2012/11/01 20:30
馬頭夫妻にカタルタを使って遊んでもらいました。
10枚のカードを伏せて、代わりばんこにカタルタをめくってストーリーをつないでいくオーソドックススタイル。
最初の一文は、「むかーしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいました」です。
どうにでも広がるけれども、登場人物が決まっていて話しやすい。いい文例だなあと思います。
馬頭夫妻は、何度となくこの一文でプレイしているそうです。同じ一文で何度紡いでもカードの出方によってストーリーが変わるところが、カタルタの楽しいところでもあります。
本を読むときに、私たちは大なり小なり想像力でストーリーを補っています。それを思えば、カタルタはカードであるのと同時に、“何度も読める本”である、ともいえるのかもしれません。
カタルタのワークショップでは、話し始めにベタな一文をよく使います。みんなが語りやすくて、“あるある”が共有できたほうがすっと物語作りに入っていけるからです。
例をいくつか紹介します。
・「お嬢さん、お逃げなさい」
・「隣りの庭には二羽ニワトリがいた」
・「我が輩は猫である」
・「冗談は顔だけにしろよ」
・「ウォーリーを見つけた」
・「いいかげんにしてください」
これらをカードに書きつけて、シャッフルし、お題決めを偶然にまかせるとエンターテイメント性が増すでしょう。
誰かと話したくなる一文を考えるのは、楽しい作業です。
誰と何を話すか。それを考えるところから楽しんでみてはいかがでしょうか。
馬頭夫妻のようにお気に入りの一文を見つけて、発見と刺激に満ちた対話をお楽しみください。
メドラボ・福元
10枚のカードを伏せて、代わりばんこにカタルタをめくってストーリーをつないでいくオーソドックススタイル。
最初の一文は、「むかーしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいました」です。
どうにでも広がるけれども、登場人物が決まっていて話しやすい。いい文例だなあと思います。
馬頭夫妻は、何度となくこの一文でプレイしているそうです。同じ一文で何度紡いでもカードの出方によってストーリーが変わるところが、カタルタの楽しいところでもあります。
本を読むときに、私たちは大なり小なり想像力でストーリーを補っています。それを思えば、カタルタはカードであるのと同時に、“何度も読める本”である、ともいえるのかもしれません。
カタルタのワークショップでは、話し始めにベタな一文をよく使います。みんなが語りやすくて、“あるある”が共有できたほうがすっと物語作りに入っていけるからです。
例をいくつか紹介します。
・「お嬢さん、お逃げなさい」
・「隣りの庭には二羽ニワトリがいた」
・「我が輩は猫である」
・「冗談は顔だけにしろよ」
・「ウォーリーを見つけた」
・「いいかげんにしてください」
これらをカードに書きつけて、シャッフルし、お題決めを偶然にまかせるとエンターテイメント性が増すでしょう。
誰かと話したくなる一文を考えるのは、楽しい作業です。
誰と何を話すか。それを考えるところから楽しんでみてはいかがでしょうか。
馬頭夫妻のようにお気に入りの一文を見つけて、発見と刺激に満ちた対話をお楽しみください。
メドラボ・福元