既にご支援くださった方、サイトを訪れてくださった皆様、本当にありがとうございます。
『息子からの伝言』出版プロジェクト実行委員会の蒼沼です。
白鳥さんに関するメディアでの取り扱いが続いた影響か、ご支援くださる方が少しずつ増えて参りました。心から感謝しております。
9月11日(土)には、スポーツ・ニッポン紙でも白鳥さんの記事が掲載されました。
オンラインではまだ読めるようですので、興味がある方はぜひ、目を通していただければと思います。
さて、20年目の9・11が過ぎていきました。
今年は特に節目ということもあり、数日前から新聞、テレビ、インターネットでは9・11に関するニュースがたくさん取り扱われました。
SNSを見ていても、かなりの方が20年前のあの日について関心を寄せてくださったようです。
東日本大震災同様、米国同時多発テロは「9・11」という日付自体が事件の象徴として、強い意味を持っています。
そのこと自体に良し悪しはないのですが、日付の印象が強すぎるがゆえに、例年、過ぎてしまうと極端にメディアの関心が薄れてしまいます(仕方のないことではありますが……)。
9月11日という日付を忘れないことはもちろん大切。
ただ、とらわれすぎてしまっても、本質を見失ってしまう気がします。
前述したスポーツ・ニッポンの記事の中で、白鳥さんは今年、新型コロナの影響等でニューヨークでの9・11追悼式への参列が叶わなかったことについて、次のようにおっしゃっています。
「現地に行きたかったが、今は難しい。でも、9月じゃなくたっていいんだよ、思いがあることが大事なんだから」
そう、「日付」ではなく、まさに「思い」こそが大切。
9・11の日付にとらわれすぎることなく、たくさんの「思い」がつまったこの本を、多くの方にお届けできたらと思います。
20年目の「9・12」、気持ちを新たにしております。