2017/11/13 20:59
写真の陶器は焼き直し実験中の陶器です。まだ成功とは言えません。さらなる焼き直しが必要です。
所々に見える赤い模様。この模様を見たのは、これまで数十回と窯焚きを行ってきた私でも初めてでした。
なぜこのような模様が生まれたのか。
この陶器の焼き直しの燃料には桜の木と炭を使用しました。
桜の木・・・。
桜の木を使った理由はこの陶器を寄付してくださった方のお母さんが好きだったという理由からです。そのお母さんが好きだった桜の木を燃料にすることで、好きという「思い」を子からお母さんへの「想い」へ変化させ陶器を伝えることができると考えました。
思いを想いに変え、想いを可視化できるのも移動可能な陶芸窯の魅力の一つです。
KURA COCOLONOオーナー
竹鼻良文