鍵林で売っている製品は、ほとんど私が嫁いできてからできたものです。昔から残っているのは河童風味くらいでしょうか?嫁いで50年以上にもなるとその製品が生まれ、名前を付け、包装と言う服を着せ、世の中に出すのだから、鍵林の製品は我が子と同じ、可愛いものです(^O^)
このふんわりせんは当時勤めていた運転手さんのアイデアです。ちいさな薄焼き煎餅でしかなかった生地を「揚げてみたらどうだろうか!」と提案してくれたのです。
早速製造担当が試しに揚げてみると。意外にも軽くて美味しい!(^^)!この生地にはお米と青海苔しか使ってないのでふんわり大きく(元の3倍にはなります)揚げるのはすごく難しいのです。(秘密の技術があるのですよ(^^♪)
もち米生地ではなくうるち米の生地ですから食感が軽く、無添加ですから、赤ちゃんが食べてもOK、柔らかいからお年寄りにも最適。揚げ油は関西から取り寄せた「こめ油」ですから、オメガ系脂肪酸のオレイン酸・リノール酸、γ-オリザノールなどが多く含まれていて、健康にとても良いのです(揚げ餅も同じ油)
ただ酸化しやすいのが難点で、暑い夏などは日光を浴びる場所などで販売はお控え頂いています。
「ふんわりせん」と言う名前は私が付けました。ほんとにふんわりしてるでしょ?のちに「ふんわりせんエビ唐辛子」と言うちょっと甘辛の兄弟もつくりました。
ところが菓子業界は、真似し真似されの世界。しばらく独走状態だったふんわりせんを真似した商品もたくさん出てきました。商標登録も取ってあっても、堂々と同じ名前(@_@)
でも我が子ふんわりせんは負けていません。よそではうちの商品のようにふんわり膨らまず生地にに砂糖を入れたりいろいろ工夫していますが、味が違います(^O^)/
ふんわりしているために割れやすくて遠方への配達はほとんどお断りしているから近くでしか手に入りません。
可愛い我が子の「ふんわりせん」、これからもどうぞよろしく_(._.)_ほかの子供の話はまたいつかね(^^♪
今日も温かいご支援をいただきまして本当にありがとうございました <m(__)m>まだ歯が痛いけど、明日も頑張りますね(^^)/