熱海市土砂災害に関心をお寄せいただき、ご支援いただきありがとうございます。今回は絵本寄贈プロジェクトについてご報告いたします。
伊豆山地区の子ども達も夏休み真っただ中。いつも楽しみにしていた移動図書館は交通規制のため休止、いつ避難所へ戻るか分からないので図書館の本も返却し、絵本が大好きな子ども達のためになんとかしてあげたい、という住民の方々の要望をお聞きしました。
そこで絵本を手配し、地元公民館での貸し出しを支援することに。
第1回目の寄贈は、私たちの災害支援拠点(福島県南相馬市)からの発送です。
東日本大震災において被災経験のある絵本専門士 佐藤さんに30冊を選んでいただきました。
「絵本はその親しみやすさから、大人には幼い頃の記憶を甦らせ、温かな気持ちを思い起こさせます。そして身近な大人が読み聞かせを行うことで、子どもたちは愛情を肌で感じ、同時に想像力をかきたてられるのです。
災害によってこれまで築いてきた日常を失った親子には今、そんなホッと一息できるような、心癒される時間が必要です。
そのかけがえのない時間を、ぜひ絵本を通して届けたいと思いました。」
このような佐藤さんの想いとともに、今日、熱海市伊豆山地区に絵本が届きます。被災地の子ども達にまた一つ笑顔が増えるように、その笑顔が地域の力となるように願いつつ、支援を続けてまいります。
▼絵本寄贈支援の詳細はこちらをご覧ください
WEB記事:親子に笑顔届ける絵本寄贈プロジェクト開始!