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海の京都 丹後で食に関わる人、自然、風土に学ぶ-食の学校-を作りたい!

海の京都 丹後で、地域の食資源に学ぶ、食の学校「Food Campus Tango」を開校します!教室は、丹後の海、山、畑などの多様なフィールド。先生は、生産者さんや料理人さん等の食のプロフェッショナルの方々。地域の食資源を活かした商品開発を一から考え、実践するプログラムを提供します!

現在の支援総額

684,000

136%

目標金額は500,000円

支援者数

68

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/09/17に募集を開始し、 68人の支援により 684,000円の資金を集め、 2021/10/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

684,000

136%達成

終了

目標金額500,000

支援者数68

このプロジェクトは、2021/09/17に募集を開始し、 68人の支援により 684,000円の資金を集め、 2021/10/31に募集を終了しました

海の京都 丹後で、地域の食資源に学ぶ、食の学校「Food Campus Tango」を開校します!教室は、丹後の海、山、畑などの多様なフィールド。先生は、生産者さんや料理人さん等の食のプロフェッショナルの方々。地域の食資源を活かした商品開発を一から考え、実践するプログラムを提供します!

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こんにちは。丹後バルの杉本です。

先日、梅本農場さんを訪ねるツアー「大自然とつながるオーガニックおやさい収穫祭(全3回)」を開催しました。笑顔と学びがあふれるツアーとなりましたので、当日の様子をこちらで少しご紹介させていただきます。

梅本さんは現在クラウドファンディング中のFOOD CAMPUS TANGOの講師もお願いしている野菜農家さん。「オーガニックスタンダード」という言葉を掲げ、安全で美味しい野菜づくりを土づくりからされています。


2回目となる今回のツアー内容はこちら。

・さつまいも掘り体験

・梅本農場の土のお話

・農場の野菜が盛り沢山のランチボックス


当日はお天気にも恵まれ、汗ばむ陽気になりました。

今回はさつまいも掘り体験があるということで、お子さん連れの方も多く、賑やかな雰囲気。

まずはさつまいも掘りをするため、最近作られたという梅本さんの新しい畑に出発です。


さつまいも掘り体験

畑に着くと、梅本さんが実際にさつまいもの掘り方を実演しながらお話をしてくれました。

どんな育ち方をするのか、どんな特徴を持つ品種なのか、さつまいもの名前の由来や畑にいる生き物のお話まで。。みなさん次第に梅本さんのお話に引き込まれていきます。

さつまいもに興味が湧いてきたところでいざ収穫体験。スコップで丁寧に土を掘り起こしながら、さつまいもを傷つけないようゆっくりと掘り出していきます。

さつまいもがツルごときれいに獲れると、大人も子どもも嬉しそう。

みなさん両手に抱え切れないほど収穫されていました。

是非帰ったらいろいろなさつまいも料理にチャレンジしてみてくださいね。


土づくりから始まる野菜づくり

ツアー後半は別の畑に移り、梅本さんの野菜作りの秘密「土づくり」のお話を聞いていきます。

こちらの畑は土づくりの現場に行く途中にあるニンジン畑。

梅本さんの畑ではニンジンは2本が1箇所に植えられています。その理由は「ニンジンに競争させるため」。近い場所に2本のニンジンがあることで互いに競争しあってよく育つそうです。

この時期は間引きのタイミングだったらしく、梅本さんから「2本のうち小さい方のニンジンを引き抜いてよかったら食べてみて」とのこと。畑には農薬を使っていないので、そのまま食べることができるんです。

せっかくなので参加者の方に混じり、私も1本ニンジンをいただきました。

甘い…!!

まだ十分に育っていないニンジンですが、味はしっかりしていました。これはやはり土に秘密があるのでしょうか?この後の土づくりのお話に期待が高まります。


しばらく歩くと、土づくりの現場に到着しました。

後ろには何やらたくさんの干し草のようなものが見えます。これは丹後地域にある川からもらってきた枯れ草なのだそう。こういった枯れ草や枯れ葉をもらってきて農場に置いておくことで土に帰っていく。それが梅本さんの土づくりなんです。


「是非匂いを嗅いでみて」と言われたので、みんなで土の匂いをかいでみることに。

なんというんでしょうか、お日様のような匂い?そんなことを思っていると、

「ね?いやな匂いしないでしょ?」と梅本さん。自然にあるものが土に帰っていく過程のものなのでそのような匂いになるのだそうです。

ちなみに下の写真で梅本さんが持っているのが1年経った枯れ草です。かなり土らしくなってきています。

そして3、4年たった土が下の写真。

その土は柔らかく、ほろほろと崩れるような感触。

梅本さんによると、この両手にある土の中には数万もの微生物が息づいているとのこと。その多様な微生物たちが土を野菜が育ちやすい状態にし、栄養を野菜に運ぶ働きもするのだそうです。

実際にその土のお話と、その土に触れてみて、梅本さんの野菜の美味しさの理由が少し分かったような気がしました。


梅本さんの大切にしたい世界

そして待ちに待ったランチ。気持ちの良いロケーションです。

ランチボックスは梅本さんの畑でとれた季節の野菜がふんだんに使われています。

先ほどの間引きされたニンジンが葉っぱまでサラダになっていたり、名物の野菜のキッシュが入っていたり、旬のイチジクが入っていたり。様々な野菜の味が楽しめ、ボリュームもあって大満足でした。

ランチの後は梅本さんからのお話。

こちらの絵は梅本さんが大切にしたい世界を表現して描いてもらったそうです。

畑で育てた野菜が家庭に届き、安心安全で笑顔のあふれる食卓になること。その野菜の育った畑は山と海とつながっていて、その関係性を忘れてはいけないこと。絵に描かれている龍や雷様は人間の力が及ばない自然の力を表現していて、そういったものも受け入れながら人は営みを続けていくということ。

日々、自然と向き合いながら農業をされている梅本さんだからこそ見えてきた世界観なのだなと思いました。

実際に今回のツアーでも土の力や土づくりの大切さというものを肌で感じることができました。その土は微生物たちの働きや、太陽の光や水といった自然の営みの産物。そんな自然の営みを生かしながら野菜を育てるという面白さ、その魅力が、梅本さんの畑に何度も通ってしまう理由なのかもしれません。

次回11月6日(土)のツアーでは山芋やごぼうを収穫予定(※天候や生育状況により変更の場合あり)です。是非皆さんのご参加お待ちしております!

第3回 大自然とつながるオーガニックおやさい収穫祭

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