東日本大震災の震源地周辺ほど悲惨ではなかったけど、龍ヶ崎でも大きな被害がありました。近くのかばん屋さんのご主人が崩れた壁の下敷きになって亡くなられたり・・
鍵林は、何とか大きな被害を逃れ、幸い一晩停電しただけで翌日には仕事ができました。
数日後の夕方、若い奥さんがお店にお煎餅を買いに来られました。「大変な地震でしたねえ・・お宅は大丈夫でしたか?」と、よもやま話のつもりで話をした途端、その方はどっと涙を溢れさせて、「うちは、傾いちゃって・・もう住めないかも・・」
うちのすぐ近くにお住まいなのに、ちょうど住宅の下を断層が通っていたらしく、大揺れになり全体が傾いてしまったとか・・お気の毒でかける言葉もなかったけど、私も夢中でお慰めの言葉を言ったらしい・・何を言ったのやら・・
大分しばらくしてその奥さんが夜またお煎餅を買いに来られました。
「あの時、私の話を聞いてくださって、とても元気になりました(何を言った?)あれから家も新しく建てて引っ越しました。」「まあ、よかった、良かったですね!」「はい!」私も自分のことのように嬉しい。
「これ、畑で作ったトマトですけど食べてください」真っ赤なトマトを頂いた。
今ではお顔も忘れてしまったけど、能天気オババのお喋りが気分を変えるのに少しでも役にたったのかなあ(^^♪
かばん屋さんも立派に建て替えられて、しっかりした息子さんが跡を継がれて商いも繁盛中。
空地の雑草の黄色い花。雑草だけど綺麗に咲いている。私たちもこの花のように強く生きなくちゃ・・コロナ禍に遭っても、災害に遭っても、どんな形でももう一度やり直せば良い。
この黄色い雑草の花のように、青空にバンザイを叫んでいるみたいに、元気に強く生きていきたいね(^O^)/
今日も変わらぬご支援本当にありがとうございました<m(__)m>目下のところ、お名前やご住所、リターンの品など公開終わりの日まで、わかりませんので、おひとり、おひとりへの感謝ができませんが、心より御礼申し上げます♡