お久しぶりです。
皆さんに応援して頂いているのに
前向きな話が出来ないので今回は報告というより独り言です。
相変わらず希望の光が差しては消え差しては消えの毎日です。
工場建設は
今設計段階です。
一からの工場建設は
私から見ていてもとても大変な事です。
早く皆様には良い報告がしたい気持ちです。
熱海市では私達被災者を置き去りのまま復興委員会が立ち上がりました。
熱海市は地区の偉い人達、被災していない人でも組合会長や町内会長などと話をしますが
被災者一人一人の意見は余り尊重していないように感じます。
父が熱海市が作った復興委員会に参加したいと志願しましたが断られました。
今、私達のような長期避難世帯の人達の意見を聞いてもらう所がありません。
その為、父は最近長期避難者世帯の
団体を作り復興委員会の議事録に少数派の意見を残す事を目標に活動しています。
工場がないまま利益を度外視で仕事をつなぎ
工場建設の準備を進め、大変な時になぜ40名以上の団体を作らなければ
私達の意見を聞いてくれないのでしょうか?
長期避難者の一人一人の意見を聞く父を見ていると倒れないか身体が心配です。
父は53歳で被災者の平均年齢を考えてると自分は若く動くのは自分の役割と言っていました。
とにかく無理はしないで欲しい。
熱海伊豆山の復興とは
何か。
長期避難世帯で伊豆山を離れた人が
ライフラインを直してもらい、
家に戻れる人から戻ってもらい、
各自で家を直し、
未来を描いてもらう。
被災者全員一緒には無理でも
帰れる人から順に。
今まで幸せだった元の生活は無理だとしても少しでも前向きな人生を歩んで欲しい思いです。
私も1日でも早く家に帰りたい思いで毎日過ごしています。
先日
熱海市の許可を得て一時帰宅出来た時
家の畑の桜が満開に咲いていました。
毎年咲く桜です。
いつもは何気なく見てましたが
今年はより愛おしく
感じられました。
必ず帰ってくるから待っていてねって思わず独り言を言ってしまいました。
↓畑の桜
測量や土地の買収などで
工事が始まるのは
7月以降の予定だそうです。