既にご支援くださった方々、サイトを訪れてくださった皆様、本当にありがとうございます。『息子からの伝言』出版プロジェクト実行委員会の蒼沼です。本日、無事、最終日を迎えました !皆様よりご支援、そして温かいメッセージを頂き、心から感謝しております。ひとりでも多くの方に白鳥さんや本のことを知って頂ければ……との思いから始めたことを考えると、個人的には十分目標を果たせた気がしています。とはいえ、目標金額に届かなかったのも事実。プロジェクトの周知の仕方やリターンの設定等、今回の反省と経験を活かして、また次につなげていこうと思います。今後は引き続き、多くの方に本を届けていくことが目標です。いずれは英訳版を出版することも思い描いておりますが、まだわからないことが多いので、ひとつひとつ足元を固めつつ、前に進めて参ります。白鳥さんの活動については、出版元の健灯商會のHP(準備中)やTwitter等で引き続き発信していく予定です。リターンも準備中ですので、ご支援くださった方は今しばらくお待ちくださいませ。最後になりますが、こうした思いをつなぐ場を提供してくださったCAMPFIREの運営事務局の方にもお礼申し上げます。色々とサポートいただき、とても助かりました。募集期間は本日までですが、明日からがまた新たなスタートです。皆様、本当にありがとうございました!
既にご支援くださった方々、サイトを訪れてくださった皆様、本当にありがとうございます。『息子からの伝言』出版プロジェクト実行委員会の蒼沼です。クラウドファンディング終了まで、あと1日となりました!本日は『息子からの伝言 20年目の9・11 心の旅路』について、改めてご紹介いたします。本書は9・11テロ事件をきっかけに、アフガニスタンと深く関わるようになった白鳥晴弘さんの手記です。白鳥さんの心情と行動が、ほぼ時系列に沿ってわかりやすく綴られています。テロが起きたあの日、白鳥さんはどこで何をされていたのか。事件発生後、遺族のもとにはどんな情報がもたらされ、日本政府はどう動いたのか。渡米後に見た遺品の数々、数か月後の遺骨の引き渡し、一年後に再訪したニューヨークで起きたこと。アフガニスタン訪問を決めるまでの心の推移や、実際に現地を見て、様々な立場の人たちと交流する中で感じたこと。アメリカのホテルで開かれた小泉総理大臣(当時)と遺族との会合、黒川紀章さんとの思い出、焼き鳥のお店を始めた知られざるエピソード……すべてが心に残る話ばかりです。20年に渡る白鳥さんの想いと活動の記録を、ぜひお読みいただければと思います。さらに、本書には白鳥晴弘さんのほかに、もう一人主人公がいます。事件で命を落とされた、白鳥敦さんです。事件当時、世界貿易センターで働いていた日本人は皆、エリートと呼ぶにふさわしい極めて優秀な人たちばかりでした。しかし、敦さんは学生時代、いわゆる品行方正な優等生ではありませんでした。矢沢永吉が好きで、高校時代は仲間とバイクを乗り回し、万引きで捕まり、タバコをふかしては教師を怒らせ、「俺はビッグになる」と口にし、(事情はあるにせよ)校長先生を殴ろうとするなど、一見、よくいるやんちゃな青年でした。ただ、敦さんが違ったのは、自らの言葉に行動が伴っていたこと。最初に入学した高校を退学になったあと、敦さんは改めて別の高校に入りなおし、卒業後は単身でアメリカに渡ります。そして、他の学生が目をみはる猛勉強の末、現地の大学を優秀な成績で卒業。生駒の目を抜くようなアメリカの金融社会で、着実にキャリアアップを果たしていきます。全米トップの証券会社、キャンター・フィッツジェラルド社に勤務していた当時の年収は1億円を超え、「ビッグになる」という言葉を見事に実現した敦さん。しかし、決して仕事だけを優先するタイプではなく、遊びが好きで、仲間や同僚、上司から慕われていたこと、そして、弱者への優しいまなざしを物語るエピソードがいくつも残っています。度胸が良く、行動力があり、仲間を思う優しさに溢れた敦さんの生き方は、あまりにも鮮烈でまぶしく、この本の大きな魅力になっています。正直なところ、面識のない私が敦さんを語ることは後ろめたい思いもあるのですが、プロジェクトの途中で課題にぶつかったとき、しばしば「敦さんに相談したらなんて言うだろう」と想像しました。無理だとはわかっていながらも、一度でいいからお会いしたかったな、と強く思います。もうひとつ、この本の魅力を挙げるとすれば、それはデザインです。装丁については、伊坂幸太郎さんや重松清さんの作品も手掛けているブックウォールさんが引き受けてくださっています。ダメもとでお願いしたところ、非常に親切に対応してくださり、温かみのある素晴らしいデザインに仕上げてくださいました(本当にありがとうございました!)。校閲をお願いした鷗来堂さん、印刷を引き受けてくださった光邦さんの担当の方にも大変お世話になりました。一緒にお仕事ができて楽しかったです。『息子からの伝言 20年目の9・11 心の旅路』は、白鳥晴弘さんの想いはもちろん、たくさんの方のサポートと、たくさんの方の熱意からできています。これから世に出る10代の皆さんにも、白鳥さんと同世代の人生の先輩たちにも、きっと心に響くものがあるはずです。ぜひ、この本が多くの方の手元に届きますように。長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
既にご支援くださった方々、サイトを訪れてくださった皆様、本当にありがとうございます。『息子からの伝言』出版プロジェクト実行委員会の蒼沼です。本日の東京は久々に秋らしいさわやかな一日になりました。そんななか、今後の展開等について、白鳥さんと打ち合わせをしてきました。白鳥さんの明るい声を聞いていると、いつの間にかこちらも元気になるので、打ち合わせは毎回楽しみな時間です。お店のこと、コロナのこと、リターンの準備、メディア報道後の反響、今後の見通し等々、様々なお話をするなかで今日、一番印象に残った話題は、やはりアフガニスタンの現状について。「今、アフガニスタンのことで一番気になっていることは何ですか?」と白鳥さんに尋ねると、すぐに「子どもたちのこと」との答えが返ってきました。「子どもたちに、大きくなったら何になりたい? って聞いたら、看護師になりたいとか、先生になりたいとか、みんないろんな夢を言ったあと、最後はお父さんとお母さんを助けてあげたいっていうんです。その言葉がね、心にずっと残ってるんですよ」現在のアフガニスタンの混乱については、白鳥さんも独自に情報を集めておられるようですが、正確な状況はなかなか掴めないようです。そんな中で、今、何ができるのか。水面下では色々と大きなお話も動き始めているとのことで(こちらでお伝え出来ないのが残念ですが……)、クラウドファンディング終了後、私たちもどういった形で連携していけるか、いっしょに考えていくつもりです。打ち合わせの最後には、リターンのサイン本も見せていただきました!シンプルながらも美しい書体で、本当に素敵なサインです。リターンにつきましては、なるべく早くお届けできるよう進めて参りますので、ご支援くださった皆様、どうか楽しみにお待ちください!あと2日、何卒よろしくお願いいたします!
既にご支援くださった方、サイトを訪れてくださった皆様、本当にありがとうございます。『息子からの伝言』出版プロジェクト実行委員会の蒼沼です。おかげ様で本の反響が少しずつ広まってきました。まだまだ店頭で購入できるお店は少ないのですが、ジュンク堂書店 池袋本店様が一度に10冊入荷してくださる等、支援してくださる書店様も現れています(お近くの方、ぜひ、店頭へ!)。また、先日お伝えしたスポーツ・ニッポン紙で掲載された白鳥さんの記事は、9月12日(日)の日本経済新聞朝刊にも掲載されていました。元は共同通信社からの配信記事ですので、他の地方誌にも掲載されているかもしれません。もし、東京都外にお住まいの方で記事を確認された方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただければ幸いです。クラウドファンディング終了まで、あと4日。多くの方に本をお届けできますよう、引き続き全力で取り組んで参ります!
既にご支援くださった方、サイトを訪れてくださった皆様、本当にありがとうございます。『息子からの伝言』出版プロジェクト実行委員会の蒼沼です。白鳥さんに関するメディアでの取り扱いが続いた影響か、ご支援くださる方が少しずつ増えて参りました。心から感謝しております。9月11日(土)には、スポーツ・ニッポン紙でも白鳥さんの記事が掲載されました。オンラインではまだ読めるようですので、興味がある方はぜひ、目を通していただければと思います。さて、20年目の9・11が過ぎていきました。今年は特に節目ということもあり、数日前から新聞、テレビ、インターネットでは9・11に関するニュースがたくさん取り扱われました。SNSを見ていても、かなりの方が20年前のあの日について関心を寄せてくださったようです。東日本大震災同様、米国同時多発テロは「9・11」という日付自体が事件の象徴として、強い意味を持っています。そのこと自体に良し悪しはないのですが、日付の印象が強すぎるがゆえに、例年、過ぎてしまうと極端にメディアの関心が薄れてしまいます(仕方のないことではありますが……)。9月11日という日付を忘れないことはもちろん大切。ただ、とらわれすぎてしまっても、本質を見失ってしまう気がします。前述したスポーツ・ニッポンの記事の中で、白鳥さんは今年、新型コロナの影響等でニューヨークでの9・11追悼式への参列が叶わなかったことについて、次のようにおっしゃっています。「現地に行きたかったが、今は難しい。でも、9月じゃなくたっていいんだよ、思いがあることが大事なんだから」そう、「日付」ではなく、まさに「思い」こそが大切。9・11の日付にとらわれすぎることなく、たくさんの「思い」がつまったこの本を、多くの方にお届けできたらと思います。20年目の「9・12」、気持ちを新たにしております。