こんにちは。
クラファン終了まで残り一週間と迫ったこのタイミングで改めて私キツネツキことオオギシトモヒロの自己紹介をしなければと思い立ちました。(なぜ最初にしないというのはごもっともすぎますね……)
わりと大きめのプロジェクトのはずなのに僕のことをしっかり知ってる人っていないんじゃないか?という結論に至りまして。(wikiにも載ってないレベルですし)
書かれてあるプロフィールもざっくりだしこいつどうやって生きてんだよって感想が出てくるとおもったんです。
なのでここは少し自分語りをしておかなければならないな!と勢いに任せて簡単ですが自己紹介をしていきます
いまさらですけども!
生い立ち
生まれも育ちも兵庫県は神戸になります。
お小遣いがなかったので小学校の頃は毎週ジャンプとサンデーとマガジンを立ち読みして、ズッコケ3人組を休み時間に読んでて週末になると洋画劇場を親と一緒に見てるようなそんな少年です。
漫画家になりたいと思うも、幼馴染の画力と自分の画力の差が歴然で諦め当時父親の影響で映画をよく観てたこともあり映像の道を進むことを決めます。(絵を描かなくても物語が紡げると軽い気持ちでしたねたぶん。絵を描くことはその後自分について回るとも知らず)
マトリックスとの出会いが映画を作りたいという初期衝動
映画マトリックスの公開タイミングでTVCMで流れていた予告編に度肝抜かれるも本編は見ないというヘマをするわたし。次作リローデッドのタイミングでTVで放映された洋画劇場で全編を見てあーーーーーー!ってなって映画めっちゃいいやんって思いました。自分を変えてくれた作品です。
そんでもって自分の中でのSF映画の始まりはたぶんタイムマシン。記憶の中に残ってる最初に1人で映画を観に行って印象に残っている作品。高校受験が終わったその後にもうどうにでもなれと神戸国際松竹に観にいき何か変わった気がします。
親父に連れられスターウォーズやらなんやらを見てきましたが自分で選んで観に行ったのはこれが最初ではないかな。(映画を見るためだったらお小遣いをもらえるという我が家のシステムだったのでそれ以前も色々観に行ってた気がしますが記憶に残ってないという…)
影響を受けた作品
マトリックスの他は
マイノリティリポート、007(ピアース・ブロスナン以後)、ミッションインポッシブル
アクションにSFが絡んでる映画が個人的には好みなんだろうなと思います。
B級アクション映画は大好物でジェットリー作品は欠かさず見てたり。あとはウィルスミスとブルースウィルス出演作品好き。
物語的にはヒーロー誕生ものが大層好きです。
マトリックスもアンダーソンがネオになる、ラストの流れが好きですきで。
marvel系作品も大型タイトルの一作目のヒーローになるって流れが好きで良く観ます。
特撮なんかも好きで仮面ライダー555から電王あたりがガッツリ世代で見てましたね。
(これは幼なじみに影響がつんよい)
漫画だと
エアギア(大暮維人作)
スプリガン・ D-LIVE(皆川亮二作)
CLAMP作品なんかも好きですね。
ここまで書くとガッツリサイバーでパンクするわけではなく、なにかSFガジェットを使って世界を変える系が好きなのかもしれないとふと思うのでした。
ここまで全くAKIRAやら攻殻機動隊やらが出てこないのはあれなんです。
大学の時に教養として見とかなきゃと見たのがきっかけで視聴しました。ガッツリハマるとは到底思わず。早く見とけばよかったと思いつつも大学時代に見たからこそ得れたものが大きいのでタイミングってあるんだなって思います。高校生であれを見ても多分なんの理解もできなかった笑
攻殻機動隊はその後何度も作業用BGVとして見ることになるのです。
実際大学時代に作ってたもの
と、ここまで書いておきながら映像を学べる大学に進み自主制作で作った作品は恋愛ものでした。
なんでだ!って思われるかもですが単純に自分が作れるものと作りたいものが乖離してしまっていたという。笑
ここに関しては大学時代に観たもの経験したものが大きかったんだと思います。
ウォンカーワイ監督作品『恋する惑星』に出会ったり、あとは『(500)日のサマー』とか。
あとは岩井俊二作品とか。
あとは脚本の授業で荒唐無稽な設定ではなくちゃんと地に足ついたもの作れってこっぴどく言われ続けたせいでもあるなとは思ってます。これでも真面目だったんですよ。
あ!あと内田ケンジ『運命じゃない人』と出会ったことで群像劇が好きになりさまざまな人が存在する世界観が好きになります(自作の写真集STAND A1_ONEとかそのイメージが強い)
大学時代にようやく人間を描いた作品を摂取するのです。
そんでもって卒業制作はFOXMANというヒーロー物を作ろうとしたんですが散々に失敗したのでいつかちゃんと作りたいと沸々と思い続けてる次第なのでした。
紆余曲折、優柔不断。
何が作りたいかわからないなって思ってたら大学を卒業しました。
ミュージックビデオの制作で活路を見出す
オオギシは脚本が書けないから書くなと言われ続けてたので卒業後は一旦そういった自主制作は諦め、ひょんなことで制作をしたミュージックに自分自身の活路を見出し映像の道を歩み出します。
動画制作の始まりからいままでをコンパクトにまとめてるので見てもらえたらわかってもらえるかと思うんですがいろんな空気感のものを作ってきました。
始めた当時は映像機材のコンパクト化がされ始めた時期で自分達でもプロ顔負けのものが作れるようになっていく時代でした。映像表現だけでよいミュージックビデオだったら自分でもその世界で通用する作れると思ったんです。
昔から構図と画面の色彩トーンなどにこだわることが多くミュージックビデオではそれを遺憾なく発揮できるので水を得た魚でした。
当時のミュージックビデオの主流がフィルムライクなものだったので色彩が淡いゆるふわなものを多く作ってました。日本映画的っていってたらいいのかな。岩井俊二監督作品が好きでそういったテイストのものを好んで作っていました。
でも私自身作りたいものはハリウッド的な質感のもので。頭の中に残り続けてるのはマトリックスのグリーン。アーティストサイドが求めるものとの違いに悩んだりしました。
自分がまた自主制作の映画を作るときはハリウッド映画的なトーンで作りたいなと思ってたので仕事として作ってるものとは別に自分で色感覚を養うために始めたのがinstagramでした。
今でこそネオンカラーが一般になりつつありますがその時はまだ全然みんな使ってなかったと思います。
活動の始まりについてはこちらでもふれてますんでぜひに。
https://camp-fire.jp/projects/483283/activities/324614
自分の色彩感について
目に見える色を忠実に記録として残すこととは別に自分なりの世界観で映像・写真に残したいという欲がありました。Instagramのフィルター機能がすごくあっていたんです。それが肥大化して自分で色を作るようになっていきました。
真実を写すと書く写真ではなく
光を写すフォトグラフ寄りの考え方なんだと自己分析しています。
各個人が視覚情報として得ている光はたぶん同じではないと思っています。
オオギシに見える世界はこれ。そう思っていただけると幸いです。
写真家の方にお前は写真じゃなくて映画の方が向いてる。って言われたのはそのせいかなって思います。世界観を作り込む写真作家の方が増えてきたのでその流れに乗れたらなんてフワッと考えてます。
長くなりそうなのでここで終わり
こうやって書いていったとき写真集の話なのに写真家の話が全く出ないあたりそれでええんかって感じですね。笑(笑えない)
生い立ち趣味嗜好の話を長々としてしまったので、お仕事の話や写真での実績の話はまた改めてまとめます!
知ってもらったら支援しやすくなるかな……
乞うご期待!