皆様、チャオです!
ボローニャに帰ってきて早1ヶ月。
勉強が信じられないほど忙しく、朝に夜に勉強しては、友達とも遊び回り、としていたら、突如肺の痛みに襲われ、救急病院や専門医に行くことになり(今は全く痛みもなく回復しました)、色々とハプニングが起こった1ヶ月でもありました。
しかし、勉強の内容も、ここでは書き切れなくらい心底面白く、第2学年最初の学期、振り返れば充実した日々でした。
そんな中、本プロジェクト「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」では、ご縁を頂き、ピエモンテ州を訪ねることができました。
今回のレポートでは、秋の美食の宝庫、ピエモンテ州の家庭料理の様子をお伝えします。
ピエモンテ州:Torino&Bennale
ボローニャからバスで5時間、トリノの街へやってきました。
お洒落でお茶目なマンマ・ロレーナに出迎えられ、4日間家族の中に入れてもらい、エレガントなトリノ料理、山の小さな集落では庶民料理を教えてもらいました。
Agnolotti del plin
ピエモンテ州の郷土パスタ。中にはローストした仔牛が入ったリッチな料理。
トリノで1番のマーケット
マンマ・ロレーナが30年通う店のマスターからは、ピエモンテのサラミとチーズについて沢山話し込んで教えてもらいました。
Fassona牛のタルタル
とにかくお肉が美味しい。生肉に、Grana di cuneoというチーズ、オリーブオイル、塩胡椒をあえたタルタル。生肉こんなに食べたのは人生初です。
そうそう、トリノでは、8月に訪れたヴァッレ・ダオスタ州のマンマにも再会することが出来ました。マンマ・ロレーナとは35年来の親友で、今回ぜひにとご紹介頂いたのです。Connected Dotsに感謝。
日曜日には山へ。
着いたのは10軒くらいしかない小さな山間の集落。
山の男たちは、キノコ狩りのエキスパート。
なんと!!生のポルチーニ!!
いかにも私が採ったみたいですが、違います。。笑
そんなにキノコ狩りの世界は甘くないのです涙
さて、この採れたてのポルチーニをあらゆる料理にしていきます。
美味しかったのはこちら。
見た目通り、インパナータという料理です。
山の食卓。
外は寒いのに、中は暖かい。
暖炉の火、人々の熱、温かい料理。
食卓には、秋の味覚が彩り、小麦の手に入らない庶民の工夫が詰まった料理の数々、この地域の独特なチーズとワインが並びました。
豊かさとは。
彼らは毎年、毎週末こんな風に過ごしているのだけど、私はこの豊かな山の時間に感動を隠し切れませんでした。
私からは、山の家でお茶を立てさせて頂きました。
というわけで、またボローニャに戻ってきました。
ではまた次回!Ciao!
※先日、友人の写真家に撮ってもらいました@ボローニャの回廊
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ではでは、チャオ!