13日、『縁側アロハ』の公開ゲネプロを行いました。
太田市民会館のスタジオでの初めての演劇公演。しかも、新作上演。スタジオ内に組まれたセットにホールスタッフからも感嘆の声が漏れます。手掛けてくれたのはCMや映画の美術を数多く担当する大窪憲一氏率いる株式会社ゼファーさん。
こうなると舞台監督にもスイッチが入り、細かく照明や音響のプランが積み上げられます。担当するのは田島隆史氏率いるステージサービス群馬の皆さん。
キャストも自分たちが積み上げてきたイメージを舞台の上で開放していきます。
SNS限定で選ばれた10数名のお客様に入っていただき、感染対策や誘導について細かくチェック。
本番に向けて準備も万端です。
「この初演観たって事が将来自慢できる作品になりましたね。」キャストの一人である大竹直(青年団)が言いました。作・演出の加藤は26年前に青年団の『東京ノート』(作・演出:平田オリザ)初演を観ています。そして、いまでも、その経験を大切にしています。そんな作品になったらとても嬉しい。そして、これを観てくださった方が、また新しい作品を生み出してくれたら、とても嬉しく思います。
終演後は、スタッフ総出で客席からドアノブからアルコール消毒しました。感染対策をしっかりして、劇場でお客様をお迎えします。
写真:中島沙織