今回のプロジェクトに参加するキッズをもう一人、ゆりのちゃんを紹介します。
ご家族にこのチャンレジへの想いをうかがいました!
家族の中でいつも大切にしている想いは?
父:言葉を話すことは難しいですが、日々の関わりの中でこの子なりに発信しようとしていること、伝えたいことなどを極力感じられるように意識しています。
母:当たり前ですが、この子も家族の一員で一緒に暮らしているので、家族で何かをする時に一緒に楽しめているか、参加できているか、といったことをよく考えます。
週末に家族でよくお出かけをしている印象がありますが、どちらかの提案で行くんですか?
父:片方の提案というよりも、もともと夫婦二人の時からよく外出をしていました。それは今も変わりないと思っていて、この子に医療的ケアが必要だから外出を控えようというより、これまで通りに今は3人で楽しんでいるという感覚です。行き先で何かあったら嫌だから、外出をしないでおこうっていう考えは僕ららしくないかな。
母:そうだね。どう楽しめるか、どうやったらできるかなって方法をいつも考えています。
今回の登山に対する意気込みはどうですか?
母:医療的ケア児が登山にチャレンジするということを何かすごいこと、特別なこととは捉えてなくて・・・単純に子どもが通っている施設のイベントに参加するという感覚です。
父:うん、そうだね。あとはただ登るだけじゃなく、登るための準備も楽しんでしたいですね。特に体力づくりをしっかりしたいです。 (一同笑)
登山の体験を通して、今後やりたいことはありますか?
母:登山に限らず、これからも色々な体験はさせてあげたいですね。
父:今まで以上にアウトドアを楽しむなど、積極的な外出は続けていきたいです。以前、キャンプに行った時は夕日が沈んでいく様子をずっと眺めている時間がありました。思えば、この子にとっては生まれて初めて見た光景だったなと。
母:うん、そうだね。ずっと家の中にいたら見られない光景だったね。
父:出かける先で見れるもの、感じるものってたくさんあると思うんです。今は近場で出かけることが多いですけど、今後は移動距離も伸ばしていきたいですね。五感が刺激されるような体験をたくさん積み重ねたいです。
母:そうですね。新型コロナウイルス感染症が落ち着いたら、日本全国いろいろな場所に行ってみたいです。