしてここで、自分を大きく変えたのはロメオの団体で経営していた「つどうつながるLOMEO場AR」というバーで働かせてもらい、その店を途中から自分の一国の城にさせてもらえたこと。

自分はそこからあまり稽古に行くことが出来なくなり、キャストともなかなか会えなかったので迷惑もかけたり、寂しい気持ちも痛感しました。その複雑な気持ちで迎えてしまった3回目公演「ねむれ銀河」

けれどもここまで来るにあたって、稽古には出れなかったものの、お店を通じてお客さん同士の地元愛、福島に越して来た人へ福島の良さ、楽しさを伝えて来れたという自信はあります。それが自分なりのロメオの示し方だと…
自分は接客を通じてそう感じさせてもらえる人に出会えたことが唯一の支えでした。
しかし今回のロメオパラディッソ4回目の公演を終えたら自分は岩手へ実家の家業を継ぐために帰郷します。愛してやまなかった店もそれにより先輩へ引き継ぐことなり、自分自身をもう一度見直しました。なんもない自分にいま何が出来るのか。

これまで福島に残った理由はロメオがあったから、支え続けてくれた人、仲間に出会えたバーで働けたのもロメオがあったから。全てはロメオでした。
そのことを当たり前に過ぎていく日常で忘れていた自分。
トモキが前回の記事で書いている空白の一年。その間にとても大事な何かを忘れていたことに気が付きました。


カッコ悪くたっていい、でも出来ることはきっとあるからその最後の舞台で仲間達と共にもがいてみたいと思います。どうぞロメオにご支援、いや応援の一言でも構いません、よろしくお願い致します。

■ロメオパラディッソ第4回本公演【WARAJI BOYS〜オレたちの一番熱い夏〜】

作・演出:夢麻呂『熱ら。』

開催日時:2017年12月2日(土) 1回目公演/14:00~ 2回目公演/18:00~

          12月3日(日) 3回目公演/13:00~

会場:福島県教育会館 大ホール

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