2012/10/26 08:46
仕事×遊び×カタルタの実験的なイベント「カタルタラボ #02」を、10/24(水)夜に開催しました。場所はコワーキングスペース301(鹿児島市)。
今回のカタルタラボ では、カタルタを小道具として「演じる」ことで、仕事×遊びの掛け合わせを試みました。
題して「合コンごっこ 〜カタルタを角丸にするカンタンなお仕事です編」。
“軽作業パーティー”は、次のような設定で行いました。
「カタルタストアでたまたま出くわした男達。そこで働く女達。男が女を残業から救おうとする物語」
架空の自己紹介に始まり、即興で場が展開していきます。参加者のみなさんは、ノリのよい方が多かった印象。会話が進むにつれ、次第に設定が広がりを持ちはじめます。
虚構の職場「カタルタ工場」では、ぺちゃくちゃとにぎやかに時間が過ぎていきました。
その様子をイラストレーターの江夏潤一氏が観察し、さらなる空想を織り込むことによって、ユーモア漂うストーリーに練り上げ、即興のZINE制作。
参加者のみなさんの感想をいくつかご紹介します。
・昨夜は話題の「カタルタ」初体験。期待通りの面白さでした!
・適度な緊張感とゆるさで、楽しかったです。
・今夜は来るべきでしたよ!ご参加のみなさま、かなりの役者ぞろいで…(笑)
・カタルタの角丸軽作業パーティー、何気ない会話から生まれた壮大なストーリーに感動!!
2次会では、様々なテーマに話が及びました。
仕事感や幸福論、善悪の境界線、ブータンのGNH(国民総幸福量)等々。
個人的には、仕事の“分解と組合せ”と“頻度と楽しさの関係”について、今後いろいろな試みを通して探っていきたいと思いました。
同様のイベント開催については、次のようなご意見をいただきました。
・またやるなら、演技で盛り上げる“刺客”が必要かも。
・軽作業パーティーをカタルタでやることにはどんな意味があったのか。
1つ目については、まったく同意です。今回はノリのよい方々に救われたのかもしれません。
2つ目については、「カタルタを角丸にするカンタンなお仕事です」と言いたかったというのがまずあります。軽作業をしてもらうのに対する対価としてカタルタとの交換だけでは、パーティーになりません。仲間同士の集まりなら、それでも楽しいのでしょうが、今回はそうではなかった。そのような場合、くだらなさは1つのポイントだと思います。
もう1つ理由があって、カタルタは強制即興ツールでもあるため、即興の演技とよく合うということです。イベントに来て演技を求められる体験自体が非日常ですが、場面を即興で作り上げていくと、非日常感はさらに高まる。そうすると思考が活発になり、経験は印象的に記憶に残るでしょう。
その際準備することは、設定を決めておくことと、話し出しの台詞をいくつか用意すること。後はカタルタに書かれたリンクワードが、演じることのハードルを下げる役目を果たします。展開はカタルタが決めてくれるからです。参加者の集中力が話を紡ぐほうに向けられるため、その後の演技に対する照れも薄まる印象です。
新作カタルタは元々が角丸なので、「角丸作業」を作るために、わざわざ角丸じゃないカタルタを用意しました。これがまだ余っており(笑)、また頃合いを見て開催したいです。
非売品のカタルタ利用マニュアル制作でいえば、今回の活動に関して「役割」「即興」「プロット思考」あたりのキーワードで、これまでの使用例を踏まえたノウハウの導き出しを行いたいと考えています。
今回のカタルタラボ では、カタルタを小道具として「演じる」ことで、仕事×遊びの掛け合わせを試みました。
題して「合コンごっこ 〜カタルタを角丸にするカンタンなお仕事です編」。
“軽作業パーティー”は、次のような設定で行いました。
「カタルタストアでたまたま出くわした男達。そこで働く女達。男が女を残業から救おうとする物語」
架空の自己紹介に始まり、即興で場が展開していきます。参加者のみなさんは、ノリのよい方が多かった印象。会話が進むにつれ、次第に設定が広がりを持ちはじめます。
虚構の職場「カタルタ工場」では、ぺちゃくちゃとにぎやかに時間が過ぎていきました。
その様子をイラストレーターの江夏潤一氏が観察し、さらなる空想を織り込むことによって、ユーモア漂うストーリーに練り上げ、即興のZINE制作。
参加者のみなさんの感想をいくつかご紹介します。
・昨夜は話題の「カタルタ」初体験。期待通りの面白さでした!
・適度な緊張感とゆるさで、楽しかったです。
・今夜は来るべきでしたよ!ご参加のみなさま、かなりの役者ぞろいで…(笑)
・カタルタの角丸軽作業パーティー、何気ない会話から生まれた壮大なストーリーに感動!!
2次会では、様々なテーマに話が及びました。
仕事感や幸福論、善悪の境界線、ブータンのGNH(国民総幸福量)等々。
個人的には、仕事の“分解と組合せ”と“頻度と楽しさの関係”について、今後いろいろな試みを通して探っていきたいと思いました。
同様のイベント開催については、次のようなご意見をいただきました。
・またやるなら、演技で盛り上げる“刺客”が必要かも。
・軽作業パーティーをカタルタでやることにはどんな意味があったのか。
1つ目については、まったく同意です。今回はノリのよい方々に救われたのかもしれません。
2つ目については、「カタルタを角丸にするカンタンなお仕事です」と言いたかったというのがまずあります。軽作業をしてもらうのに対する対価としてカタルタとの交換だけでは、パーティーになりません。仲間同士の集まりなら、それでも楽しいのでしょうが、今回はそうではなかった。そのような場合、くだらなさは1つのポイントだと思います。
もう1つ理由があって、カタルタは強制即興ツールでもあるため、即興の演技とよく合うということです。イベントに来て演技を求められる体験自体が非日常ですが、場面を即興で作り上げていくと、非日常感はさらに高まる。そうすると思考が活発になり、経験は印象的に記憶に残るでしょう。
その際準備することは、設定を決めておくことと、話し出しの台詞をいくつか用意すること。後はカタルタに書かれたリンクワードが、演じることのハードルを下げる役目を果たします。展開はカタルタが決めてくれるからです。参加者の集中力が話を紡ぐほうに向けられるため、その後の演技に対する照れも薄まる印象です。
新作カタルタは元々が角丸なので、「角丸作業」を作るために、わざわざ角丸じゃないカタルタを用意しました。これがまだ余っており(笑)、また頃合いを見て開催したいです。
非売品のカタルタ利用マニュアル制作でいえば、今回の活動に関して「役割」「即興」「プロット思考」あたりのキーワードで、これまでの使用例を踏まえたノウハウの導き出しを行いたいと考えています。