こんにちは。elaboを20代の仲間と運営しております年長者の柳澤です。今日は衆議院議員総選挙、投開票日ということで、夜には明らかになる結果への期待と共にこの活動報告を書いております。
今週は選挙に向け、通常よりもたくさんの記事を掲載しました。大きなシリーズ企画は二つ。一つは若者のための政策を重視する候補者の方々へのインタビュー(*昨日をもって記事としては公開を終了いたしました)、二つ目は、elabo のメンバーが今回の選挙での経験を報告するエッセイで、5人のメンバーがそれぞれ投票の風景や個々人の考えを執筆してくれました。
https://www.elabo-mag.com/article/2021-nian-si-no-xuan-ju-gui-sheng-siteqi-ri-qian-tou-piao-simasita
https://www.elabo-mag.com/article/20211026-01
https://www.elabo-mag.com/article/20211026-02
https://www.elabo-mag.com/article/20211029-01
https://www.elabo-mag.com/article/20211030-02
前者は未来世代のためのメディアとして、継続し、来月以降も、今回お時間が取れないとのことで取材できなかった自由民主党ほか、様々な党派の政治家の方々の考えを伺っていきたいと思っております。また、すでに行われたインタビューにも、選挙後に公開するべき内容として最初の掲載には含めなかった部分がございますので、こちらもなるべく早く公開させていただこうと考えております。
選挙エッセイについては、私たちelaboのメンバーには「選挙に行こう!!」「I Voted!」と屈託なく主張するというよりは、周囲との温度差に困惑し、どうしようかと葛藤しているタイプも多いものですから、そのありのままをお伝えすることで、同様に様々な状況のなかで自分で考えながら活路を見出そうとしている方々へのメッセージ、お互いの励ましになればと思い、掲載いたしました。
私たちelaboは、「現在の社会を良い方向に変えたい」という熱意のみで一致した、様々な違いを持った人間の集まりです。私自身も含め、多くのメンバーが、多様性を許容する優しい社会を目指すと言う意味ではリベラルな志向を持ちつつも、同時に日本に元々ある因習的、伝統的な価値観を身をもって知っているため、単に従来の価値基準を全否定するだけでは足りないのではないかとも思っています。加えて、伝統的価値観の許容度合いも個々のメンバーでまた相当異なっており、結果、支持政党も一致していません。こうしたメンバー構成だからこそ、混沌とした状況をなるべく見えやすい形で整理し、議論の場を作るのがelaboというメディアの役割だと考えておりますので、今回の選挙関連の企画も、読んでいただく方々が考えること、議論することの一助になればと願っております。
最初は大学での身近な者同士の会話で始まった私たちの活動も、様々なメンバーが加わってくれたおかげで、すでに一大学の範囲を超えて広がっています。自分たち自身も含め、人も社会も議論、学習することで、良い方向に向けて変わりうるのだと信じ、引き続き発信を続けてまいります。ご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。