まいど!NPO法人Reジョブ大阪です。
たくさんの支援ありがとうございます。本日、リターンを4種追加しました。
その中に「ハンカチバッグ」があります。「スヌードスタイ」と同じfromaoooさんのものです。
昨年度の「まるっと文化祭」にも出演していただいた内田さんに、ブランドにかける思いなどを伺いました!
fromaoooブランド説明
fromaooo(フロマオ)は、障がいのある人たちが日常で心地よく利用できる生活用品を起点に、障がい者だけでなく広く世の中の人に使ってもらえる新しい価値を創造をするブランドです。
障がい者や介護者による当事者ならではの気づきや小さな違和感から、当事者が本音でデザイン・ものづくりをし、自分たちの本当のニーズに合ったものを作り出します。
障がい者の「あったらいいな」は、医療・介護・福祉などのまわりの人達をも巻き込みながら、新しいものづくりの流れを創造しています。それは、障がい者から提案・発信するアダプティブファッションの普及へと向かっています。
アダプティブファッションとは、肢体不自由者が使いやすいことを第一に考えてデザインされた服や小物など。肢体不自由者がこれまで我慢していた不自由さから解放され、尊厳が守られます。
現在の商品はすべて介護者の手作りです。作る人と使う人の思いをぐんと近づけて、介護者が輝く仕事の場も作り出しています。障がい者や介護者が特別ではない自然な生活を楽しみ、当たり前の幸せを感じることを目指しています。
fromaoooストーリー
「よだれかけに見えないものがあったらいいな」
fromaoooは嚥下障害(飲み込むことが難しい状態)のある娘を介護する母親が作ったブランドです。
娘の服がぬれるのを防いだり、口元を拭けるようスタイ(=よだれかけ)やタオルを首元に当てていましたが、それらが目立ってしまうことに疑問を感じていました。『自然でステキな服のように見えるスタイがあったらいいな』そんな想いが芽生えました。
そんな想いからスタイとチュニック(=上衣)をセットにし、重ね着のように見える「スタイチュニック」が誕生しました。スタイチュニックは特許を取り、手作りで製作、ネットショップや直接販売をしています。
「障がい者の視点からのものづくり」
背中がクロスしたデザインのチュニックは軽く引っ張るだけで首回りと袖ぐりが大きく開く構造で身体を締め付けず、ストレスフリーな着心地の上に、腕を動かしづらい方も楽に着脱できます。スタイは水分がこもってカビの生えやすい撥水生地をあえて使用せず、吸水しやすく乾きやすい綿など天然素材のしっかりした5層構造。スタイ部分だけを交換することもできます。
障がい者や介護者だけが気づく「違和感」をポジティブにとらえ、当事者たちが、意見やアイデアを出し試作・製品化をしています。障がい者の視点でデザインすることで必要な機能が際立ち、見た目も機能もどちらも高まり、自分らしくてカッコいいものが生まれます。それは同時に人の尊厳を守り、自信の持てる未来へとつながっていきます。
「障がい者や介護者が活躍できる社会へ」
障がい者や介護者の感覚が、自分のためにも人のためにも役に立ち、多くの人に心地よく使いやすいアダプティブファッションの可能性を広げます。当事者から提案・発信することで、作る人と使う人の思いがぐんと近づきます。さらに介護者にもスポットを当て、ともに当たり前の幸せを感じられることを目指して、社会で輝き活躍できるものづくりの現場を実現しています。
fromaoooの製品を身に着けた瞬間、パッと笑顔が広がります。ご本人もそのまわりにいる人も。この世界が変わるような瞬間をぜひ体験してください。
販売サイト
https://fromaooo.stores.jp
インスタグラム
@fromaooo
内田さんの想いが沢山つまったfromaoooのリターン、ぜひチェックしてみてくださいね。