今日は熟成庫のチーズのお話をさせてください!返礼品の中には、工房内をご案内してチーズ作りの様子を見ていただけるプランがあります!今日は、そんな工房内の様子をチラッとお見せします!那須の森には3種類の熟成チーズがあります。6ヶ月熟成させたセミハード、看板商品の森のチーズクリーミーな白カビタイプのブリー・ド・那須鮮やかオレンジ・茶色にクセのある香りの那須ブラウン○森のチーズ最初は、塩水を含ませた不織布で丁寧に磨き、乾きと雑菌からチーズを守ります。1ヶ月もすると、内部を守る皮(リンド)が出来上がり、自然のカビや菌、酵母の力を借りながら、ゆっくり、じっくりと熟成させていきます。6ヶ月で森のチーズ、8ヶ月を超えると長熟になります。2ヶ月でチーズの味わいや食感も大きく変わってくるのです!森のチーズが熟成庫にならぶと、それはもうチーズの図書館のよう!○ブリー・ド・那須白カビのブリー・ド・那須は、3段階の温度変化を経て、ふわっと出来上がります。最初は冷たく、じっくりと待ち、次に温度を少し上げて、酵母が生えてきます。この酵母が生えることで、華やかな香りが出るのと、メインの白カビが生える手助けをしてくれます。下地のような役割です!そしてそしてメインの白カビ。この段階でさらに温度を上げるのですが、この時期が一番難しいのです。白カビが生えやすい温度帯ということは、当然他の雑カビも生えやすく、、、、このコントロールが職人の腕の見せ所です!綺麗に白カビが生えたブリー・ド・那須がこちら!○那須ブラウン那須ブラウンは表面の色が特徴ですよね!こちらはリネンス菌によるもので、納豆菌のようにペタし、伸びます。そして特有の香りを出します。このリネンス菌は塩分が大好物で、塩水で拭いていると、段々と増えてきます。那須ブラウンは雑菌の侵入を抑えながら、塩水で磨き(ウォッシュ)リネンス菌を生やすウォッシュタイプのチーズです!ブリー・ド・那須と同じく、一旦酵母を生やしてから、ウォッシュしていきます!○チーズコンテスト今回、これらの3種のチーズをチーズの全国大会であるALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト2021に出品しました。実は審査がちょうどこのクラウドファンディングを始めたタイミングと一緒で、その結果発表が、なんと明後日(11/9)!オンラインで発表されます!令和3年11月9日(火) 14時00分~14時50分 一次審査~最終審査のダイジェスト 14時50分~15時20分 結果発表・表彰式(リアルタイムで開催)工房スタッフ揃ってドキドキする日が続いております!